Saturday, February 03, 2024

ダメ元で出たが,遊べたよ

 先日『Wiz of Oz』艇長経由で届けられたボルトをクリートに差し込んでみた。

 先がここまで出ていると問題なしですね。でも,取り付け作業はしないで舫を解いた。

 関空島アメダスの数値5m/s〜6m/sに期待してるが…

 佐野漁港沖ではさっぱりやないか。1kt台の艇速で漂うように前に進む。

 ヒィヒィ言わせてんのんはワイとちゃいまっせ,定まらない風向のせいです。
 VクリートにかけたPendulum Sheet Linesを後方に引っ張って調節している(***で後述)。

 ようやく走り出した。3kt〜4ktと徐々にスピードアップしてきたので気分がよろしい。

 鉛色の空が消えた。風はますますよろしい。

 そろそろ帰るかなとタックした。ポートで走ると0.5〜1kt速度が落ちるのが常だった。のんびり帰っていると急に走り出してきた。ところどころに白波が見えてくる。このまま戻るのはもったいないと,タックを返しまた沖に出て行く。

 5kt後半出てるじゃないの。

 時々ヒール角が20°を越えるが,概ねそれ以下の快適なセーリング。

 そうそう帆走中なのだからオケラをチェックしよう。西には本船がいるのでジャイブする。

 アビームからクォーターリーで走る。オケラネットだが,あいにく電波状況は悪くモゴモゴしか聴き取れない。

 13時前になっている。いつものように泉佐野港でセールダウンし着岸の準備をした。
 誰もきていないかと思ったが何艇かに人影を見つけた。つけてしばらくしてからコーヒータイムのお誘いがかかる。『風来坊』にお邪魔すると,『東日流』艇長に『秋桜』艇長もいる。キャビンの中に巻き寿司のかけらがある。どうやらこの爺さんたち*2は恵方巻きとやらにかぶりついていたようですね。
 自艇に戻って後片付け。本日の走りでは,ロワーシュラウドのテンションはいい具合に調整できていたように思う…つづく。
*1ホームポートは佐野漁港で,かつての淡路島(津名港)行きフェリー乗り場が泉佐野港(のようだ)。
*2私も高齢者ですが…

***Vクリートの向きを反対に付け替えた。これだと自分のいる側にシートを引けるので,はるかに使いやすいはずなんだが…ずっとPendulum Sheet Linesをスターン方向に引っ張っていて,何か理由があってそうしたのかもしれないが覚えていないのだよ。次回に操作してみれば答えは出ると思う。

 帰路,スーパーに寄るがえらい混雑だ。寿司コーナーには本日中にこれだけ売り切れるのかと心配になるぐらい大量の巻き寿司が並んでいる。

 私はやっぱり気になるこの売り場に寄ってしまうのであったよ。

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