Tuesday, April 08, 2025

船底掃除後の初セーリング

 せっかく船底掃除をしてきれいなお肌になったのに帆走していない…回航のお手伝いをしていたからね〜なんてのは言い訳にもなりゃしない。

 バースに着けたままメインセールを上げ,ゆるゆるとバックする。

 港外に出てさざ波が立っているところを探す。

 視界が悪いね〜誰のせいでもないけれど。

 少し(視界が)よくなってきた。ジブを展開して,(ウインドベーンの)Servopaddleを下ろした。

 3kt出ているので上出来だ。
 途中で1kt台に落ちたがウインドベーンの動きは悪くないのでそのまま走り続けた。ちょっと前方にさざ波発見。5ktは出ないが4kt後半を維持している。

 ブロードリーチで3kt台。

 適度に遊んで帰港した。上架でアマチュア無線の(ワイヤー)アンテナを外していたので再設置しておこう。

 バックステイでターンさせてレーダーアーチで止める。
 各艇のスターンから伸びている舫には海藻,ワカメがたんまりと付いておりますね。

 たかだか10m以下のjumaringなのに汗をかいてしまった。

 そうそう,上架の際にバックステイを緩めたのだが,こいつ*を海ポチャしてしまったのだ。
*商品名は「スマートピン」らしい…知らんけど。

 両面マジックテープがまだ残っていたし,3mmボルトにナット,ワッシャーもあったので早速作った。

 穴にボルトを突っ込んで…

 巻いておしまい。
 割りピンよりはるかにいいね。

Monday, April 07, 2025

回航終えました

 遅かった桜の開花もようやく満開,今朝は放射冷却であるが午後には気温が上がる。夕方には路面に花びらが貼り付くかもしれない。

 やっぱり春は桜だね。

 JRきのくに線の車中で『sannaviki』艇長を発見,海南駅よりバスで10分,マリーナ口に着く。

 よい子にしていましたね。

 船体異常なし,エンジンも軽くかかった。

 ずっと真上りの強い風だったのに,今日はさっぱりだ。北流開始時刻に加太瀬戸にはいれたのでよしとする。

 小島沖から望む。谷沿いの桜が美しい。

 のんびり走って16時過ぎに到着。『LEIA』艇長が出迎えてくれました。ありがとうございます。
 舫に手間取り,作業を終えたのは17時を過ぎていた。
 さあ,飲みに行くぞと意気込む僕たちを天下茶屋まで『LEIA』艇長が送ってくれる。何軒かの行きつけの店は満席,新規開拓するしかない。

 生ビール,日本酒,酎ハイ…

和歌山マリーナシティ発 10:20
佐野漁港着       16:20

Saturday, April 05, 2025

いろいろとやることがある

  先日の上架で5トンという重量が判明したので,ちょっとは軽くしないとなあと下ろせる荷を考えた。

 ロープは何本あっても必要な時は必要,寄港地で台風対策をする時には余計な心配をしたくないのが本音だ。それでも持ち過ぎだと感じた11mm×60m,14mm×45mの2本を倉庫入りにした。
 
 Pendulum Sheet Linesに使っているVクリートが摩耗で滑る。カムクリートが欲しい。

 両舷からこのように引いている。
 
 カムクリートを手に入れた。

 ティラーの貫通穴を使ってボルトで板を設置し,そこにカムクリートを取り付ければ,余計な穴を開けなくてすむ。ステンレスプレートが欲しいところだが,以前,『琉』艇長からいただいたこの木材なら丈夫そうだ。
 ラインは,手前にアイを取り付けてカムクリートに90°リードすればいいかな。

Friday, April 04, 2025

和歌山マリーナシティに着けました(日和佐港〜和歌山マリーナシティ)

 昨日着いた頃にはゴーゴーと風の唸りが聞こえていたが,今朝は静寂そのもの,一気に帰ることができそうだ。

 いい朝を迎えた。

 昨日白波に覆われていた海域もこの通り…

 伊島が近づくに連れてかなり吹き出した。なかなか伊島〜日ノ御埼ラインを越えられないと情報を得ようとiPhoneを見ると『胤』艇長から電話が入っている,湯浅広港に入るらしい。ご安航を。
 抜けると幾分風は収まってきたが,まだまだ白波の天下だで,ここ数年で1番の塩まみれだ。加太瀬戸(友ヶ島水道)は昼から20時までマイナス表示(南流)で明るい内には到達できないだろう。途中で泊まるならマリーナシティがいい。そちらを目指すとジブが展開できる。3〜4kt台から一気に6ktとご機嫌な艇速が確保できた。

