僕のヨットの北側右舷吃水線上にフジツボがずらりと並んでいる。隣艇に乗り移って,ボートフックの先につけたスクレーパーで自艇の吃水あたりをごそごそしていると,急に船が動き出した。「うわっ」と思ったのはお互いで,『BonanzaII』君が自分の船に乗ってきただけだった。驚かしてすみません。船底塗装のラインを上げれば済むことなので次回はそうしよう。
『LEIA』艇に行って,セールの話をする。今のセールを取り外してメーカーに持っていくのが一番うまい方法だろうなあ。でもその間乗れなくなるので躊躇している。
各リーフポイントのクリューの位置が適切かどうか確かめるために,メインセールを揚げた。風見は正面を向いているがほとんど無風なので好都合だ。位置は適切。3ポイントまで縮帆した時,『BonanzaII』君が裂け目を発見してくれた。バテンの先っぽの部分だ。やっぱり細かい点検が必要ですね。
応急処理でリペアシートを探すがない。『BonanzaII』君に「ないか?」と聞くと,なにやら頑丈なシートを取り出してきた。粘着力がすごい。両面に貼ってから縫う。色は黒いが気にしない。
風向風速計を取り付けよう。バッテリーから直取りで動作確認しておくが大丈夫なようだ。
では台座をマストトップに取り付けよう。
位置を決め細めのキリでガイド穴を開けようとするが,なかなか硬い。先週の『BonanzaII』艇のマストトップに穴を開けた時とは大違いだ。とうとうキリが折れてしまった。そうこうしていると漁船が帰ってきた。マストは大揺れ。そうか,今日は土曜日だった。漁船は14時の競りに間にあわせるために13時半以降どんどん帰港してくる。ボルトの先が定まらない。作業は今日は中止だ。
岸壁はポカポカ陽気で半袖シャツでも汗をかいた。明日も終日晴れマーク,窓枠のメンテナンスに励もう。
うわ,これはシバーさせたら一発アウトやな。
見栄えは悪いが,せえへんよりまし。
動作確認のために接続した。行けるようだ。
穴あけを開始したが,時は13時半近く。漁船が帰ってくる時間やった。これでは開けられへん。
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