Thursday, April 30, 2020

セルベッサ ポルファボール

 港への道中にはいろいろな店があるが,客寄せ宣伝の幟,そのどれもがさっぱりはためいていない。今日も風が弱そうだ。
 快晴が三日間も続いている。3月に買って車に載せたままになっていたビールや2Lペットボトルウォーターをヨットに積み込む。この天気では車内温度はそうとう高温になるだろう。ビールがまずくなるのはいただけない。
 どこにも行かずにヨット泊して飲んだくれてもいいが,風呂上がりの一杯ができないのがよくない。おそらくこのビールは長持ちするだろう…ほんまかな。

 取り敢えずビール2ケース48本に,ボトル5ケース30本。

 キャビンテーブル下にちょうどのスペースがあった。あまりにも収まりがいいので隙間ができないように注意しないといけない…絶対に飲まないぞ。
 こちら側は通路にもビルジ点検にも使わない。

 マストトップにあるアンカーライト,Wind Transducerのケーブルのチェックのために登る。そういや『風来坊』のマスト作業を頼まれていたことを思い出した。うまいタイミングで『風来坊』艇長が岸壁を通りかかった。シットハーネスを履いたまま彼の艇に移動する。
 キィキィ音解消のためマスト上部のメインハリヤードシーブに潤滑剤を注入する。お安い御用です。

 オケラは小笠原とつながる。
 できればクルージング中に交信したいが仕方がありません。

 何でもいいから使わないカラビナをヨット用に持ってきていたが,こんなのがまだ残っていた…サレワの中空カラビナ。
 軽くて一時期はやったが,繰り返しの衝撃に対してはちょっと不安が残る。すぐにみんな使わなくなった。

 ソーラーパネルからバッテリーにいくケーブルは途中にコネクターがある。
 防水処理はしてあるが,ここもチェックして,より厳重に自己融着テープを巻き直した。

 カンカンとシートがマストを打つ音が聞こえてきた。
 いい風が吹き出したようだ。
 でも,片付け終わったし乗らないけどね。

 さあ,家に帰って飲んだくれよう。

Wednesday, April 29, 2020

2日連続の快晴でしたが

 予報では昨日よりはほんの少し風がいいはずだった…

 よたよたですわ。
 タックするにも船首がなかなか振れん。
 見渡す海面はどこも同じよう。
 それでも少しだけエンジンのお世話になって沖出しするが…やっぱりおんなじやわ。

 昨日右舷側のセティバース横の棚に細かい茶色のドットがたくさん付いているのを見つけた。底に置いてあるラジオや棚の奥にある錠剤ポポンS(ちょっと長期に出るので『Bonanza II』艇長が持ち込んだのだが,コロナ禍で役目を果たせずにあるのが悲しいが)の瓶にも。
 チェーンプレートへとつながる支柱の上部ステンレスプレートを触ると指が茶色くなる。土曜日のヨット泊で酔っ払ってコーヒーでも吹いてしまったのか。
 丸2日風が強い日があった。雨も相当降ったようだ。デッキ上のコーキングをしたのはもう随分前だ。そこからの雨漏りはそれ以後ない。疑わしいことは除去しよう。

 古いコーキングを剥がして,あらたに打ち直すことにした。

 なんとか保ってほしいが,雨が降ったり波しぶきを浴びたり,そしてリギンにテンションがかからないと分からない。

 行かない休日は天気がいい…
 作業日だって晴れているのが一番だ。

Tuesday, April 28, 2020

ほんまもんの春ですわ ユマーリング

 快晴,風弱し。
 予定通りマストに登って作業をしよう。
 ユマーリングの方法の一つ。山ではもっぱらアッセンダーを2個使う速い方法を取っているが,たかだか10m台の登高だしヨットでは最近はここに書いたやり方(アッセンダー1個)が多いのは下降の際にデッセンダーを取り付ける手間が省けるからだ。

