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Wednesday, August 11, 2010

着いた頃には風も落ち着く 三机港

 天気を見るとそう悪くもない。佐田岬を越えることができたらいいなと船を出す。
 西へ向かうに従って,悪い波に翻弄される。飛沫を何度もかぶりびしょ濡れだ。半島を南から越えてくる風は艇をどんどん沖に連れて行く。台風の影響はやっぱり出ている。
 途中でセールをたたみ機走オンリーにし,岬を越えるのは諦めて三机港に入ることにした。

 船を着けしばらくすると風も弱くなってきた。

 開いている食堂もない。食料品店で明日の昼までの食材を買う。入荷は月水金だけとのことだ。
 港に面している通りにガソリンスタンドがある。燃料を購入してしばらくすると,ある女性がやってきた。
「ふくちゃーんです」
「???」
「ふくちゃんですよ」
「あのーお名前を…」
 何も知らない私はずいぶん失礼な応対をしてしまったようだ。聞けばこの港に入ってくるヨットのお世話をボランティでされているらしい。お風呂や食堂のことなどを尋ねていると,すべて私に任せなさい!と力強いお言葉。ありがとうございます。洗濯までさせていただきました。

 入浴剤+菖蒲入のお風呂をいただいて,しばらくすると「福ちゃん」が風呂敷に夕食をたっぷり包んで持って来られた。ヨットのキャビンで食べるんだとやっと理解した。
 3人で乾杯。いろいろと人生の話をする。
 明日は,弁当を持ってきてくれるとのことだ。徹底的に甘えることにしよう。

郡中(伊予)港発 06:00 
三机港着     11:30 

Monday, May 02, 2022

懐かしい港につきました 三机港

 夕方吹いていた風も夜半には止んでいたようで静かな港内だった。

 朝からの青空がうれしい。昨日より寒いとの予報だったが太陽の力はすごい,すぐにインナーを脱いだ。

 佐田岬を越えるか手前の三机にするかは風次第だが,やはりより近い三机に舵を取った。ほとんんど風なしの機走。潮にもそれほど邪魔されずに順調に進む。

 がらがらの港に着けた。最大干潮時でなくてよかった。12年振りです。

 近くの食料品店で買い出し,酎ハイに肩ロース。

 なぜかニャンコがいると構わずにはいられない。

 きみもかわいいね。

 うわじまパールカップを終えた『SAKU』がやってきた。明日はホームポートの松山に帰港とのことだ。お気をつけて。

 夜もヨット飯にヨット飲み。真面目な生活が身につきそうだ。

上関室津発 05:50
三机港着  10:55(24.31NM)

Friday, May 06, 2022

少し戻って道後温泉に行こうかな… 三机港

  速吸瀬戸の潮流推算を見てのんびり出航だなんて考えていたが,new pec smartの赤矢印を見ると1〜2時間も差があった。そういえば南下する時も早いタイミングで瀬戸に入ったにも関わらず潮に引っ張られたのだった。確かめてよかった。早速舫を解いた。

 生暖かい空気,予報では7時に雨とある。

 岬突端まで引っ張られる。出てよかった。懸念していたホンダワラは一昨日と大違いで2,3度見ただけでこれなら楽ちんだ。今は正面から吹いているから岬を回り込んだらイヒヒの風だな…なんてことはない。風は陸地に沿って吹いているから,長い佐田岬沿いに行く限りずっと真上りだ。

 やだね〜雨がパラついてきたよ。

 この後,メインも降ろした。冴えない機走だが,ホンダワラがないことに感謝しないといけない。

 先日聞いた「堀切り」。回り込んだ所が三机港。

 ほぼ満潮時に着岸。この後160cm下がる。

 先日出航時に見えられた方から声をかけられる。しばし雑談する。向かいにある旅館のご主人だそうで,もう閉業しているが風呂はいつでも沸かしているのでどうぞ!とのご好意に甘えることにする。ありがとうございます。

 ここです。

『わかまつ』さんで入浴後,差し入れのビールなのに自分でやってりゃ世話ないね。

 桟橋へ戻るとお姐さんが,「天ぷらどうぞ」と。ごちそうさまでした,ありがとうございます。

佐田岬漁港発 06:05
三机港着   10:05(21.03NM)

Sunday, December 18, 2011

シンプルがいい

マリーナに着いたのは9時前だった。今日は人が多い。レースがあることをすっかり忘れていた。
田尻のヨットレースはラリー方式だから,レースに参加しない僕の艇を出すためには開始時刻を避けないと港の中を少しでも早く出ようとする船の邪魔をしてしまう。10時半には全艇が港を出るだろうから,それまでは待機する必要がある。いい風が吹いているのにもったいない,と桟橋を歩いていると,「きらり」のMatさんからお誘いがかかる。クルー参加を申し込むために事務所のある2階に上がると,沖合は白波が立って,イエローフラッグもいい感じでなびいている。俄然やる気が湧いてきた。

