Tuesday, November 10, 2020

富島にも久しく来ていなかった 富島漁港

  夜半になってもゴーゴー唸っているがおそらくそれは北からの風が島を通り抜ける音ではないかと思う。風速計の表示はそれほどでもない。
 昨日の散歩中に,「野良犬に餌をやらないで」の看板を見たが,空き地にいて僕にワンワンと吠えかけた犬も,桟橋で一人散歩している犬も野良なのかもしれない。
 朝の暗いうちに連絡船桟橋のトイレに向かった。誰かに吠えているのが聞こえるがおそらく昨日の2匹だろう。
 戻ってきて浮き桟橋のたもとに数匹がごろ巻いている。1匹だけこっちにやってきてワンと吠える。「吠えんといてえな」と言うと鳴きやんだ。よしよし,なかなか賢いやっちゃ。
 風は桟橋からゆったりとヨットを離す程度に吹いている。行って来い舫の必要もなかった。最後のスプリングを桟橋から外してそっと船を外に押す。慌てて飛び乗る必要はまったくない。
 隣の漁船2隻は6時ぴったりに出ていった。僕の出港はそれから20分後。港内でゆっくりと片付けをして出る余裕があった。

 坊勢島と家島間を南下する。矢ノ島の向こうから朝日が上った。今日も快晴だろう。

 クォーターリーでそこそこの走りを期待していたが,セールはときおり力が抜けたかのようにパタンパタンする。

 しばらく前から気になる船があった。
 AISで分かった。なんと相生に停泊していたPacificVenusで,それとすれ違ったのはXIN JIAN ZHEN 新鑑真でした。

  干潮の岸壁に着けた。今は少し押されているがやがて(ヨットが)少し岸壁から離れる方向に風が回るだろう…
 一人で来た時は必ず寄る店『志田』はあいにく今日は臨時休業。明日までいようかな…
 近くにある『清雅壮』でお風呂,お世話になります。

 風呂に入らせてもらった上におみやげを頂きました。また来ますね。ありがとうございました。

 風呂から上がったら14時前だ。開いている店はないだろうかと探すと,『真心』が15時までやっているではないか。

 店はほぼ満席,カウンターだけ空いている。生中にレバニラモヤシ炒め。

 港への帰り道に住吉神社があった。もちろんお参り。

 こうでなくっちゃいけない。うまく岸壁から離れている。

 2,3時間はキャビンで色々と整理…そう書いておかないと飲んでいただけになるから。
 PM5時10分前に勇躍岸壁に降り立つ。夕方にはしなければいけないことがある。

 明かりが灯っていました。お姐さん,お元気そうで何よりです。

 なんと言ってもこのタコの鉄板焼。噛み心地,口中に広がるタコの風味…

 自慢のスジ玉焼きで〆。
 ごちそうさまでした。ヨット仲間にも元気だと伝えておきます。来春には数艇で押しかけたいなあ。

坊勢島奈座港発 06:20
富島漁港着   11:50

No comments:

Post a Comment