Sunday, February 27, 2022

僚艇の回航でした

 自宅から(鉄路で)和歌山マリーナシティに行く経路は大きく二つある。
 ひとつは,拙宅の最寄駅である三日市町駅(南海高野線)から上り線で橋本(和歌山)まで行き,JR和歌山線に乗り換え,さらに和歌山駅できのくに線乗り換えで海南駅下車,そこからバスでマリーナ口。
 もうひとつは,三日市町駅から下り線で天下茶屋駅へ,南海本線に乗り換え和歌山市駅下車,そこからバスでマリーナ口。
 どちらを使おうと大した時間の差はない。気分的には南の和歌山に行くのに一旦北へ向かうのがなんとなく変な気がして,前者の経路で行くことが多い。今日もそうした。

 和歌山駅で『Wiz of Oz』艇長と『BonanzaⅡ』艇長が合流する。
 1日中晴れマークの予想だったが,海南駅を降り立つと風が出てきた。バスの窓には水滴がかかってきたし,青空はちっとも見えやしない。マリーナシティに来てみると先ほどより風が強まり白波もかなりある。
 なんとここでセーラーでありアスリートでもあるT Dr.も合流した。3人とも彼のクリニックに世話になっているが,僕は膝の治療で定期通院している。わざわざ大阪市内の整形外科まで出かけるにはちょっとしたわけがあるが,またいつか機会があったら書こう。

 加太瀬戸までは真上り。リーフして機帆走。
 帰宅後友ヶ島アメダスの数値を確認したが,全然吹いていない。湾を吹き抜ける風だったのかな。
 ぐんぐん青空が広がり,雨しずくは何処かへ消えたが,飛沫の洗礼を受ける,あ〜つべたぁ。

 逆潮の加太瀬戸だが,反流を使えばロスはほとんどない。抜けたらクローズホールドからアビームのいい風が待っていた。リーフを解除し,ジブを開く,静かなセーリング が始まった。
 最後は風が落ちてしまったが,きれいな船底での帆走は格別だった。
 
 泉佐野駅前で打ち上げ。閉まっている店が多いのでここが大繁盛だ。これじゃあ,かえって密になりますなあ,お店開けてよね。

2 comments:

  1. 回航に乗船頂きありがとうございました。
    4人乗ればヒールも抑えられますわ。
    しかし、和歌山からの帰りと明石海峡の帰りは、どうも荒れる事が多いです。
    シーズン的に冬の終わりと秋の終わりですから仕方が無いのかな。

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  2. ほんとうに毎度のことのようですね。
    夏季の水温上昇が小さいといいですね。

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