Monday, June 24, 2024

そうそうホンダCB72にタイプ1とタイプ2があったなあ

 4サイクル2気筒で,180°クランクと360°クランクの両タイプがあった。180°は不当間隔爆発,高速型で,等間隔爆発の360°は低中速型だったと記憶している。

Saturday, June 22, 2024

垂れたら嫌やね

 エンジンの試運転にもっと時間をかけたいが,そうなると出かけなくてはいけない。今日の午後から明日午前中の天気は芳しくないからと舫を解かない理由が先に出てくる。
 始動は一発で決まり,低回転でも安定して動いている。アスターンに入れ回転を上げる。緩い振動が消えエンジン本体が落ち着いてきた。昨日チェックした燃料フィルターからの漏れはない,指で触っても乾いている。
 エンジン前面,エンジン後部(シャフト側)もポート側面も開放して各部を調べる。スターボード側の蝶番の付いた扉を開けて側面を観察すると,ポタリと落ちている。

 フィードポンプからの漏れだった。締め過ぎないように用心して増締めした。
 ブリーザーホースが宙ぶらりんじゃないか。ホースバンドが付いていないが,先日,エンジンベッドに転がっていたのがそれだ。

Friday, June 21, 2024

締め過ぎ注意でっせ〜

 港に着く頃には雨も上がっているだろうと雨傘をさして出かけた。道中で止んだが,分厚い雲が空一面に広がったままだ。
 キャビン内での作業なので曇り空はありがたい。バウハッチを開けると淀んだ空気が入れ替わった。
 燃料フィルターを交換する際にホースが邪魔で外したのがよくなかった。アイドリングではなんともなかったが回転を上げると軽油が滴り落ちてくる。へしゃげていないしなあと銅パッキンをそのまま使ったのがよくなかったか。手持ちは?そうそう,先日多めに購入してあったのだ。パンジョーボルト2本だから4枚あればいい。8枚買ったのでまだ残っていた。これで漏れは止まるだろう…あわわ,まだまだあかん,エア抜きボルトから吹き出しとるがな…つづく*

 ちょっと休憩しよか。

 ちょいの間,青空が広がってきた…風力4のいい風が吹いているし…

*つづき
 こいつは要注意やで,ちょっと閉め過ぎたらスコンと逝ってまいよるからなあ。もうちょっと締めたろか…コクっと手応えがあったところで停めたのに,吹き出しは変わらん。抜いて調べる…また,銅パッキンか?このサイズの予備はあったかなあ〜あった,あった,ありました。挟んで慎重に締める。エンジンかけて回転を上げる…ブラボー。
 昨日に引き続きオケラにチェックインする。できればホームポートからじゃなくて帆走時に入りたいなあ。

 近畿は梅雨入りしたそうだ。ほどほどの雨にしてくださいね。

Thursday, June 20, 2024

高い所の作業はいいんだけれどねえ

『東日流』のフォイルメンテナンス。埋め込みのネジが揃った(昨日同様ナベネジの頭を整形した物)ので昨日の続きをやる。 

 このマストステップはよくできている。僕が8年前に乗っていたケッチのそれは手袋をしないと怪我をしそうなほど角っこの処理ができていなかった。素手で触っても全然痛くならないので今日もらくらくマストトップまで登った。
 フォイルに振れ止めのスリングを通して目当ての部分まで下降していく。あと1箇所,2本のネジを埋める。頭が昨日埋めたネジよりも出ている。これではスイベルが引っかかるだろうとヤスリで削った。ほどなく終了。デッキに下りてスイベルを引き上げる…???何,フォイルの内部接続部品を付けたまま下から3番目のフォイルがずり上がっていった。もう1箇所必要だったんだ。
『東日流』艇長の作業は素早く,2本のネジはすぐに出来上がった。同様の作業でネジを埋め込み,デッキに下りて最終チェック。スイベルは引っかかりもなくスムーズに上がり,また下りてくる。やれやれ,無事に終了してよかったよ。

 相当替えていない燃料フィルター,ええっ,前回アッセンで交換したのはなんと3年近く前ではないか… 
 マイナスドライバーでこんこんとやれば緩むはずだった…おバカでした,逆向きに叩いていたじゃないか。

Wednesday, June 19, 2024

ようやく晴れたか

 17日夜から翌18日の午前にかけて相当降った。気になるのは雨漏りだが,対策(ダクトテープを貼っただけ)がよかったのかキャビン内もロッカー内も垂れた跡がない。気をよくしてメンテナンスは後回し,セールを揚げた。

