Friday, April 09, 2021

山屋の習慣が抜けません

 昨日買い足したチープなインスタント食料を積み込む。
 冬山に行っていた(高専の)山岳部時代の品目とさっぱり変わっていないが,重くて背負う気がしない缶詰と魚肉ソーセージはヨット対応。

 ギョニソが5本パックで4本分の値段で売っていたので思わず買ってしまう。
 関西人なら(伊藤ハムの)ポールウインナーが正しい選択だが…高専の山岳部時代は,それに6Pチーズとさくさくのビスコがあれば大満足だった。2週間ぐらいは保っていたので問題なしだが,一度保存料無添加のちょっぴり高級なソーセージを持って行ってえらい目にあったことがある。アプローチを終えてテントを張りザックを開けた途端にそいつは匂いだした。フイルムに包まれたそれはぷくりと膨らんでいる。間違えて踏んづけたらパンッとピンク色の中身が飛び散り,異臭が辺りに漂った。明らかに腐敗していた。その点この魚肉ソーセージは安心だ。何たって昔は乾物屋でも売っていたのだから。
 社会人山岳会に入ってからはこんな物はほとんど持って行かなかった。もっぱら乾燥野菜と写真にもあるスープ類のみ。一方でレーションはバラエティ豊かにしていた。1日一握り分の容量でいかに中身を工夫するか。ちょっとした休憩時にビニル袋に入ったそれをつまむのが楽しみだった。
 
 ギャレイ横のストッカーは満載で,まだ余裕があるのがセティバースの背もたれ部のロッカー。そこにはα米とインスタント麺を格納する。

 重い缶詰類はバース下に入れておく。まだまだ収納スペースに余裕がある。
 取り出しにくいのが玉に瑕。

『LEIA』さんが回航予定のAH24の整備にやってきた。
 ちょっと出すと言うので便乗する。

 挙動が素直。セールに敏感に反応する。あっという間に6kt後半の艇速。
 シンプル,軽装備で太平洋に繰り出せたら楽しいでしょうね。

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