Wednesday, February 23, 2022

真面目にセーリング しました

 ちょっと冴えない曇り空だが,そこそこの風で遊べそうだと舫を解いた。
 ウインドベーンのセット中にジブに裏風が入り,はらんでしまった。西寄りの風だったので関空橋方向へ行くよりは二色沖を目指した方が楽,そのままポートタックに変えた。

 いい感じで走っているが,すぐ前に本船がいる。AISで確認しても錨泊しているのは明らかだが,それでもやっぱり船首を横切るのは気が進まない。ちょっと落として船尾を抜けた。

 気になる艇速は…6kt後半から7kt出るなんてほぼ9ヶ月ぶりじゃないか。メンテナンスで出港できなかった昨年6月から7月にかけての6週間でびっしりとフジツボに覆われてしまったのだから。
 さっきより白波が増えてきたし,時々ヒールも30°を越えるのでジブを少し巻いた。タックしてからもう一度巻く。
 出る前からクソがしたかったのだ。岸壁から駐車場のトイレまで歩いて行くのが邪魔くさく,沖でやればいいさと出てきたのだが,このままではほんまに臭くなる…ヒーブツーしてけつをまくろうか。あかん,ジブを小さくしたからメインセールとのバランスが悪くヒーブツーにならない。元通り走らせる。ハーネスラインを2本セットしたからセルフビレイは万全で,まさかの波に負け,みっともない格好で海に放り出される心配はない。ライフラインの上段に膝窩をめり込ませるように体重を預け,おもむろに…どうして汚い話だとどんどん書けてしまうのか,もうやめておこう。
 アビーム〜クォーターリーで走るとザザーッと押される音が心地よい。後ろを振り返るともう白波はほとんど見えなくなっていた。のんびりと港に帰る。

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