Friday, August 30, 2024

ジブの修理が終わりました

 ジブの修理が終わったと連絡が入ったので受け取りに行ってきた。

 アドバイスを受け,さらにテープを2重にしてもらった。ありがとうございます。

 下のフロアで,梅エキス炭酸割りをいただく。家で作ったのより断然美味い。ごちそうさまでした。

Monday, August 26, 2024

ジブの補修

  昨日発見したジブのヘッド,スイベルとの連結シャックルをかけるリボンが半分ぐらいの幅になっていてなんともまあ情けないほどの消耗だった。テープはリーチに沿って20cmばかり縫い込まれていて縦方向のテンション強度は十分だろうが,捻じれに弱く擦り切れるなんて情けない。
 愛用のステッチャーで縫おうにも分厚すぎて,布に針を通すよりも指に刺さる回数が多いとなってはギブアップだ。

 黒江の工房に持ち込んだ。花田さんも台風対策で忙しいとのことで預けておく。
 お世話になります,よろしくお願いします。

Sunday, August 25, 2024

サンサンだかシャンシャンだか知らないが来ないでね

  朝のうちに台風対策をしてしまおうと港に来たがもう暑いじゃないか。『Wiz of Oz』は朝早くからやってきてすでに終わっているようだ。

 曇り予報が外れて,太陽ギンギンじゃないか。

『BLUE OCEAN』は昨日のうちに台風対策をしてあるが,スターンどうしの連結は僕がやっておくことになっている。
 台風の進路予想は昨朝と異なり西寄りのコースで,危険半円に入ってしまったようだ。巻くだけでいいかなと思っていたジブは当然下ろす。右隣の『Bonanza II』艇長がやってきたので,収納を手伝っていただく。ありがとうございました。
 セールパックを固縛してブームをデッキに下ろし,当然ドジャーは外した。
 岸壁側に増し舫。左舷側バウクリートから1本追加(これは昨日やっておいた),右舷側は引き寄せロープもあるのでそのまま。両舷ミジップクリートから岸壁側にそれぞれ1本づつ追加した。
 岸壁には俵フェンダー3個をもともと取り付けてあるが,船首にビニコンフェンダーを吊るしておく。
 そうそう,コンパスカバーもテープでおさえておきましたよ。

 陰がないので,いやはや暑いこと最上級。長居は無用だね。

 ジブを下ろして発見。スイベル側のテープが消耗しすぎだ。5月に下ろした時にはこんなふうにはなっていなかったのになあ…テープは下側に20cm以上補強されている。生地の厚みもあり,ちょいちょいと縫うにはハード過ぎる。

 やることはやった,被害がないことを願います。

Saturday, August 24, 2024

台風前にちょい乗りしましたよ

 気になる台風10号の動きであるが,(台風)対策は明日で間に合うだろう。風速計がくるくると回っているのが関空島アメダスの数値は低い。考えている暇があったら出た方がいい。
 和泉葛城山系には積乱雲の発達が見られるが,大阪湾は青空が広がっている。

 じわじわ進んで関空橋手前でタックする。

 ポートタックで北進すると5kt出ているので気分がいい。

 だんだん落ちてきたし,雲も発達してきたようだと帰る理由を見つける。
 Airvaneに貼ってあるビニールテープが剥がれてきてみっともないなあ。補修しておこう。

 台風の進路をチェックするが朝の予報とあんまり変わっていない。本気の台風対策は明日の午前中にやってしまおう。
 午後は少し降るかもしれない。雨で濡らす必要もなかろうと,クルージングモードのまま出しっぱなしのアンカーロープをキャビン内に収納した。

Wednesday, August 21, 2024

朝晩は涼しいんだけれどね

 関空島アメダスの風数値を見るとずらっと1m/s台が並んでいる。出ても楽しめないだろうね。このところ港内では南寄りの風が吹いていて結構涼しく感じられたのだが,今日はそれも望めそうにない。
 水曜日で漁港はお休み,水揚げ場で清水を補給しておこう。

 癖になってしまったようでオイルパン下をチェックしている。もちろん垂れた形跡はなしだ。オイルレベルゲージ付近も要点検,ここは漏れるわけないよね。

 日曜日に出ると明石の北西流に乗れてよろしいね,なんて昨晩から考えていたが…Windy ECMWFの予想だと変な低気圧が紀伊半島に迫ってきているじゃないか…12時の気象庁サイトでは24時間以内に台風10号になるとされている。

