上りの微風，船底はフジツボだらけときたら艇速はさっぱり期待できない。
暇だけれど，2艘引きの漁船が数多く出ているのでワッチに気を使う。
相当しぶとく生き残っているこいつ。脚さえすりすりしていなきゃ飼ってあげてもいいんだけれどね。かれこれ2ヶ月ばかり生息しているようだ。
瀬戸内海のクルージングはそれが当たり前だと自らを納得させればいいが，これがなかなか難しい。
燃料を補給するが，電動スイッチがONのままポンプを抜いたので軽油が垂れる。ウエスで拭きまくり。こんなことがうまく処理できないのは日帰りセーリングばかりしていて泊を伴うクルージングをおろそかにしたせいだ。
いつものようにオイルが落ちるのを待ってからチェック。補充は出る前にした方がよかったが，短い航行距離なのでここでオイルを足した。紙コップで約300cc。
番台前に缶ビールがあって泣かせます。
数多ある店の誘惑を振り切り，北海道開拓使マークを目指して歩く。
隣席の元お姉さんの話が面白くてついつい肴にしてしまった…ごちそうさまでした。
ヨットに帰ってとっとと寝よう。
佐野漁港発 09:50
明石港着 14:50
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