 メインハリヤードとクライミング(ユマーリング 用)ロープ(スタティックロープだとさらによろしい)を環付きカラビナで連結(インクノット)し,マストトップ(ウインチでギリギリ)まで揚げる。ウインチから出たロープはジャムクリートで固定(2か所以上)する。
 メインハリヤード単体で登ってもいいが,たいていそれは硬化していてアッセンダーが効きにくいし,デッセンダーにいたっては装着できないこともある。クライミング用のロープを追加して登る一番の利点は,マストトップで作業を終えた後にデッセンダーを除くクライミングギアをその場に残置したまま降りてこられることだ。残してきたギアは自分がデッキに着いてからクライミングロープを引いて回収する。
 垂れたクライミングロープ(右黄緑)※(1)にアッセンダーをセットする。
 シットハーネスに着けたローリーグリグリなどのビレイデバイス)から来たロープ(真ん中青)※(2)をアッセンダーの脱落防止穴にかけたカラビナ(僕は使っているがプーリーは特に必要ではない)でターンさせる。
 ターンさせたロープ(左橙)を引くと,人間動滑車となって身体が上がる。その際足を使って同時に伸び上がる。
 アッセンダーからは必ずディジーチェーンやパスを使ってハーネスにビレイを取っておく(安全策)。

 アッセンダーの下側のロープ(右黄緑)※(1)を腰で一旦Uターンさせて,手(上側)のアッセンダー(カラビナにかけたプーリー)に持っていく(左青)※(2)。
 上に着いたらアブミの上段に登り,ハーネスのビレイループからクイックドローや短いスリング(両端にカラビナを取り付けてあると便利)でメインハリヤードとクライミングロープを連結したカラビナにビレイを取ると身体が安定する。これで両手を離しても作業ができる。最初にウインチでギリギリまで引くのも,できるだけ身体を上部に持っていきたいからで,さらにアブミの最上段まで上がることができれば,マストトップを下に見てのドリルでの穴開け作業等も容易になる。
 メインハリヤードが相当しょぼい時(ままあるんだが)は,別のロープ,例えばトッピングリフトを垂らしてシャントでバックアップを取っておくといい。
 僕がクライミングでさんざんやってきたことをヨットの上でやっているだけのことで,この方法がベスト,安全かどうかの保証はない。ロープは切れるものだし,器具は壊れる物。ヨットの艤装だって,他にも色々…安心できるの?やるのはあくまでも自己責任。ひとりでやれるってのが本当は大事なこと。だからボースンチェアに乗ってウインチで他人に引き揚げてもらうよりはいいかなって感じ(リモコン電動ウインチは別ね)。
 
 上部での今日の作業は簡単。
 バックステイにワイヤークリップでブロックを取り付けて,ロープを通す。このロープに電線を這わせた。

 行って来いにしたのでロープが2本あるが,1本に電線が付いている。

 いい天気でした。
 明日も晴れだ,セーリングしよう。
 風は今日よりきっといいはずだ。

Sunday, April 26, 2020

今日も吹いていますね

 久しぶりのヨット泊で飲み過ぎたらしい。3つ隣の『COSMO』艇長から頂いたウヰスキーがたいそううまかったので,ぐいぐいとやってしまったのが敗因だ。いや,満足したのだから勝因というべきか。
 年末から1月にかけて立てた予定では,本日は小笠原に向けての出航予定日であった。
 今後1週間の天気予報ではいい風に恵まれそうだ…そんな未練がましいことを言っていても仕方がない。外で遊んでいられるのだから愚痴はなしだ。

 ワイヤーアンテナの取り回しを改善するために,余っているバテンをレーダーアーチに装着して横に振り出すことにした(『Wiz of Oz』艇長のアドバイス)。
 10mの電線を30cmばかりカットして具合を見ると,うまくチューニングできた。

 トッピングリフトで吊っているが,バックステイにワイヤークリップでブロックを取り付け,別ロープで行って来いにするのが明日以降の作業。

Saturday, April 25, 2020

大型連休が始まったらしい

 リタイヤした人間に連休も何もあったものでもないが,長年慣れ親しんできたGWという言葉には,どうぞお遊びになってというメッセージが込めらている。
 長距離クルージングはおろか近隣の他港へ行くのでさえ今はよろしくない。家から港へ,ヨットに乗ってしばらく遊ぶ。帰港したら家に帰ってもいいし,そのままヨット泊でもいい。ただし,銭湯に行くのはよろしくないですね。

 昼頃から相当吹きそうだ。午前中にささっと楽しむのがよろしいようで。
『WIND』艇の後にすぐ出港した。
 岸べたで関空橋に近付き,タックして二色沖を目指す。近辺でセーリングする時はいつもこのパターン。

 途中風見が回りだし1ノット台に落ちたが,耐えているうちにまたいい風が吹いてきた。

 ごちゃごちゃしているが全部必要なロープ類。
 AIR VANEの調整(青ロープ)は両舷のどちらからでも操作できるようにしたので格段に楽になった。

 出た時よりも風がよくなってきた。
 今日の風はやや冷たい。後から出てきた『Wiz of Oz』艇は一足先に港へ帰った。
 僕はもうしばらく楽しむことにする。

 田尻側から関空橋を越えてやってきたのは『風来坊』艇でした。

 本船が通過したわけでもないのに,変なうねりが2,3度やってきた。その後風がさっきより強く吹き出し,風向きも変わったようだ。
 追手で赤灯近くまで行き,セールを収納する。