Sunday, August 18, 2024

好天も今日までですかね

 盆明けの土日で好天ともおさらばらしい。ようやく解放されて動けるようになったのに,明日以降の天気はなんだかねえって感じだ。

 港内の風,関空島アメダスの数値を信じて舫を解いた。せめて6ktは吹いてよね。

 左舷9時から近付いてきたクルーザーが拙艇の後ろを通っていった。行き先を追うとどうやら帰港らしく,遠回りで針路を元に戻した。当たり前のことなのもかもしれないが,なんだか嬉しいね。
 同様な条件でも大抵は3時はおろか4時,5時方向に行くにも関わらず(その方が近いだろうに)後ろを通らずに前を横切ってから変針していくボートの多いことよ…

 なんとか関空島を1周まわりたいものですね。

 盆休み最後の日曜日らしく,第2滑走路にひっきりなしに着陸してくる。ボケーっと見ているが…ジェット機の噴射でつむじ風のようなものができ,海面には渦が現れる。これまたうまい具合にヨットに近づいてくるのだ。たまに襲われることがあるので要注意。メインセールを張っていると簡単に横倒しになる。

 おやっ,彩雲が。

 関空島北東面はタックを繰り返してそこそこの走り,北西面に入ると予想通りの快走,南西面はなんじゃこれ,半ばで諦めた。半分以上は気持ちよく走れたのでよしとしよう。

Friday, August 16, 2024

ちょい乗りばかりですわ

 エンジンルームを開けて始動前のチェックをする。そうそう,ベルトが少々緩んでいたのだった。先日締めたはずだが,弱かったらしい。

 この治具,ずいぶんと使い込んだものだ。毛羽立ってきたが使用には差し支えない。それよりもターンバックルのボルトがひん曲がってきたので回しにくいことがある。

 サーモセンサーのケーブルが抜けかけていた。これも先日締めたはずなのだが…

 一旦完全に落として,ゴムキャップを外してから捩じ込んだ。

 元の位置に収まった。

 昨夜の雨雲は北東から南西へと断続的に通過していった。雷も相当なものでひんやりとした風を期待したが,蒸し風呂のような熱気だけが残っていた。
 南は晴れている。港の南東側和泉葛城山系にはこのところ見ないような灰色の雲がのしかかっているが,北東風が吹いているようなので海まではやってこないだろう。

 いつものように港内でセールを揚げ,いい風を期待して沖に出た。

 なんじゃいな,北西の風や,聞いてないがな。ポートタックで1本,次にスターボードで関空島北端の黄灯標を目指す。しばらく行くとメインに張りがなくなってきた。どんどん落として関空橋の島側端を目指す。なんか冴えんなあ…もう帰ろ。ゆるゆるの追手,艇速1kt台でしばらく耐えるがもうあかん…
 すっかり全天曇りとなってしまった。暑くてもやっぱり青空がええね。

Wednesday, August 14, 2024

汗かかん作業だけしとこ

 朝一番に軽油ローリーが来てくれたので,20L×2=40Lを補給しておいた。来週にはどこかへ出たいなあ。
 もう1本3つ打ちロープがあったのでアイスプライスをしておく。ついでにスパイキを入れてある引き出しの整理をしていると…

 オピネルの海用ナイフが出てきた。セーリング中は1本は常時携帯しているからこれは予備だ。上の木製のやつは山で使っていた…とここまで書いて以前にも同じような投稿をしたなあと検索をかけてみると…やっぱりあったのでここまで,ボケてます。

 エンジンを掛けてペラを回す。

 オイル漏れなし,真鍮ブラシで掃除をしたのでカスが落ちている。

 ラップトップで過去に作成した航海ルートを見ておく。アイパッドがぶっ壊れてしまったので仕方がない。インプットしていない泊地もあるじゃないか(何度か行った湯浅広港も載せていない)。

 あらたに作成しなおしたが,点々と巡るよりはガバーっと長めに出たいんだよね。

 アンカーロープもチェックしておかないと。

 繰り出しマーカーを付けようとロープを手繰っていったが,なんのことはないすでにやってあるじゃないか。20m間隔だったので間の10mにもマーキングしておいた。

 スターンバルピットに置いてあるアンカー2種の係船環との相性を試してみる。
 ダウンフォースアンカーの場合は,より重心がシャンクの根本にあるらしくうまく引っ掛かる。ブルースアンカーではバランスが悪くヘッドが下がってしまって,結局シャフトから係船環が抜けてしまう。早く双綱ともおさらばしてブルースアンカーでの根掛かり対策を講じないといけないね。

