Saturday, March 18, 2023

小雨の中を回航する

 昨日11時前に上架先の鉄工所に出向いたが,ちょうど着いた時にそこの会長さんからの着信音が鳴った。下架した艇があるので今から回航しないかという話だったが,あいにく僕は今その回航先にいる。もう少し佐野にいればグッドタイミングであったのに…午後からは雨予報で,明日(本日18日)の雨は9時過ぎには止む。しばし悩んだが今日の回航となったわけだ。

 キャビンに入ってびっくり。このところ雨漏りのことなんてすっかり意識していなかったが相当濡れている。タオルでの拭き取りは1回で終わらず数回繰り返した。左舷側はほんの少し,右舷側が厳しい状況だ。また作業項目が増えたよ。

 雨は降り続いているが以後本降りにはならないだろう。
 風向きは…

 目的地から狙われたかのように真っ直ぐの風,メインを揚げてもシバーするだけだしとセールパックも開放せずにひたすらの機走だね。

 ううん,いかんねえ,船首はこれでもかと言うばかりに波をすくっている。色気を出そうと風見を見るがやっぱり真っ直ぐ前を指している。艇速は2kt台じゃないか。1時間ちょっとで行けるはずなのに,これじゃ2時間を越えるだろうなあ。

 途中で青空が見えてきた。俄然気持ちが明るくなってきたが,艇速はそのままでひたすら我慢のエンジン頼り。
 おや,ロープの先からしずくが垂れていない。雨が止んだようだ。
 港内に入るとようやくハルが横風を受けて艇速が増してきたが着岸壁はそこなんだけれどねえ。

『BonanzaⅡ』艇長が車でサポートに来てくれました。ありがとうございます。

 クルージング中の僚艇から,
「オケツが汚いで。」
と散々言われていたが果たしてその通りで,左舷側はこの辺りだけだが右舷側はお尻だけじゃなくてミジップまで緑のぬるぬるしたものに覆われている。
 先日フジツボはある程度こそげ取ったのであんまり付いていない。

 こら走らんわ〜機走で普通に5kt出ていただけでも儲けものだ。
 ジェットで汚れを落とし,取り損ねたフジツボをスクレーパーで剥がす。
 頑固な緑の汚れはメラミンスポンジでようやく拭い取れた。やれやれ。

『BonanzaⅡ』艇長に佐野まで送ってもらう。お世話になりました。今度,一献傾けましょう。

2 comments:

  1. 今年はどこか乾燥した時期に窓枠の平面加工やっちゃいましょう。歪みが出ているんでしょう。

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    1. そうですね,梅雨前にやっちまいたいですね。
      タッピングビス穴もバカになっていますよ。

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