 焼酎をやりながらさっぱり生産性の上がらない作業を続ける。何しろ時間だけはうんとある。暇つぶしのタネを摘んではいけない。

 ほっそりとした月が沈もうとしている。
 ちょっと上にはVENUSが…できれば大海原で見たかった。
 今日はヨット泊しよう。
 昼間は20℃近くあった気温が急に下がってきた。その分だけ大気が澄んでいると感じられる。気持ちのいい夜になりそうだ。

Friday, April 24, 2020

天気がころころ変わりました

 本日も港でヨットにこもる。

 取り付ける前には導通確認をしていたアース電線であるが,ATUからキールボルトまで延長するのに引っこ抜いたり押し込んだりしたものだから断線しているかもしれない。1本物の線ではなく,数カ所ハンダ付けしてから熱収縮チューブで継いであるからその可能性もないとは言えない。
 グランド端子からアンテナに使う電線をキールボルト付近まで引っ張ってきてテスターで導通を確認すると,ブザーが鳴った。やれやれよかったよかった。やり直しはゴメンだ。

 ワイヤーアンテナに使用する電線の片端に丸型端子を付ける。
 トッピングリフトで引き上げて各バンドのチューニングを見た。

 今日もオケラタイム。小笠原とは58。最近調子がいい。各局ありがとうございました。

 10mの電線を6.3mの釣り竿に巻こうとしたが,まるでコイルだ。さすがに長過ぎる(釣り竿が短すぎる)。

 4mmロープをタイトに張り,電線を這わせる。

 時折雲に覆われて暗くなったり,雨がぱらついたりしたが,帰る頃にはすっかり晴れていた。
 明日は久しぶりにセーリングしようかな。

Thursday, April 23, 2020

もぐらさんといて

 ATUのアースはセーフティラインに取っているが,キールボルトから取ればとアドバイスをいただいたので実行しないといけない。

 スターンにある収納庫。
 おそらくプロパンガスボンベ用だろう。僕は使わないのでウェットスーツやその他潜るための道具を入れている。
 ここからは何度も潜り込んだことがあるが,なかなか屈辱的なラーゲを強いられる。しかもたいてい道具を忘れたとか,配線ケーブルを固定するためのインシュロックが足りなくなったりして複数回出入りするのが常だ。
 すでにあるコーキング済みの配線穴をほじくって更に1本のケーブルが通るようにする。
 引き込んでから次はコクピットロッカー内に誘導する。

 途中オケラタイムで休憩。
 最初は信号が弱かったが徐々に強くなり,最後に小笠原とつながる。各局ありがとうございます。

 先程の穴(収納庫)よりは随分と広いが,体の向きをヨットの縦方向にしないと入ることができない。中に入ってから身体を90度回転させて作業をするわけだが,屈葬のような姿勢でやることになる。
 リードしてきたケーブルを燃料タンクの上部を這わせて次にギャレーにつながる穴に押し込む。
 キャビンに移動して,階段を外してからオイル点検用の蓋を開けシンクの下に上半身をねじり込む。さっき押し込んだケーブルは?よかった!こちらに伸びてきている。
 ようやく身体が開放される。
 階段下の板を外してシンク下から引っ張り込み,それをキールボルトまで持ってきた。