Monday, August 12, 2024

三つ打ちロープに愛を

 このところ過ごしやすい気温でこれなら作業をはかどるだろうとちょっとは期待して出かけた。
 う〜ん,違うねえ,なんだか蒸し暑い,風も吹き抜けない。デッキ上には昨日からロープを干したままなので,暑さしのぎの寒冷紗も掛けていない。オーニングのない拙艇ではコクピットの作業は日をまともに受ける。やらない理由を見つけだしたらきりがない,さっさと作業に取り掛かろう。
 先日ペラに巻いたロープは切断したあと末端にコブを作っただけで放ったらかしだ。つないで再利用しないとなあ。昨日アンカーロッカー内に岸壁舫に最適な長さの三つ打ちロープを2本見つけた。末端はビニテで巻いただけじゃないか,こいつらのエンド処理もしよう。たいした時間もかからないのに放置するのが悪い癖だ。
 確かコンパニオンウエイの引き出しにスパイキがあったはずだ。
 作業をやり始めてすぐに『東日流』艇長が来艇。いかんねえ達人に見られちゃ緊張する。案の定,スタートからド忘れして解いたまま手が止まる。見透かしたかのように『東日流』艇長が同じ作業を始めた。そやったそやった,なんで忘れるねん。

 末端処理をやっていると,反対側を『東日流』艇長がアイスプライスにしてくれました。

 切断ロープのつなぎだが,『東日流』艇長は乗ってきたのか手本を見せてくれるうちにそのまま仕上げてしまったので,わたしゃ随分と楽しました。いろいろとありがとうございました。
 片付けをしていたら,もう1本同じ長さのロープがあったのを思い出した…昨日2本見つけたと書いているのにね〜こいつはアイもエンドも一人でやりましたよ…
『海蓮』艇長も来艇,しばしヨット談義。ウインドベーンについて聞かれたので,『よじ』に設置してあるMonitor,サーボペンデュラム方式について恥ずかしながら拙い説明をしておいた…すみません。

Sunday, August 11, 2024

あんまり暑くないので作業もしやすいね

 掃除をしようかと思ったが,朝の風が心地よい。やっぱり出そう。

 関空島アメダスでは風力3,それにしては風が弱いなあ。

 佐野沖の変な波もなく,バウにいても落ち着けるのはいいことだ。夏はクローズホールドが涼しくてよろしいね。

 今日の風ならと手製の中間サイズをセットしたが,大きい方のAirvaneの方がよかったか…

 作ってから4年以上経っているから,随分とくたびれてきた。プラ段は紫外線に弱いが加工しやすい。また暇な時に作り直そう。

 微風の追手を嫌って関空島を周ってくるのは止めた。
 水揚げ場で清水補給,デッキ掃除のついでにアンカーロッカー内のロープも洗う。

 プールのように水が溜まる。何度か繰り返したから潮も抜けたか。
 バースに戻ってから,ジブシートに掛けて干しておいた。

Saturday, August 10, 2024

さっぱりの風でした

 知らない間に寝てしまっていた。それほど涼しく心地よいのだ。
 夜半に目が覚める。肌寒さを感じたのは昭和ジジイの必須寝具タオルケットが襟巻き状態になってほとんど体にかかっていなかったからだ。くるまって寝直した。
 明石海峡北西流への転流は08:51で,南東流最強は05:05だから,5時過ぎに出港すれば潮流の影響を大いに感じながら佐野に戻れるだろう。

 夏のクルージングで一番いいと感じるのは,上ってくる朝日を見ながら走れるこの時間帯だ。

 西からどんどん大型船がやってくるが,一度船首を振っただけでかわせたので楽な横断だった。

 向かいが松帆の浦。ここを通過する時は必ず,
 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩の 身もこがれつつ
と唱えることにしている。

 何度かジブを出すが風向が定まらない。帰路を急ぐこともないが快適なセーリングとは言い難い状況にエンジン頼りのいつものパターンに陥ってしまう。

明石港発  05:30
佐野漁港着 09:30(22.1NM)

Friday, August 09, 2024

明石に来ました

 南下したかったが帰りの風が真上りっぽいので明石に変更した。
 潮は悪くないはずだが少々出港が遅かったので海峡手前10NMぐらいは1kt以上艇速が落ちた。まぁ近いので文句は言わない。