 浮遊物がたくさんあるかと思っていたが,きれいなものだった。港内のゴミの散乱のほうがよっぽどひどい。

 ゆるゆるの走りをやっていたが,さっさと帰ってメンテナンスをしよう。

 古いT字バルブのニップルが外せない。隣の『Bonanza II』艇長が万力を持参していた!早速使わせてもらう。ついでに彼の手も借りておく。ありがとうございました。

 固着なんのその,万力は偉大だ。シールテープを新しくして向きを90°替えてつないだ。
 後の作業はホースの取り回しだけを考えればいいので一旦中断した。
 
『東日流』のラフフォイルが空回りして,ジブの取り付けができない(ひっかかってしまう)。イモネジをぶち込んで固定すればいいのだがそのネジが特殊なようで,同サイズのナベネジならあるらしい。ところがそれを使うと頭が出っ張っているのでスイベルが通らない…ナベを細工して頭を小さくすれば元の穴に入る…朝から電動工具の音がしていたがその作業だったのだ。見せてもらったそれはジャストサイズだった!すばらしい!

『東日流』にはマストステップが付いているので登るのは簡単だが,バックアップは必要,で,シャントをセットする。マストトップからフォイル(フォアステー)沿いに下りていくが振られないようにビレイループからフォイルにスリングを通しておく(マストは垂直,そこを支点にフォアステイ沿いに下りていくからね,オーバーハングと一緒)。
 ネジは2本ともぴったしとはまった。もう1箇所抜けている。あと2本埋め込まないといけない…続く。
 
 ずっと以前に『東日流』艇長が,
「エンジンを停める前に船外機のように清水を流すといいよ。」
と言っていたのを思い出した。土曜日にシリンダヘッドを開けた時に塩詰まりしていた経路を見つけたので,これは是非やらないといけない。
 自艇に戻り,配管を仕上げる。確かめてよかったよ,安物のホースバンドを使った部分は錆が激しく,締め上げると切れてしまったじゃないか。

 バケツ1杯分だけで充分だろうなあ…エンジンルーム内に三方バルブを取り付けるいいスペースがないので床下に設置した。清水タンクから水を供給するが,清水タンクって言ったって飲用は不可で,もっぱら生活用水だからまあいいか。具合を見てまたすぐ変更できるようにだけはしておいた。
赤:通常の海水経路,緑:今回設置の清水経路,青:シンクへの清水経路

 当然,真水だ…スターンの排気口で味見したかったが,逆さになって落ちそうだったので止めた。

Sunday, June 16, 2024

試運転も問題なし

 なんだ蚊がいるじゃないか。アースがあったはずだが,ハエに直接かけても死なないという環境に優しい殺虫剤ゆえ効果は期待できない。入口に網をかけておく。朝方,またプーンと羽音が聞こえてきた。
 FujiKetch45が出航。本日は方杭漁港までとのこと,お気をつけてお帰りくださいね。

「帆船」ですね〜

 さて,メンテナンスの総仕上げは試運転だと『Wiz of Oz』艇長が乗り込み出港した。夜半ぱらついた雨こそ止んでいるが全店曇りのベタ凪。エンジンの具合を確かめるのが目的だからセールも出さずに機走に徹する。

 いきなりニュートラルにしても,デッドスローで走っている間にも止まってしまう(ままある)症状もすっかり解消した。
 ブラボー!

Saturday, June 15, 2024

せめてなりたや猫の手に

 天板が開けば作業もさぞかししやすいだろうに…そんなことでめげるやわなお方じゃない。苦境というのは僕が使う言葉で,その状況下でやることを冥利に尽きると捉えているのだろうか,ただひたすらメンテナンス,お世話になりました『Wiz of Oz』艇長。

 吸気バルブにもカーボンが溜まっている。
 調子の悪い後ろ側の気筒(これを1番と言うらしい)外側の冷却水経路に塩詰まりがある。


 バルブに損傷はなく,カーボンの付着で圧縮がうまくいかなかったようだ。

 コンパウンドで摺合せ,バルブを落として油膜をはる。
 
 ヘッドを組込みボンネットを被せる。上からやれるといいのだが,ボンネットと天板の間隔は80mm程度しかない,バウ側開放部からの作業となる。ポート側開放部にいる僕も屈辱的なラーゲを強いられている…あいたたやね。
 補機類をセットしてオイルを入れたらエンジンオン。
 煽らなくても威勢よくかかる。アイドリングは高めなのでこれは修正。落としていっても元気なのは両ハイともしっかり働いているからだ。
『Wiz of Oz』艇長,お疲れ様でした,ありがとうございます。
 作業手順は『Wiz of Oz』艇長のHPをご覧ください。
 
