Wednesday, February 16, 2022

コンパスの照明が点かない

 西北西の風がゴーゴーと唸りを上げて吹いており,大きく横流れするヨットを受け止めてくれるはずの右舷側僚艇2艇も上架中で,拙艇は,左舷側艇との間を大きく空け,なされるままだ。
 デッキでの作業はやめた。

 風はともかく,空はこの上なく青い。

 いけない物があった。マリーナシティへの回航時に『BonanzaⅡ』艇長が持ち込んだやつがまだ残っていたのだ。

 ちびちびやるのがいいが,1杯で終わらないから結局同じ量だけ飲んでしまう。

 コンパス照明が点灯しない原因を調べないといけない。
 電源パネルを外して,裏側を調べる。導通はあるのでスイッチの不具合ではないなあ。となると断線?線をたどる前に(コンパス)本体を調べてみよう。

 前に押し出して外してみたけれど,球はどこにあるのか。配線はコンパスの頭に吸収されているが,そこから先が外せない。外れないものなのか?とりあえず元に戻す。

 気分を変えて他のことをする。
 ハーネスラインをチェックするが,ゴムが伸び切ってしまって何とも情けない。衝撃荷重はかけたことはないから耐荷に問題はないと思うが…

 通常は長い方でビレイを取っていて,短い方は移動する時に使用(併用)するだけなので,普段は↑のように引っ掛けてある。このフックを邪魔だからとボディ側(ハーネス)に付けるとスナップシャックルの意味がなくなる。
 スナップシャックルは荷重(身体が吊り下がる状態のことだろうから,沈没する船に引き込まれる時とか落水して船に引きずられる時のことを指すのかな?)がかかっていても外れるのが利点とのことだが,ピンをリリースするためのダブルリング・タイが衣服かどこかに引っ掛かり,知らない間に外れていることもあった。荒れた海で移動する時はハーネスラインを2本使用すると,ヨット(船体)側にフック2個,ボディ(ハーネス)側にもスナップシャックル2個になるからその方が安全かなあ…フリーソロは恐ろしい,セルフビレイ=命の元山屋の発想か。でも,海の人はそんなまどろこしいことはしないんだろうね。

2 comments:

  1. 電線に電気が流れているなら、照明自体が切れている可能性があります。
    そんな場合は、生きている電線を使って新たに照明(小さなLED)を追加するって方法も有りですね。

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  2. 裏側のプラスチックおさえを外すと,コンパス球体の下部に透明な凸部分がありました。そこに照明を貼り付けられそうです。

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