Sunday, August 19, 2012

エンジンちょっとだけ使いました 小松島~鳴門~明石~泉佐野

昨日は南からの風がそこそこ吹いていたんだが,朝はさっぱりだ。
港外に出てどちらに行くか決めるが,少し南から吹いている。真上りは避けたい。やっぱり予定通り鳴門に向かうことにする。
徳島港を左舷に見る頃になると少し風が出てきた。沖合のヨット(カッターリグ)がヒールしているのを見るとまんざらでもなさそうだ。
僕もジブを揚げる。斜め後ろからの風と潮に乗り思いの外艇速が出た。転流を考えるともう少しゆっくりでもいいんだがなぁと贅沢な悩みが出てくる。


鳴門海峡大橋手前と出た後。ここはさっぱり風がなかった。

小豆島にでも行こうかと舵を切ると,真追っ手でさっぱりだ。淡路島沿いに舵を取るとそこそこ走っている。都志は知らない港だから,そこに停めてちょっと足を伸ばして五色で風呂にでもと思ったが,なんぼなんでも近すぎる。航跡を見ているとこのままずっとセーリングをしたくなってきた。
5kt~1ktまで艇速は安定しない。さすがに1ktは辛いのでエンジンを掛けると,すぐに風が吹いてくる。また切る。
そうこうしているうちに富島が右に見え,明石海峡大橋が近づいてきた。丁度最強時にさしかかりそうだ。引きずられるように7kt~8kt出る。

フルセールのまま,大橋をくぐりたいなぁ。
あかん,正真正銘の真上りや。左に切ると橋桁に当たる。右は岸へ打ち上げや。ジブは時折裏風をはらみ,メインはバタバタしている。
橋を越えると風向きが変化した。こうでなくてはいけない。洲本でも行こうか,と舵を右に切るとバタバタの向かい風。泉佐野方面へはクローズホールド。結構吹いてきた。潮の加減もあるが対地速度は9~10kt。数十分我慢したが,ヒールがきつく,ガンネルは始終浸かりっぱなし。やっぱりリーフした方がいいみたい。
1ポイントリーフしても6~7kt台をキープしているので,ぐんぐんゲートタワービルが大きく見えてくる。
関空島が近づいてくると,クローズホールドからアビームになり落ち着いてきた。


昨日に引き続き今日のフィナーレもきっちりセーリングできてよかった。

飛行機の離着陸をボーッと見ていて,エライ目にあったことがある。
エンジンの数(2機なら2個,ジャンボのように4機なら4個)だけ竜巻のようなものが海上を進んでくる。「わーおもろー」って見ていたら,こっちに寄ってきて直撃。横倒しでメインセールが海水にバタリとつかる,すごい衝撃でした。船から放り出されんでよかった。

それがこれ。シャッターチャンスを逃したのでよく見えないが,要注意です。今日久しぶりに見た。いつも発生するわけじゃなくていろんな条件が満たされた時だけ起こるのかしらね。

小松島発 05:45
泉佐野着 18:00

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