 ちょっとでも早く飲みたい僕たち(『Wiz of Oz』艇長,『Bonanza II』艇長に私)はタクシーで銭湯に向かう…当然のことである。

 番台前で一杯飲むのも捨てがたいが,今日は店に急いだ。

 大将元気で何より。
 銭湯からここまでの道中で『こうたや』の大将にも会った。あちらから挨拶してくれるのがうれしい。ご無沙汰しています,また寄りますね。

『LEIA』艇長も駆けつけてきた。

 さんざん飲み食いしたのに,『大統領』でオデンにラーメン食ってりゃ世話ないね。

 そうだ,港そばのコンビニにアマゾンから物資が届いていたのだった。そのために寄ったのにさっさと持って出たのはヨット飲みのためのつまみじゃないか。もう一度入店して物を受け取った…酔っていたのか。

Friday, June 14, 2024

準備しています

 燃料コックを閉じて暖機運転,途中でアスターンかけるがなかなかしぶとく回っている。40数分後ようやくクランクがブルンと停まった。三方開放したままだったので水温計はそれほど高い数値を示していない。
 まだ20時間ぐらいしか経っていないオイルを抜く。
 ミキシングエルボを外すが異常なし,きれいなものだ。後部のジンクを抜いて海水を出が,その前に下部,特にオイル配管周辺に5-56を噴霧しておく。
 燃料濾し器をブランケット毎外しておくが,外側のボルトがなかなか抜けない。いや,抜けないと言うより緩んでいったのに途中で固くなってしまった。手で探ると後ろにナットがあったのだ*…おばかだね。内側は緩めるだけで外れる。
*本来は必要のないナットであった。

 オルタネーターを外したいが,ブランケットがサーモスタットの取り付けと一体化されている。力を込める必要もなく4本のボルトは抜けたが…

 このガスケットを買うのを忘れていた。接面を触るが古いパッキンも付いていない…前回はなしですませたのだろうか?シートをカッティングするかと,とりあえず寸法だけは記録しておいた。
 海水フィルターの出っ張りが気になるので,ホースは付けたままだが壁面からは外しておく。

 気温は高いがそれほど不快ではない。汗もかいていないのは湿度のせいかな。
『FujiKetch45』さんが見えられたので拙艇でしばし歓談。ヨットの話,海の話をゆっくりと聞きたいものです。

 ビールが美味いだろうなあ。

Wednesday, June 12, 2024

いい風に誘われましたよ

 漁協は定休日だから水揚げ場で水道を使うのに時間制限はない。セールパックに生えた苔の除去をしたいので移動した。
 パックを取り外して洗濯すればいいのだろうがその間代わりのカバーを付けるのも面倒だなあなんて楽をすることばかり考えている。

 ホースでじゃんじゃん水をかけ下洗いの後,洗濯用洗剤をブラシにつけて擦る。汚れと違って汚い汁が出るわけでもないので取れたか取れていないかの判別がつかない。頑固な部分は明らかにきれいになった。薄く付いているところはなかなか生地の色が出てこない。あんまりやってもなあ…適当に終わった。
 
 漁船に掲げてある住吉さんや金毘羅さんの旗がいい風だぞとばたついている。出ないとねえ〜

 関空島アメダスの数値では風力2,Windyでも今日の風は期待できないはずだったのに,なかなかどうして遊べるじゃないか。

 関空島北西面を南下するが,ぎりぎりの上りで冴えない。もう少し西進してからの方がよかった。周囲の安全を確かめてからオケラにチェックインする。久しぶりにつながってよかったよ。中継したのは『Lapita』艇長だというのもなかなか面白い。
 艇速2ktに飽きてしまい,北上に変えた。

 北端黄灯標で東進…なんだなんだ6kt後半が出ているじゃないか。辺りの海面にはちらほらと白波が出ている。思わぬボーナスだが,あのまま南下していればもっと楽しめたのかも知れない。

 久々の快走です。
 この風では微風用のAirvaneはちょっと大きすぎるようでお辞儀ばかりしていて挙動が大げさだ。面倒くさがらずにチェンジするべきだった。
 いい風のまま帰港。西風で友水越えてずっと走りたい…