 輪っかにしてからボルトの頭に嵌め込み,ガムテで貼り付けた。
 やれやれ。

 今日は1日中風が強かった。
 コロナが人のいない所まで飛んでいけばいいのにね。

Wednesday, April 22, 2020

飲み過ぎ注意

 自粛で在宅していると朝から飲んでしまう。やっぱり少しは調理して飲酒時間を減らそう。
 調理も味見ができるような物は作りながら飲んでしまうので要注意だ。飲まないためにやっているはずなのにキッチンドランカーになっちゃいけない。
 出来上がるまでつまみ食いができないものがよろしいということで,やっぱり大好きな餃子にしよう。生の豚ミンチを練り込んだタネは舐めるわけにはいかないなあ。
 先日応急で作ったラー油は速攻でなくなった。しかも適当な粉唐辛子がなくて極細の唐辛子だったから風味が今一つだ。買い出しでいいサイズのそれを見つけたので先ずはラー油作りからだ。
 小さめのパンに,ネギ,生姜,鷹の爪をいれ弱火でじっくりと油に香りを移す。粉唐辛子に油を注いだらおしまいだが,僕は少し焦げた唐辛子が好きなのでもう一度火にかけることもある。
 キャベツ,ネギ,生姜,ニンニク,豚ミンチをまぜてまぜて混ぜまくる。肉は少ないほうがうまいと思う。白くねばねばになってきたら練り込みも終わりだ。
 焼く前にテーブルに食べるための用意を全てしておく。タレを調合して器に入れておく。
 ビール,焼酎,日本酒,ワインなどなど切らしてはいけない。調理中にドリンクしなかったご褒美だ。
 飲酒時間は減ったが,飲酒量は増えてしまったといういつものおバカなパターン。

 一皿目。今日は二皿だけ。
 本当はもっと食べられる。

 アマプラ観ているうちに寝てしまった。優雅なシエスタ…
 少しは頭を働かそうと,スペイン語のテキストを開く。恐るべし餃子パワー!するすると読んでいけるではないか。

 夕方届いた待望のレターパック。
 これで飲み続ける日々がより長くなったことだけは確かだ。

Tuesday, April 21, 2020

どっちがメイン

 先週申請した軽油引取税免税証を受取りに南森町まで出向く。もちろん公共交通機関は使用しない。
「郵送で申請・受取はだめなの?」
と先週に引き続き質問してみたところ,ようやく先週の木曜日から対応したらしい。どうもフットワークがよろしくないですね。そんなことすぐに決められそうですが…
 愚痴っても仕方がない。今日のメインは府税事務所に来ることではなくて,ワインの引き取りだった。
 馴染みの店が自粛で営業を停止している。そこの大将はハンガリーワインのインポーターでもあるし,小売もしてくれる。店に行けないからワインでも買って気分を晴らそう。
 せっかく大阪に行くのだからと配達を遠慮して直接取りに行く。

 今回は1ダース注文した。
 連休は外では遊ばずに,ヨットで家で楽しむことにしよう。

 運転中に電話がかかっていた。スーパーに着く直前でJCIからのものだった。折り返し電話を入れる。
 臨時変更証の書き換えの件であるが,有効期限の開始日の確認だった。
 自粛期間の明ける5月7日からにしたがもっと後でもいいという。もっとも検査日からあまりずれてもまずいらしい。
 コロナ禍が今後一体どのように収束していくのかは分からないが,6月1日からの2ヶ月に変更してもらう。お手数をおかけしました。
 
 さっそくやりました。
 このペースでは連休終わるまではおろか始まるまでになくなってしまいそう…

Monday, April 20, 2020

出る気にならない天気でした

 ミッドナイトから降り続いている雨は,部屋の中にいても聞こえるほど激しかった。
 明け方,ようやくその音も聞こえなくなった。もう降らないだろう。

 港への道中にあるホームセンターでアンテナ線に使うケーブルを買う。
 チューニングできないバンドがあったので,切った繋げたでいろいろと長さを変えてやってみたところ,ちょっとみっともないケーブルになってしまった。 この際1本物に替えよう。

 ヨットはメンテナンス中の『響』艇を除き全艇バースにある。
 漁船も漁に出ていないようだ。明け方は結構吹いていたからなあ。

 作業の前に,JCI大阪支部に電話した。
 僕の臨時変更証は4月27日から二ヶ月間となっている。コロナ自粛で5月6日まではお出かけはあきまへん。5月7日から有効※に変更してもらう。郵送でいいのがありがたい。
※5月7日になったら,コロナ禍は消え去っているの?というツッコミはなしですよ。

 作業に取り掛かろう。
 やっぱりちょっとワイヤー長が短かったようだ。昨日チューニングできなかったバンドもきれいに決まった。
 後はアースを工夫すればいいと聞いている。冴えない天気で狭いロッカー内の配線をする気は失せてしまったので今日はここまで。

 オケラタイムに間に合ったが雑音ばかりでさっぱりだ。
 12時40分頃,ようやく小笠原からの強い信号,チェックインして,いつものように気象状況を知らせる。各局のみなさまありがとうございます

