舵の様子を伝えるが,聞いてもあんまり驚いた様子でもなく,いつでも修理できるような感じだった。直ぐに作業にかかるのかなと思っていたら,
「洞窟を見にくる?」
水野さんは洞窟で52ftのカタマランを製作中とのことで,見学させてもらった。
舵の修理ぐらいきっとすぐに終わるのだろう。余裕を感じた。
⛵小笠原父島二見漁港
双胴を縦に並べて製作中。
次に取り掛かるのは上部構造物だそうです。
ぶつかって損傷しても交換のできるバウ↓。
こんなふうに外れるようになっている。
洞窟見学が終わってから港に帰って作業を開始。
海中に落とす前に,引き上げ用のロープをセットしておく。
このままでは抜けない。コクピットロッカーにもぐりこんで裏側のナットを緩める。そのまえにこのボルトが固着してさっぱり回らない。水野さんが軽トラで工具を取りに戻る。足りない道具は何度も車を出して,どこからか調達してくる。
ショックドライバーでようやくボルトが動き出した。
ガイドロープを付けて静かに落とし込むが,落ちない。浮力がそうとうある。押し込むためには長い棒が必要なので,これまた水野さんが軽トラを走らせて調達してくる。
二人で力を込めて押し込むと,ようやく海中にラダーシャフトが見えてきた。
沈んだら回収が大変だなと思っていた。あにはからんや,プカリと浮いてきた。ということは洋上でも(舵が海中に)落ちることはない…んだ。
お世話になった予備ティラー(父島が見えたところでバキッとヒビが入ってしまった)に感謝を込めて…
曲がったせいで舵がハルに食い込んでいた。
引き揚げ用ガイドロープ。
岸壁のコンクリートを利用して,木材で調節し,油圧ジャッキで修正を加えていく。
さらに修正を加えるために,建材屋さんの土地とユンボを借りて作業する。
水野さんは誰とでも知り合いらしく,島では知らない人がいないくらいの有名人だろう。
方向を変えてやる。
まだまだやるが,水野さん曰く,「ここまで強固なのは初めてだ。」とのこと。これ以上するとラダーそのものが破損してくるかもしれない。そうなると積層から始まってかなり長期滞在が必要になる…これでよしとした。水野さんにしたら少し不本意で,ここで完璧に修正したかったようだ。
曲がりは完全には取れていないので,念のためにスターンに食い込んでいた部分を削っておく。
港に帰り,ラダーを取り付ける。浮力が大きく,石・アンカー2組・ステンレスチェーン・ドブ漬けチェーンをセットして,ようやく沈みだした。ガイドロープでラダーシャフトに引き寄せ,左右から引いたロープで調整しながら,ようやくそいつが元の鞘に戻ってきた。
引き揚げ用ガイドロープ。
岸壁のコンクリートを利用して,木材で調節し,油圧ジャッキで修正を加えていく。
さらに修正を加えるために,建材屋さんの土地とユンボを借りて作業する。
水野さんは誰とでも知り合いらしく,島では知らない人がいないくらいの有名人だろう。
方向を変えてやる。
まだまだやるが,水野さん曰く,「ここまで強固なのは初めてだ。」とのこと。これ以上するとラダーそのものが破損してくるかもしれない。そうなると積層から始まってかなり長期滞在が必要になる…これでよしとした。水野さんにしたら少し不本意で,ここで完璧に修正したかったようだ。
曲がりは完全には取れていないので,念のためにスターンに食い込んでいた部分を削っておく。
港に帰り,ラダーを取り付ける。浮力が大きく,石・アンカー2組・ステンレスチェーン・ドブ漬けチェーンをセットして,ようやく沈みだした。ガイドロープでラダーシャフトに引き寄せ,左右から引いたロープで調整しながら,ようやくそいつが元の鞘に戻ってきた。
ブラボー!
そこまで見届けると,水野さんは帰っていった。
そこまで見届けると,水野さんは帰っていった。
かっこよろしい!
隣に停めている『Green Sailing』さんにもずっと手伝っていただきました。お世話になりました。ありがとうございます。
奇しくも今日は僕の誕生日。いい日になった。
隣に停めている『Green Sailing』さんにもずっと手伝っていただきました。お世話になりました。ありがとうございます。
奇しくも今日は僕の誕生日。いい日になった。
僕も早いうちにミズノさんと山田さんに会いに行きたい
ReplyDeleteそうなんです。
ReplyDelete遠洋取って,期限を決めずに小笠原に行きたい。12月〜3月かなあ。
それまでに行くなら,一番安い船室で『おがさわら丸』で往復かな。
そう、僕もどこか1週間休める時に小笠原に行きたいと思う次第です。
ReplyDelete寝泊まりは洞窟前かな(笑)
テントあるし!