「きらり」は横山晃設計のサバニ船型24ft艇で,内装には無駄な装飾がなく木材も殆ど使われていないので軽く仕上がっている。しかも船外機使用なので更に軽い。
ティラーが軽く,荒れた海でもあまりバタバタせずに操船でき,僕は乗るたびに「いいなぁ」と思ってしまう。
シンプル・イズ・ベスト。


いい感じで第3マークまで回ったが,3位に終わった。

一息ついていると,Nakさんから「福ちゃん来とるで。」と電話が入る。早速会いに行く。
大阪で見る福ちゃんは,三机で見た時より若々しく綺麗に見えた。
昨夏,三机を後にして宇和海を航行中,携帯に娘ほどの年齢の職場の同僚から電話が入った。
「よじさん,今どこに居るん?」
「あー佐田岬回って宇和島かな。」
「えー!三机は父の田舎ですよ。」
今日,福ちゃんに会って,同僚の田舎を尋ねると,やはり,ご存知らしい。世の中やっぱり狭い。

また,お世話になります。お元気そうでなによりです。

Tuesday, May 03, 2022

宇和海を楽しむ 宇和島港桟橋

  目が覚めたのは日付が変わった頃で,唸る風とどジャーを叩く雨粒の音。ややっ,天気が悪いじゃないか…起床予定時刻の4時には何とかなっているかなと寝ぼけた頭で楽観的な答えを出しまた眠りについた。
 晴れ!金星と火星(多分)が東の空に輝いている。あんまり早く出ても速吸瀬戸の北流に邪魔されるのは分かっているが,北からの風を受けてアビームでゆっくりセーリングしながら佐田岬末端に向かえば,回り込む頃にはきっと南に転流しているはずだ…ともくろんでいる。
 街の人が見送りに来てくれた。ありがとうございます,また寄りますね。
 昨日僕たちの後から着いた松山の『SAKU』艇長に挨拶をしてから出航した。またどこかでお会いしましたらよろしくお願いします。

 行ってきます。

 甘かった。風は弱すぎるのでエンジンをかけるが,ホンダワラがずっと漂っているのでコントロールレバーを何度もニュートラルに戻し,しのぐ。

 空はますます青く,雲の湧く気配すらない。

 10時前に岬を回り込む。そのちょっと前から潮に引っ張られてご機嫌な機帆走だ。

 宇和島港まではまだまだ遠い。ブロードリーチでザザーっと波に乗る感じの走りが続く。早く着きたいのでずっとエンジンの助けを借りていたが,(エンジンを)止めても艇速は1ktも変わらない。なかなか楽しませてくれる。
 長かった宇和海を堪能し養殖網のある海域に入った。気になるのは停泊地で,地元宇和島YCの徳田氏から『きさいや広場』のビジターバースは停泊艇ありとの情報を得ていた。代わりの停泊場所も聞いていたのだが,空いていることを願う。

 大きな浮桟橋に停めました。ほどなく徳田さんが現れて色々と町のことを教えてくれまし。ありがとうございました。

 あった!確か12年前もここに入ったはずだ。

 真面目に2軒ハシゴをしてヨットに戻る。ドグハウス上に街案内のプリントが2枚置かれてあった。重ね重ねありがとうございます。

 三日月が美しい。

 20時過ぎに徳田さん来艇。宇和島ヨットレースの歴史,宇和島の水産物の話など話題は多い。ありがとうございました。
『BonanzaⅡ』艇長は明朝帰阪,僕は連泊して宇和島を楽しむことにする。おやすみなさい。

三机港発    05:25

Thursday, August 12, 2010

佐田岬を越える 宇和島港

出港予定の8時に「福ちゃん」が来られ,差し入れのお弁当をいただく。
昨夜21時に入港されたヨットは大阪北港のご夫婦で,「福ちゃん」のことをブログでご存知でした。彼女は彼らにも差し入れを取りに戻られたようだ。


