Friday, February 18, 2022

滑りました

 船底塗装後はちょっと寄り道,セーリングを楽しんでどこかの港に泊まるのがここ数年の恒例だった。先週の回航は,翌日の天気が冴えないこともあり直接ホームポートに帰ったのだが,帆走ならまだしも全くの機走だったので少し残念だった。
 今日こそは存分に楽しもう…

 風力2,風向は不安定だが,なんとか楽しめるのはきれいな船底のおかげ。

 落とすと失速する,適当がいいみたいだ。

 航跡はプロットしていないが,おそらく振り子のように行ったり来たりしているだけなんだろうなあ。でも,5kt以上出ることもあるから大満足だ。
 この2,3年,フジツボの付着が激しく,それに加えて去年はカサネカンザシがペラにも船体にもびっしり貼り付いていた。去年の7月から半年以上も汚れた船底のまま走っていたものだから,海の上を滑るように走る感触なんてすっかり忘れてしまっていた。強くなくてもこのままの海況なら後数時間ほど遊ぶつもりだったが,あれよあれよ言う間もなく情けないほど風が落ちてきた。

 港に帰ってメンテナンスでもしようか。

 隣の『ocean』艇長がいたのでコーヒー二人分を淹れる。
 去年購入したフレンチプレスはたった2回使っただけで割れてしまった(横転したからなんだけれど)。陶器製のドリッパーも同じ時に欠けてしまい,残るはプラスチック製のドリッパーとこれだけ。シンクが狭いので,洗う時に蛇口に当たりそうになる。このポットもガラス製なのでせいぜい気をつけて使おう。

 作業しながらオケラをワッチしていたが取れない。後半,小笠原からの信号が強く入り,チェックインできた。各局ありがとうございます。

 ハッチのヒンジが錆びて,ボコボコの突起がちょっと気に掛かる。磨いてみたが,たいして効果が上がらないので止めた。もっと粗いヤスリが要る。

 ここが透明なので,小さい照明を貼り付ければコンパスライトの代わりになるか?

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