 今日はトッピングリフトで吊り上げて運用したので,回収する。

 郵便局でレターパックを買い,船検証と返信用のレターパックを詰める。水曜日には返ってくるかなあ。

Sunday, April 19, 2020

びっくりすることがありました

 いつもの時刻に港に着いて自艇に向かう。
 すでに,『Wiz of Oz』艇長も『Bonanza II』艇長もコクピットでコーヒータイムをしている…できるだけ関わらないほうがいい…
「どこの方?」
 先制攻撃を受ける(笑い)。
 コクピットに行くとなんだか様子が違う。 
 ATUが取り外されていた。パーツを入れ替えるとのことだ。いろいろとありがとうございます。

 入れ替えにキャビンにあるのはFC-40!『Wiz of Oz』艇長が持ってきたのだ。修理の間はこれを使えってことらしい。助かりました。
 配線をやり直し,無線機につなぐ。
 チューニングできた。
 あいにくオケラは今日は厳しい。
 明日以降,ワイヤーアンテナ長を変え,アースも取り直し,ベストコンディションにもっていこう。

 前々から頼まれていたのに,すっかり忘れていたのは,『Wiz of Oz』艇のマスト灯(三色灯と全周灯のコンビ)電球の取り替え作業だ。
 養生テープで灯の上部に堰を作ってから風向計のボルト4本を取り外す。風向計は落とさないように予めスリングでバックアップを取っておく。
 2本の球を取り替えておしまい。
 僕にできるお手伝いはこれぐらいしかない。

 写真を撮る暇もなくメンテナンスに没頭していた。
 帰りの挨拶はやっぱり自艇に。
 お疲れ様でした。

Thursday, April 16, 2020

いつものパターン

 昨日出来上がったAIR VANEの動作具合を確かめよう。
 ほんとはね,どっかに出かけたいんだがね。泊地で湯につかり,地物で一杯だなんて考えただけでも涎が出てくる。

 港口でメインセールを揚げ,ジブも広げた。
 すぐに左に切って関空橋を目指す。
 VANEの様子を見るが,今日の風とはうまく合っているようだ。

 全面にさざ波が広がっている。べたべたの海面が見えないから気持ちよく走れるだろうなあ。
 関空橋手前でタック,二色沖を目指す。
 2艇ヨットが走っている。誰だろう?

『東日流』艇と『merit』艇でした。

 風は終始4ノット台,快晴,この陽気じゃずっと遊んでいたい気持ちになる。

 アビームから追手で帰るが,4ノット後半まで出ている。
 しまったなあ,もっと沖出しすればよかったよ。

 ゆっくり片付けて,オケラをワッチ。
 最後に小笠原とつながる。ありがとうございます。

 雨の中,追手で走っていると背中が冷たい。差し板も入れないとキャビンに雨が降り込む。
 短時間なら透明ビニール傘をさしてしのいでいたが,オーバーナイトでは辛い。
 先日買ったポリエチレンシートを延長ドジャーからエアカーテンのように吊り下げられるように細工した。
 効果は?
 実際に使ってみないと分らないが雨傘よりは快適でしょう…
 港に着いたら,ブームをガンネルに振って,ドジャーからレーダーアーチまで覆いとしても使える…はず…。

 燃料が枯渇している。これ以上港にいると反動が怖い。夕方にはまだ早いが帰るのが正しい…甘露水はそれからだ。

Wednesday, April 15, 2020

試さないと…

 今日は気温が20℃まで上がるらしいが,朝は結構冷えている。

 3日間エンジンも動かしていないし,出港もしていない。メンテナンスの前に軽く走ろう。

 ほとんど吹いていなかったが,さわさわと動き出したようだ。
 おっ,いけてるやんと思って沖出ししていくが,そのうちぱったりと止んでしまった。
 さっさと帰って,作業の続きをしよう。

 ちょうどオケラタイムだったので,ワッチすると,9+で入ってくる。小笠原と一発でつながる。各局ありがとうございました。

 AIR VANEの付け根に9.5⌀で穴を開けてから,カッターナイフで切欠を作る。

 取り付けようとしたが,受けパネル2枚の間隔に対して厚みがありすぎた。
 少し凹ませるとようやく窮屈そうに収まった。
 試用したいところだが,風は午前中より弱くなっている。次回に持ち越し。

 右から,大・中・小のつもり。
 中は小より幅が広い。

 今日も1日1作業。
 まだまだやりたいことがある。明日にとっておこう。

Tuesday, April 14, 2020

さてさて,出港はいつ…

 大阪なにわ北府税事務所に免税軽油の報告・申請に行く。
 
 自分のヨットを手にしてからは,エンジンを動かしたら必ずアワーメーターの数字を記録していた。当初報告書作成は面倒だなと思っていたが,いつもやっていることを別の用紙に書いただけで,むしろ管理しやすくなったと感じる。去年は600Lぐらい消費したので,今年はもっと使うかなと思っていたらこの始末だ。
 
