鈍い色の雲の先にうっすらと島影を発見したのは『Blue Lagoon』さんだった。ようやく父島が見えてきたのだ。あと20マイル強かな。
その直後,ミシッ,バキッ!島影を見た途端に予備ティラーまで壊れるとは…ここまでよく頑張ってくれたものだ。でも,この先の舵取りに不安が残る。
何気なくiPhoneを取り出すと,アンテナが3Gを示している。赤の数字マークは?なんと『KAIZIN』の山田さんからの着信履歴が残っている。30分ぐらい前らしい。かけ直してみると見事につながった。心配されていたようで,状況を説明すると,海況も落ち着いてきたので曳航に来てくれるとのありがたい言葉を頂いた。さらにさっきまでの曇り空が青空に変わり始め,波も穏やかになってきた。全てタイミングよく噛み合っているので笑ってしまう。
黄色い船体が近づいてきた。『KAIZIN』の『ISLAND QUEEN』だ。
舫ロープを受け取る。本当にありがとうございました。
今晩は,小笠原ヨットクラブ会長の菅野さんが予約してくれた民宿泊まりとする。片付けは明日にしよう。
その直後,ミシッ,バキッ!島影を見た途端に予備ティラーまで壊れるとは…ここまでよく頑張ってくれたものだ。でも,この先の舵取りに不安が残る。
何気なくiPhoneを取り出すと,アンテナが3Gを示している。赤の数字マークは?なんと『KAIZIN』の山田さんからの着信履歴が残っている。30分ぐらい前らしい。かけ直してみると見事につながった。心配されていたようで,状況を説明すると,海況も落ち着いてきたので曳航に来てくれるとのありがたい言葉を頂いた。さらにさっきまでの曇り空が青空に変わり始め,波も穏やかになってきた。全てタイミングよく噛み合っているので笑ってしまう。
黄色い船体が近づいてきた。『KAIZIN』の『ISLAND QUEEN』だ。
舫ロープを受け取る。本当にありがとうございました。
今晩は,小笠原ヨットクラブ会長の菅野さんが予約してくれた民宿泊まりとする。片付けは明日にしよう。
岸壁を歩くとふわふわとまるでウレタンマットの上を歩いているような感覚にとらわれる。完璧な陸酔い状態だ。
宿に荷物を置いて,まずは風呂。お湯も揺れている。
宿に荷物を置いて,まずは風呂。お湯も揺れている。
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