 きれいになったと思うのだが…

Tuesday, June 11, 2024

のんびり旅が素晴らしい

 2年前に粟島で会った北海道のヨットFujiKetch45。

 乾杯!到着ビール!!
『東日流』艇長から素晴らしいよと聞いていたバウの作業場を見せていただいた。万力にボール盤…各種工具類の山,これは工場だ。
 ヨット談義をまだまだ続けたいが,自艇のメンテナンスを放ったらかしだ。昼でおいとまする。

 日曜日に届いたパーツと(ヨットの)在庫とを再確認をする。

 不足なしでやれやれだ。ガスケットは多めにあった方が安心する。
 冷却水ホースもくたびれてきたので買っておいた。この整備が終わってから三方弁を付けようと思っている。

 前回の続き,「オートパイロットをウインドベーンのシステムで使う」の作業を開始した。振れるようにピンを回転軸に取り付けて,(オーパイの)シャフトの伸び縮みに対応するか試してみた。ある範囲内では巧く動作するが,極端に伸ばしたり縮めたりするとピンが外れてしまう…つづく。
 冬以外はほぼ使えるヨット用のサンダル…いや,ヒールカップがあるからシューズか。

 もう製造していないのかと諦めていたが,先日検索をかけると品切れ続出,えっ,売っているんだ…そうか,もう6月だったんだ。ないないと思っていたのはまだ冬だったものね。近くの店に在庫があって何よりだ。

Saturday, June 08, 2024

今日もいい風でした

 セールパックに苔が生えている。南側より北側だから拙艇の場合なら左舷側より右舷側に繁殖している。洗い場に着けてそのままホースでジャブジャブ,洗剤をかけてブラシで擦れば取り外さなくてもいい。そのままにしておけば勝手に乾くはずだし…と楽な作業方法を取る予定だった。
 岸壁を歩いていると『Bonanza II』がもう舫を解いている。港内の海面はさざ波が立っているし,頬を撫でる風の心地よさったらない。いい風だから出ないといけないね。

 前方が船溜まり防波堤の切れ目,その外にある防波堤の切れ目が港の出口だ。左転するわけだがたいていそこで真上り,今日も予想は裏切られない。ぎりぎり行けるかなと突っ込むが逆ジブになってしまい,テトラ横の黄灯浮標が迫ってきた…

 風力3ののんびりモード。漁船の姿は見えない。保安庁の巡視艇がやってきたが手前でスローダウンしたようで引き波がやさしい,こうでなくっちゃね。お勤めお疲れ様です。

 旧知の『きらりⅢ』艇長から電話がかかる。なんとそばを走っている(二色から出てきた)ヨットに乗っているとのことだ。ご安航を。

 風は真後ろ,ジブをたたんでメインだけでゆるゆると帰港した。

 やりっぱなしで結局解決していないこれをやっている。ティラーのシャフトは直線運動なのに刺したピンが振り子のように動くから工夫が必要だなあ…いやいやもっといい策があったはずだ…確かかなり前に読んだことがあるとブックマークを探ってみたら,池川さんのHPに「ピンの角度が変えられるようにしておく…」が書いてあったじゃないか…すっかり忘れていた。
 海南の『胤』艇長が帰宅途中に寄り道。エンジントラブルが解消したようで何よりです。

Friday, June 07, 2024

二艘曳きの漁船がたくさん

 青空が素晴らしい。風力は2ぐらい,これ以上落ちることはないだろう。エンジンは片肺だから遠出はしない。しばらくはデイセーリングか近場へのクルージングだろうなあ。

 正面からの風,バウ舫を外すと後ろに下がってくる。

 視界をよくするため港内ではジブは小さめ,すごすごと港口に向かう。船溜まりの防波堤はクリア,次の白灯台に船首を向けたらやっぱり真上り,この狭い場所でタックはしていられない。あえなくペラを回す…
 
 赤灯台からブイが数個並んで沖に出ている。タコブイなら風下を抜ければいい。刺し網の綱ならば水深下5mはあると思うが避けたほうが気が楽だ。手前でタックして岸和田沖を目指した。

 少しひやっとした風が心地よい。

 ずっとエンジン音が聞こえている。漁船の姿は見えないが数は多そうだ。そのうち左舷側から数隻やってきた。漁船の邪魔をしないように走る。岸和田の巾着漁だろうか,たいてい午前中に帰港するようだ。大漁だといいですね。
 ぎりぎりまで帆走を楽しみ,エンジンをかける。よかった,ちゃんと動いているよ。

