Thursday, July 17, 2025

枝幸港は遠かった 稚内港〜枝幸港

 ロシア船との間隔が短すぎるので抜錨の際にバウが振れるとぶつかりそうだ。前日から『オリオン』艇長がそのことを気にかけてくれている。経験の浅い僕にはありがたいことだ。

 先に抜錨した『オリオン』が再着岸して,拙艇の右舷ミジップから取ったローブを引っ張る用意をしてくれている。アンカーロープを引きながら離岸するのに合わせて『オリオン』も(ロープに)テンションをかけながら動きだした。おかげさまで無事にアンカーを回収できました。ありがとうございます。朝からお世話をおかけしました。

 宗谷岬はあっけないほどの無風で難なく回り込むことができた。昨日なら難儀したかもしれないね。

 宗谷という名称(当時は地名であることは知らなかった)には幼い頃何となく憧れた。その宗谷の街並みを海から眺める。

 稚内を出てすぐにこいつ(蛾)が飛んできた。枝幸まで逃げちゃダメだとこんこんと言い聞かせる。

 よしよし,耐えるんだよと励ましていたが,(枝幸の)赤灯台が見えた時にはいなくなっていた…きみねえ、せめて飛び立つとこぐらい見せてえな。

 エンジン回転を落とすと少し異音があった。
着岸してからペラを見るとやっぱりやられている。さっさと潜ろう。

 シャフトに巻き付いていましたよ。

 4艇ずらり並んでいます。

 先行の『KAWASEMI』は2時間前に着いていたよ,速いね。僕は15時半に着岸。

 風呂を取るか居酒屋を取るか…当然居酒屋だろう。そこに,ヨットが見えたからとお兄さんがやってきた。

 お勧めの店まで案内してくれました。一緒に飲むかなと思っていましたが下戸のようで入り口でで帰られました。ご親切に,ありがとうございます。

 日本酒でやるのは…

 刺身盛り合わせ。

 〆はビールを飲みながら…

 チャーメン。具は海産物と野菜でかなりのボリューム。ごちそうさまでした,美味しかったです。

稚内港発 04:30
枝幸港着 15:30(66NM)

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