Monday, July 28, 2025

風弱く曇り空の中を釧路港へ 霧多布港〜釧路港

 港内の岸壁は見えている。フォギーデイかもしれないが視程は充分だろう。
 弱い風が船体をずっと岸に押しつけている。 のでアンカーロープを引くのに少々力がいった。

 今日の航程は50NMぐらい,平均6ktが出ればうれしいなぁ。

 時折り濃くなる霧,ブイが捉えられているかとレーダー映像を見ると,しっかり写っている。海況(波反射)に合わせての調整が大事だなと感じた。

 前を行く『オリオン』。

 ほっ,青空が見えてきた。

 根室以降,海から見る大地はこんなふうに平らな地形が多い。

 MOO前に着けた。ずっと,釧路に来たならここに停めたいと思っていたのだ。

 防舷材の出っ張りがフェンダーに引っ掛かりスマートな着岸とは言い難かった。

 歩いて5分の『天空の湯』へ。料金は1,000円とお高め。

 露天風呂の湯温と気温の差がちょうどで気持ちよく入浴できた。さすがはホテル,エアコンが効いているおかげで風呂上がり,脱衣場でも再び汗をかくことはなかった。

 目の前の『岸壁炉端』で一杯やる前に大事な儀式が待っている。

 落石漁港でいただいたカニの身がまだどっさり残っている。『KAWASEMI』艇長が腕を振るう芙蓉蟹で缶ビールを1本だけ空けた。

 さあ,いよいよ乗り込むぞ。

 海側,ヨットを見ながらやる。炭火の発する熱気は自然の風が追いやってくれる。いやー,最高ですね。

 すぐに満席になりましたよ。
*写真は『オリオン』艇長からいただきました。

 チケットは前売り制の1,000綴。

 3セット消費でほぼ満足。まだまだ飲み食いしたいが明日に回そう。

 夜景に映えるヨットかな。

 自艇に戻ってびっくり,ハッチの上に袋,中にホテルブレッド2斤が入っていた。塩竈の『フェニックスⅢ』艇長が会ったらよろしくと言っていた方かな?
 名刺が入っていた。予想通り釧路外洋ヨットクラブの『FANCYBELLE II』艇長でした。留守にしまして申し訳ありません。ネームプレートを出しておくべきでした。差し入れありがとうございます。

霧多布港発 04:20
釧路港着  12:30(46NM)

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