Sunday, July 27, 2025

ここらで連泊 在霧多布港

 港内の岸壁が見えない。バウが見えないほどの濃霧ではないが,昨日から本日沈殿と決めている。

 しばらくすると雨が降り出した。じとっとした重い空気がキャビンにも入ってきそうであわててハッチを閉めた。

 することもないので朝飯を食う。あらっ,パンが切れているじゃないか。あと2枚残っていると思っていたのになあ。

 野菜ジュースに野菜サラダ。このジュースであるが,リンゴが入っているらしく妙に甘い。少し苦味があるのを期待していたんだがなぁ。

 暑くなってからはもっぱらボトル入りのコーヒーを飲んでいた。涼しいし時間はたっぷりあるので久しぶりにコーヒーを淹れた。

 香りがキャビンに充満する。ドリップ後もフィルターごとギャレーにしばらくの間,置いておく。

 落石漁港でいただいたタラバガニを『KAWASEMI』でほぐす。おそらく『KAWASEMI』艇長の頭のなかには,メニューのイメージができているのだろう。

『sannaviki』艇長お手製のパスタ(ミズダコ)ができたのでとりあえず1回戦。『KAWASEMI』艇長はタラバガニの冷製パスタ。僕はタコとキュウリの酢の物。

 ギャレーで『KAWASEMI』艇長が何やら作り出した。

 オイル交換で出遅れた『オリオン』艇長も加わり芙蓉蟹をいただく。ごちそうさまでした。
 タコ飯の出番はまだない…

 岸壁で漁師さんと30分ばかり雑談,このひと時が実は楽しい。
「バンド舵かぁ」(確かそう言ったと思う)
『オリオン』を見て、
「あっちはラットかぁ」
 ヨットのことから家族のことまで初めてとは思えない会話内容は,帰阪してからきっとよみがえってくるだろう。
 セコマで買い物をしてから,米を炊いた。

 2合にしておけばよかった…3合では…タコが埋没しておるではないか…いや,よく見ると身が縮んでおるのであった。

『オリオン』艇長が唐揚げを作ってきた。これでミズダコ三昧もおしまいですね。ごちそうさまでした。

⛵️霧多布港

2 comments:

  1. そろそろ太って・・・艇速落ちてきた頃ですかね?
    案外、在庫の酒が無くなって相殺されているのかも(笑)

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    1. 機械の燃料をこまめに補給しているのでいつまで経っても重量が減りませんよ〜ってことにしておく。

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