朝は昨日購入したおカラの寿司を食ったが,なかなかの美味です。
「福ちゃん」の差し入れ弁当は昼飯用に取っておく。


昨日の風が嘘のようで,しかも空は晴れわたって波も静かです。

岬突端の少々いやらしい波を終えると,佐田岬を越えた。


いい風が吹いてきた。


宇和島港に入る前に,田尻のNakさんが宇和島ヨットクラブのTokさんに連絡をつけてくれていた。最奥のフェリー乗り場を目指す。

横抱きをさせてもらっていると,宇和島ヨットクラブの方が見にこられた。挨拶をする。どうもありがとうございます。Tokさんの仕事場も教えていただいた。


これが,「福ちゃん」のお弁当です。ご馳走様でした。

Tokさんの仕事場にお礼を言いに行く。

銭湯を見つけて汗を流した後は,消費した水分を充分に補給する必要がある。


相変わらずのんだくれております。

三机港発  08:30 
宇和島港着 16:00 

Thursday, August 11, 2011

淡路島から小豆島へ 小豆島ふるさと村

9時には潮の向きが変わる。それまで出来るだけ稼いでおこう。
播磨灘の中間辺りから,真上りの風にも悩まされ続けた。わずかに2ktしか出ない状態がしばらく続く。予想していたことといはいえ,船位がちっとも変わっていないのが少々悲しい。莫大な時間をかけてようやく池田湾に入った。


小豆島ふるさと村に着いた。
隣の艇は昨年四国一周のおり,三机港で出会った大阪北港のヨット。世の中狭いですね。

係留料1050円。生中2杯分と換算するから大阪人はせこいと言われるのだろうか…受付に行き料金を払って風呂のことを尋ねる。車で送迎してくれるらしい。が,お姉さんがちょっと困ったような顔で,「いま,送迎用の車がなくて,軽トラならあるんですけれど…」,「軽トラ大いに結構,お願いします。」,更にまた困ったような顔で,「帰りの車が直ぐに用意できないんですけれど…」,「トラックに自転車積ませてもらえれば帰りは下りだから問題ありません。」ってことで入浴料150円払って送迎付きはよろしいですね。ちなみにキャンプ場使用者は入浴料無料だそうです。


夕陽を見るより,ビールを飲みに街に繰り出そう。

自転車をこいで,土庄まで行った。スーパーで食料を買い,暖簾をくぐって腰を据える。ビール,オデン,ラーメン。ホドホドでやめとこう。

富島漁港(淡路島)発 05:30 
小豆島ふるさと村着  15:15 

Saturday, May 07, 2022

ぐんぐん暑くなってきました まつやま・ほりえ海の駅

 低い位置に見えるMarsとVenusの輝きが素晴らしかった。好天を期待してまた眠る。
 いつものように4時に起きた。魚が港内に回遊してきている。キャビンの中にいてもシャバシャバという音が聞こえてくる。海やない空を見るんや。なんじゃいな全天雲くもクモ,冴えないねえ。
 昨日お世話になった『わかまつ』の灯りがもうついている。早起きですねえ。僕はすでにキジ打ちをすませているが,もう一度行きたくなった。
「うちのトイレの方が近いからどうぞ。」
 お世話になります。きれいに使いますからね。その後コーヒーでもと誘われたがもう出航に支障のないほど明るくなっているので遠慮した。

 この後,ますます雲が増えてきてグレー一色の空になった。

 見送りを受けて出航。また来ますね。

 東の空は相変わらず暗いが,振り返った西の空にはぐんぐん青空が広がってきていた。

 佐田岬沿いは潮流の影響は少なさそうだが,少し押され気味で10時ぐらいまでは5kt台前半がやっとだった。
 我慢の機帆走を続けているうちに気温がどんどん上がってきた。太陽も眩しい。重ね着していたシャツを脱いでいき,ようやく半袖Tシャツになった。

 ベタベタの海面にときおり明らかに異質なものが視界に入ってくる。ホンダワラだ。オーパイの+か-を押すか,ニュートラルにするかのどちらか。惰性で通り過ぎた後はアスターンをかけて船尾を観察する。何も流れてこなかったら(おそらくペラには)絡んでいないだろう。

 高浜瀬戸を流れに乗って7ktで通過。

 フェリーの跡をついていけばホンダワラの攻撃を避けることができた。ほんの束の間のことだけれどね。

 GWは混んでいて停泊は無理だったが,ようやく『まつやま・ほりえ海の駅』に着けた。がらがらやんか。ここも4年振りだ。

 周辺施設がよくなってきた。シャワールームとコインランドリーが併設された建物ができていた。

 おっとグダグダと飲んでいちゃいけない。そろそろ日の入りの時刻だ。店を出よう。

「うみてらす」の名の通り,素晴らしい夕日が目の前に展開された。

 沈んだら街に繰り出そう…いやいや,今日はおとなしくしておこう。明日は中心部に出て昼から飲んだくれるんだよね。

三机港発         05:25
まつやま・ほりえ海の駅着 12:55(航程記録取り忘れた)