Tuesday, June 04, 2024

黒煙は確かに出なくなったよ

 ほとんど片肺のエンジンだが一応始動はしておく。
 発注のため,ヨットにも在庫があるはずだから重複防止のためにチェックしておいた。
 キングストンバルブが詰まった時のためにもう一つ経路を用意しておくといいとかなり以前から『Wiz of Oz』艇長から聞いていた。すぐにでもやればいいのにようやく作業をする気になってきた。シンク海水蛇口用のスルハルバルブから分岐させたホースをつなげば手っ取り早い(と思う)。部品箱に古いT字バルブがあったので,これが使えないかな。

 古いホースがにちゃついてなかなか外せない。ニッパーで少しずつ切り離してようやくタケノコが見えてきた…つづく。

 120Lダッフルバッグ一杯の荷物と自転車を下ろすが,どちらも重たいねえ。食料は保つだろうから下ろさないし,液体は勝手に減っていくからこれも残しておく,いや,残らないか。
 さてネット検索・発注だが,デスクトップのでかい画面の方がストレスがない。さっさと帰ってやってしまおう…その割には寄り道しているが。

 へえ〜こんなのあったんだ。『びっくりドンキー』はハンバーグというイメージしかないなあ。
 
 ホームセンターでホースニップルを購入,手持ちのホースで何とかなりそうだ。

 関所につかまった…

Sunday, June 02, 2024

ビギナーのビギナーたる所以

 いかんねえ,時刻だけをセットしてアラームを解除したままだったよ。曇り空,ぱらつきもある。湯を沸かすが,コーヒーは面倒なので淹れなかった。スープを飲んでから岸壁に出てワンライン用とバウ1本だけを残し舫を収納した。『Wiz of Oz』艇長は相当早く起きたらしくもう散歩もすませてきたようだ。僕に声をかけてくれたようだがさっぱり気が付かなかった…
 エンジンの始動性が悪い。弱々しくかかり,アイドリング回転に戻すと停まってしまう。昨日,神戸空港沖を過ぎてからエンジンオンした時にもそうだった。こりゃいかんねえ,行くなってことさと自らを納得させれば明石の順潮に乗って佐野に戻るだけ。

 晴れてきたのに惜しいなあ。
 
 本船の往来が途絶えたので,海峡大橋西側で松帆(淡路島側)に渡っておく。

 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
 焼くや 藻塩(もしほ)の 身もこがれつつ

 あっさりとホームポートに帰ってきた。
 始動時の黒煙が気になるのでエアクリーナーを開けてみた。スポンジは原型を保っているので安心していたのだったが,目詰まりか触るとベトベトしていて剥がれ落ちてくる。
 クリーナーを外したままエンジンをかけると黒煙は出なくなった。エア不足が原因だったようだ…やれやれ。

 代わりに食器洗い用スポンジを詰めておいた。おいおいヘチマに交換しておこう。

 次は噴射バルブを点検する。
 以前にやった(やってもらった)はずだがすっかり手順を忘れている。やっぱり自分で触らないといけない。

 バルブを下向きに置いてはいけないと指示がある。そうだった,先っぽが大事だからね。

 圧は問題なし。それが原因だと対処は楽だったのだが…
 バルブを再装着してエンジンをかける。
 以後はここをご覧ください,今回はここまで。いろいろとありがとうございました。

 長期クルーズに出かける予定だったので足がない。駅まで『Wiz of Oz』艇長に送っていただく。
 
 電車+バスの接続が悪い…と言い訳を考えてから堺東の店に消えていく。

明石港発  06:25
佐野漁港着 10:25(21.1NM)

Saturday, June 01, 2024

明石港に着けました

 明石海峡の北西流は潮は13:40と条件は悪いが,大阪湾でセーリングをしながら向かうことにした。

 神戸空港方向だと5ktマイナスの快適な走り,ずっといい感じで走っている。そこからワンタックで海峡大橋を目指すつもりだったのだが,それは甘い考えだった。これでもかと言わんばかりの真上りでジブを巻き取り,エンジンオン。メインセールのシバーは免れない。まだ数NMあるのに下ろしてしまった。

 7〜8ktで海峡大橋をくぐる。

 5月に着けられなかった明石に久しぶりに舫いました。

到着ビールは欠かせない。

 銭湯はここ。
 番台前のスペースではビールも飲めますよ。

 いつもの『蜂の巣』へ。
 この後,3軒ハシゴすりゃ明石を堪能したことになりますねー。

佐野漁港発 08:45
明石港着  15:05(25.9NM*)
*佐野〜明石間は20NMぐらいだけれど,いい風で帆走していたからね。