 暑いかなと思っていたが,スターンからの風が心地よい。その分,波の打ち込みでヨットは揺れている。

 風のせいで後片付けにも汗をかかなくて何よりだが…

 到着ビールは欠かせないね。

 一番早く開いている風呂屋に向かう。

 いい湯ですね〜

 おやっ?『今中』はここだったっけ?お風呂屋さんのすぐそば,ともかく入ろう。

 生ビールはすぐに空になり,【明石鯛】を一杯。

 佐野より涼しく汗も出ない。ヨットへの帰路も余裕で歩けた。

『岩屋神社』にお詣り。

 そこから遠回りしたのが原因だ…

 やっぱり『蜂の巣』に捕まったよね。

佐野漁港発 08:00
明石港着  12:05(21.5NM)

Thursday, August 08, 2024

格段に涼しい

 朝の冷気,窓から入ってくる風が心地よいのは外気温が昨日までより低いからだろう。久しぶりにスッキリ晴れ渡った空を眺めることができた。
 岸壁を歩いていても汗をかかない。キャビンに入って早くハッチを開放しなければという呪縛からも逃れられた。
 
 昨日届いた検油棒,形状からは分からないが差し込んでみて明確な違いに気が付いた。なんと押し込まないと挿入できないのだ!これは先日『Bonanza II』から借りたレベルゲージを使った時も感じたが,それ以上の感覚だ。オイル漏れが気になりだしてから2年4ヶ月も経っているとは…自分の馬鹿さ加減にほとほと呆れる。

 検油棒なら2015年にこんなことがあった(エンジンは3GM間接冷却)。

 あれま,ネジ切れてしもたがな。
 この検油棒にはエア抜きの穴があり密閉はできないので,振動で落ちないようにバスボンドをちょっとだけ塗って貼っておいた。

  テーパーリーマーで恐るおそる抜き出した。左は新品。

 今日の楽しみはエンジンをかけてオイル漏れの様子を確認することであるが,既に答えは出ている。セーリングをしつつの再チェックでいいだろう。

 洋上でもいつもより涼しい。あんまり嬉しかったのかフォーカスがセールパックに合っているのも気が付かなかった…
 関空島でも周ってこようと思っていたが,「期待しすぎるとだめ」法則通りに風見がくるくると代わりに回りだした。
 エンジン下部の床はオイルのシミすらないってことでブラボーですわ。

 ドブ漬け8mmチェーンの切れ端があったので根掛かり対策用に使おうと試してみた。

 アンカーロープを引いた時シャンクの末端は上を向いているので,そこに係船環を滑り込ませて付け根まで行ったら引いていたアンカーロープをリリースする。上を向いていたシャンクは海底に沿い,次に係船環のガイドロープを引けばフレークに引っかかった首吊り状態で持ち上げて根掛かりは解消される。
 シャックル付きのチェーンを係船環の代わりに使うメリットは,あらかじめロープに通しておく必要がないこと(もっとも環だって末端から入れればいいわけだが,アンカーロープが長いので面倒だ)。
 チェーンがうまくシャンクの付け根まで行ってもガイドロープを引いたら戻ってくることがある(角度の問題で)。爪(写真黄色)なしでもやれるかと思っていたが,少しでもシャンクが上向いていれば元の方向に滑ってしまう。爪があれば引っかかって戻ってこないのだろう…ようやく理解できたような気がする。
*写真は『燧寇Ⅱ』(2022年に弓削で会った『東日流』艇長知り合いのヨットです)。

 スターン吃水辺りのフジツボ除去のために潜るが,水温も明らかに低い。7月下旬のぬるま湯状態とは違って,ひんやりと気持ちがよかった。

 ほれ見ろ,キャビン内は35℃,先日より5℃低いのだ。これだと体温より低いよね。

Tuesday, August 06, 2024

なんだか蒸し暑いですね

 朝からなんだか蒸し暑い,昨夕から全天雲に覆われていたので熱気がこもったままなのかもしれない。今からが本当に暑い時期だが,青空を期待するわけでありますね。

 クルージング中の泊地ではこれが有効だったが,風の通りが悪いホームポートでの効果はイマイチだなあ。シルバーの物にすれば遮熱効果は高まるかな。

Sunday, August 04, 2024

ロープを下ろす

 風は弱いが,港にいても暑いだけ。『Bonanza II』に乗せてもらった。

 視界をよくするためにジブは少し巻いているが,4kt以上出ているので風が心地よい。こんな時はやっぱりクローズホールドがいいですね。
 和泉山系に積乱雲らしきものが湧いてきたが,どれもこれも,「もこもこ」の体をなしていない。てっぺんだけそれらしいが他の部分はぼやけているのだ。ヨットに乗っている時に雷には会いたくないが,町に戻った時に夕立でもあればなあと思う。それも今日はなさそうだ。
 風が落ちてきたので3時間で切り上げた。

