Sunday, November 08, 2020

坊勢に向かう 坊勢島奈座港

 5時に起きて外を観察すると…霧が濃い。天気予報で確認すると相生に濃霧注意報が出ているが海上には出ていないようだ。南の方はと見ると霧は濃くない。
 以前から行きたかった坊勢に行こう。
 相生からは9マイルでクルージングとしては相当短いが,のんびりやるのが今回の目的だし,それよりフジツボで艇速がさっぱり出ないので遠くに行くのはストレスがたまりそうだ。
 
 相生港内はほとんど吹かない。昨日も風速計が壊れたかのように無表示が多かった。
 広くなった辺りでメインセールを揚げるがパタパタと冴えない。

 コンビニで朝のお勤め代の代償にサンドイッチと地域限定玉子ハムカツロールを買う。味覚がお子様なのでついついフライ物に手を出してしまう。

 クォーターリーで走る。後ろからヨット2艇。
 1艇は東に,もう1艇はセーリングを楽しんでいるようだ。ここ(相生)に船を置くのもいいなあ。
 家島と西島間に入ると真追っ手になった。ジブを閉じメインだけで走るがブームが安定しないので残り1マイル強で下ろした。
 
 港口に本船が6隻アンカリングしている。間を抜け防波堤を左に回り込む。
 防波堤の内側は係船リングが多数設置されていてスペースもたっぷりだが,引波がきつそうだ。奥に入って様子を見る。聞いていた通りに木造浮き桟橋があり空いている。さて,持ち主は誰だろう?ここは遠慮して埋め立て岸壁の南端のスペースに舫う。

 この部分だけ(岸壁下部が)えぐれていない。
 風は岸壁側から吹いているので静かに停泊できそうだ。

 晴れた日にはビールが美味い。

 燃料補給するが,短時間しか動かしていないのに消費量がいつもより多い。
 オイルが落ちるのを待ってからチェックする。昨日補給したので問題なし。
 街並み見学でもしよう。

 突堤の付け根あたりに「波切不動」があった。
 お参りしておく(お賽銭も)。

 突端に『よじ』。
 昼飯食ってから,手前の浮き桟橋に移動した。

 寿司屋が開いていたので覗くが,あいにく予約客しかだめなようだ。
 連絡船桟橋に幟を見つけたのでそちらに向かう。
 酒のアテを尋ねるが,サバを食いたいのなら向かいの魚屋で調理してもらい,それを持ち込んでもいいと素晴らしい返事を頂いた。弟さんがやっている店とのことだ。

 坊勢鯖を1本さばいてもらう。
 ありがとうございます。

 持ち込みのサバの造りで一杯やる。わさびと和辛子出してくれました。ありがとうございます。

 もちろん店のチャーシューも注文した。
 4名のお客さんが入店。漁協の職員さんでした。浮き桟橋のことを尋ねると空いていれば使用可ですよと,ありがたい返事。
 この店のご主人さんが漁協に勤めていた頃に発案して,プレジャー船で坊勢に来られる方のために設置されたそうです。本当に助かりますね。

 小さくて市場には出ないアイゴの煮付けをサービスで出してくれました。
 美味いうまいと言うものだから追加で2尾,計4尾いただきました。苦味がいい。

 食料品店があった。名前からは想像もつかない。
 果物に飢えていたので柿を購入した。

 すぐに移動した。

「暗くなるまで待って」(邦題)はヘップバーンの映画だが(その題名に中学生の俺たちは妙に萌えた…),日が落ちてからさっきの店でまた飲んだ。
 〆は【坊勢ラーメン】。
 おやすみなさい。

相生港発    06:30
坊勢島奈座港着 08:40

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