Monday, February 12, 2024

やらないとすぐに忘れてしまうよね

 夜には20kt吹いていたらしいが,港に来てみるといい感じじゃないか,これなら楽しめるぞと『Bonanza II』艇長を誘って拙艇に乗り込む。

 ウインドベーンのAirvaneをセットせず,オーパイもスタンバイさせていないのはsheet to tillerで遊ぼうと思ったからで,しないとすぐに忘れてしまうのが付け焼き刃たる所以,ここらでやっておかないとさっぱり使えなくなるだろう。もっとも身に付くには乗船時間の少ない僕には回数でこなすしかないのが現実だ。
 波にやられて(ウインドベーンの)Servopaddleがもぎ取られてしまったのはもう3年も前のことだが,強風の中,僕の所持している非力なオーパイは進路を保てる道具ではなかった。さいわい部品を取り寄せることもなく港近くの鉄工所で修理をしてもらったので助かった。それ以降やっぱり次の手段も知っておいた方が安心だと始めたのだ。

 今日も青空がうれしい。昨日自宅の鏡で見た顔は少し赤くなっている(酒酔いではないですぞ)。日焼けするのは外遊びした証だね。

 上りの時はメインシートからラインを取っている。

 帰る方向へはダウンウインドとなる。下りの時はジブシートからラインを取っている。

 微風の追手はごめんこうむりたいが,終始10〜12ktの風が吹いていて快適だった。

 まだまだ晴れている。ノンアルコールビアを飲んで僕はご機嫌だ。

 ジブとメインのバランスが悪かった。これぐらいジブを小さくすると上手く操船できた。

 帰港したらやることがあった。
 メインセールのスライダーが欠けて昨日セールを揚げるのに難儀した。今日はするすると揚がったが,そんな気まぐれでは困ったことだ。

 この「骨片」のようなかけらが悪さしている。グルーブのカバーを外さないと除去できないが,あいにく(グルーブのステンレス)カバーはブラインドリベットで取り付けているからネジを回せば外せるというものではない。だから放ったらかしにしていたのだ…いけない性格を直さないとね。楽な方がいいと,こじって広げてみるが引っかかってしまう。

「急がば回れ」…結局,ドリルでリベットをはつり,カバーをずらして「骨片」を取り出しました。やれやれ。

 上着を脱いでもまだ暖かい。

2 comments:

  1. リベットをハツると軸が鉄なのでデッキに鉄粉が残ります。そして茶色い錆の点が出来ちゃうので掃除は確実に!

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    1. そうなんですよね。以前聞いたことがあるのでコンビニ袋をセットして散らばらないように注意しました。
      その後,掃除機で吸い取りましたよ。
      でも,航海中にやった切粉が茶色いシミとなっています…悲しい。

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