 昨日の機走ではオイル漏れはなかった。そのまま掃除をしなかったので,パーツクリーナーを噴霧し,エンジンの周囲,特にオイルパンパッキン部を拭ったがウエスは汚れない…これで部品さえ届けばクルージングに出かけられるのだが,所用があり,盆明けになるかなあ。

『Bonanza II』(スカンピ)の機走は前回同様に今日も早かった。拙艇は積荷を下ろすことで少しは速くなることを期待しよう。
 アンカー2本にウインドベーン,ライフラフトとスターンヘビーなので,バウロッカーにロープを積んでバランスを取っていた。だが,こいつらはかなり重い(左から,18mm×30M,20mm×50M,11mm×60M)。

 使うとすれば11mmのクライミング用ロープだが,全部倉庫入り。
 これで少しは軽くなったかな。

Saturday, August 03, 2024

漏れませんでした

 オイルレベルゲージは発注したが,おそらく届くのは来週末ぐらいだろう。それまで出たくても出られないが,『Bonanza II』艇長から,「…本日港に行かれるのなら拙艇のオイルゲージと差し替えて調子を見てください…」なんて熱いメッセージが届いていた。

 メインセールだけを揚げて出港した。
 途中でいい風が吹いてきても今日だけは決してエンジンを切っちゃダメですよ。
 
 関空橋南をゆったりとセーリングしているヨットを発見した。

 開放的な姿の『Wiz of Oz』艇長でした。
 僕は,コクピットとキャビンを行ったり来たりしてエンジンチェックばかりしている。

 2,500rpmで3時間ほど機走したので港に帰る。

 気になるエンジン下部の床だが…漏れていない。シミのようなものは一昨日の拭き取り忘れ。
 
 後から帰港した『Wiz of Oz』艇長が乗り込んできた。オイル漏れの動画を観て,プクプクと出ているのが気になるようだ。

 オイルキャッチタンクのフィルターが密過ぎて抜けが悪く,内圧が高いのも影響してるのではと,中身を抜き,ウエスを詰め込んでおく。確かにこれを付けてからのオイル漏れ症状だ。お世話おかけしました,ありがとうございます。

 先週より,室温が1〜2℃は高くなっている。そりゃ7月より8月の方が暑いに決まっている…これは例年通りか。この2,3年は特に暑くなったと思っていたが,4年前だって同じぐらい暑いじゃないか。

 私の住んでいる界隈は明らかに3℃低い,緑が多いことがありがたい。帰路はやっぱりここに引っかかる。

 半夏生ではないけれど,半夏生餅は食べるのだ。

Thursday, August 01, 2024

なんでここから漏れてるの

 風速計は昨日より回っている。『Bonanza II』艇長によると関空島では3m/sちょっと。しばし逡巡,真面目にメンテナンスしよう。
 エンジンルームの前部,左舷側をオープンにし,右舷側はシンク下の扉を開ける。エンジンはあの日以来,調子よくかかる。エンジン下部床をしばらく観察していると,黒い液体が落ちてきた。エンジンを停止してからオイルパンのボルトを指でなぞるとやはり1箇所だけぬるっとする。

 シンク下の扉からエンジンサイドを見ると,なんじゃこれは!検油棒からオイルが…ひょっとして大漏れの原因はこれか。ここはエンジンが適当に冷えてからしか確認していない。その時はもう垂れ切っていたのと,検油棒を抜いた時にオイルが付着したのだとばかり思っていたのかもしれない…。

 再度エンジンをかけてみた。ここからや,ここから出ているやおまへんか。

『Wiz of Oz』艇長から,「同じ2GMだからうちのを使って様子を見れば…」と言ってもらったが,ちょうどセーリングから帰ってきた隣艇の『Bonanza II』も2GMなので,その検油棒を借りてチェックする。

 エンジンをかけ様子を見るが漏れる気配はない。試すまでもなく嵌め込んだ時のフィット感が全然違うのだ。僕のはゆるゆるでいかにも隙間がある感じがするが,こいつはピタッと収まる。原因は経年劣化か,,それに抜いたり挿したりしすぎたのだろうか…
 両艇長ありがとうございました。

 徳島での大漏れの原因は,ボンネットパッキンからの漏れと今日見つけた検油棒からの漏れだと思う。