 お疲れ様です。
『sannaviki』艇長は明日5日は講演会(日本山岳会京都支部でやるらしい),私も所用があり,再開は7日(月)となった。

 バスでJR和歌山駅に行ったのには理由がある。ここに寄らないわけには…

日和佐港発       06:40
和歌山マリーナシティ着 15:30

Thursday, April 03, 2025

日和佐港へ(佐喜浜港〜日和佐港)

 ジブを出せない真上りがずっと続いている。

 天気はいい…風が…とりあえず伊島を目指すが,近づくに連れ白波のオンパレード。日和佐沖〜伊島間の風は,今と明日の朝ではどちらが強い?明日の方がまだましかとあっさりと日和佐に変更した。
 
 奥よりここが断然(水が)きれいだ。

 係船リングが岩壁の外に出ているので舫が取りやすい。
 
 またもや買い過ぎの食料を消化しないといけない…

 決して飲兵衛なわけではありません。
 
 見回り猫たちがやってきた。

 すみません,停泊させていただきます。

 一息ついたら風呂に出かける。4月の第2週から定休日が火・金となるようで次回の入港時には忘れないようにしておこう。

 知らないうちにデッキにいた。あの時の子が大きくなったのかね。

佐喜浜港発 06:30
日和佐港着 11:30

Wednesday, April 02, 2025

雨とエンジントラブルで連泊 在佐喜浜港

 何,エンジンがうんともすんとも言わない…いや,電源スイッチを入れてもピー音も鳴らないしチャージランプも点かない。まあ,雨だし,この気温だし,連泊に躊躇はない。原因を探る時間もたっぷりとある。

 街でもぶらつこう。
 おっ,あの店が開いている(2019年に『sannaviki』のメンテナンスの手伝いに甲浦から夜須へ自転車で移動した時には臨時休業中だった)。挨拶をすると「大阪の人ですね。」と覚えていてれた。ここで飲んだのは18年も前のことなのに。「夕方来ます。」と言っておく。

 津波の避難塔がここにもある。
 
 港から一番近い食料品店は歩いて3分だ。

 初めてマンボウを食ったのは2010年に四国を回った時に寄港した室津港だった。ついつい買ってしまう。

 エンジントラブルも解消した。水揚げ場を覗いてから『みかど』に行こう。

 でかい鰆,箱詰め中。

 女将さんと乾杯。
 少ししてからお遍路中の男性も入店。話が弾んだ。


 アテには困らない。

 何だか忘れたがすごく美味い。

 とても二人前の量じゃないですね。

 黙っていてもマンボウが出てきた。

 卵丼で〆。ごちそうさまでした。

⛵️佐喜浜港

Tuesday, April 01, 2025

佐喜浜港へ(吉川ポートマリーナ〜佐喜浜港)

 何だか知らないけれど,酔いに任せてスーパーで弁当を買っていたらしい。

 賞味期限,そんなことはお構いなしだったが,以前2度翌日に回した弁当に当たったことがある。オーバーナイトの予定で晩飯にしようかと思ったが,やっぱり朝飯にしよう。僕でも学習するのだよ。

 フルメインにハーフジブで室戸岬を目指す。

 天気はイマイチ,それに寒い。冬用のインナーを着用してちょうどだった。

 おや,ショウリョウバッタが…

 洋上で追い払うことはできない。港で上陸できるといいなあ。

 真上り,室戸岬沖をできるだけ南下してタックすればうまくいくかな…

 風は陸地に沿って吹いてくる。岬を回ったって状況は変わるわけないのに淡い期待を抱いていたが,脆くも崩れ去ってしまった。

 帆走のオーバーナイトは楽しいが機帆走ではねえ…中断する理由を探し出したらおしまいだ。

 佐喜浜港へ。水揚げ場にいた漁師さんが取り敢えずは奥の漁船に横抱きしてから漁協に連絡すればと助言してくれる。漁協の職員さんが出てきて,ここがいいよと案内してくれた。助かりました,ありがとうございます。この港に泊めたのは18年前のこと,当時は漁船がたくさんあり,係留場所を探すのにちょっと苦労した。今ではその漁船の数も減ったようでヨットの停泊も問題ないとのこと。連絡だけしてくださいねという話だった。

 雨が降り出した。

 オーバーナイト用に買った食料がたんまりある。外飲みしている場合じゃないね。

吉川ポートマリーナ発 06:30
佐喜浜港着      16:30