 こんなご時世だから公共交通機関を使わずに車で来た。
 町に出てきて,ついでに一杯といういつもながらのパターンが壊れしまった。昼飲みできないのはつらいよね。
 コロナ禍いつ収まるんだろうか。

Saturday, April 11, 2020

とりあえずここまで

 どこにも寄らずにオーバーナイトで遊んでこようかと思っていたが,日曜日の天気が今ひとつだ。おとなしくメンテナンスに精を出そう。

 いい風が吹いている。
 小一時間だけでも楽しもう。

 AIRVANEの角度調整は右舷側にリードしてある(緑)ロープでやっていたが,左舷側に座っている時は移動が面倒だった。
 どちら側に座っていても調整できるように,あらたに(青)ロープをセットした。使いやすい。
 コクピット後方は,ティラークラッチロープ(赤白),ウインドベーンロープ(赤・黒)とたくさん交差していて,なんともスッキリしない。

『WIND』艇が出てきた。シアーラインが美しい。
『Wiz of Oz』艇は帰港。僕も無線機の調整がある。

 全てのリレーを一旦取り外して,調べる…この後,アンテナ長を変えたり,他パーツも調べていく。
 時折メールや電話で,無線のプロ,泉大津の『Blue Lagoon』さんからもアドバイスが入る。ありがたいことです。

『merit』艇のファーラーの不具合を直しに登る。
 ピンをフォイルに差し込む。これで固定されたようだ。
 ジブを揚げ下げしても引っかからない。よかった。

『八点鐘』さんから,使わないからと新品のジャックラインをいただく。ありがとうございます。

Friday, April 10, 2020

乗らんぞと決めて作業にかかる

 密を避け,より開放的な空間を提供してくれる港へ向かう。

 接着剤を手に入れたので残りの2枚を貼り付ける。
 骨となるアルミ棒も挿入した。
 外側をテープで囲み,取り付けのためのスリットを2箇所いれれば作業は終了。これは明日以降やろう。

 気になるのは無線で,先日からチューニングがうまくいかない。ワイヤーの長さを変えて試行錯誤を繰り返すが,すべてのバンドで使えるようにはならない。
 時計を見ると,はや12時20分。あわててケーブルを差し替えて,モービルホイップアンテナで運用する。
 最初から小笠原とつながる。素晴らしい。
 その後東大阪から『Wiz of Oz』艇長もチェックインしたようだ。

 ATUを開け,中の配線を1本フリーにして試してみるが,うまくいかなかった。
 お手上げだ。
 また『Wiz of Oz』艇長のお世話になる。いつもすみません。

 帰り支度をしていると,『merit』艇から声がかかった。ジブが下りないらしい。
 原因はフォイルが上部1/5のところでずれて,グルーブが下部のフォイルと合わないためだ。登ってフォイルを回すが,かなり固い。握りしめて少しずつ数度回すとようやくもとのラインに戻った。
 分割されているフォイルの固定ピンが欠落して空回りしている。それを打てばおそらく解消するでしょう。
 なんだか息苦しいのはマスクをしたままユマーリングしたからだった…
 メンテナンスをしていても僕はヨット仲間にアドバイスできることは殆どないが,登る作業だけはお任せください。

Wednesday, April 08, 2020

海は安心…

 さっぱり風はないがヨットは出す。

 港を出てすぐ沖に漂流物が見えた。これが結構長い。用心してヨットを進めたが,はたしてそれは…竹竿だった。
 そういえば,昨日,竹竿フェンダーの有効性について『Wiz of Oz』艇長と話をしたところだったんだ。

 ちょっと左舷に振ればジブを出せそうだが…
 とろんとした海面しか見えない。

 たよんたよんじゃないか。
 ほんの少し先にさざ波が見えているのに到達できない。
 ずるして2,3分だけエンジンをかける。

 3ノット出ればいいかなんて思っていたが,4ノット後半まで艇速が上がった。
 帰りは,追手の弱い風をウインドベーンで耐えた。

 オケラはファイナルコールで小笠原とつながる。びっくりした。みなさん,ありがとうございます。

『LEIA』艇の電動ウインチの取り付けを手伝う。
 穴開けとボルト締め。
 なんとか付きました。あとはスイッチボックスと配線ですね。また声をかけてください。

Tuesday, April 07, 2020

海上は安全でしょう…

 AIR VANEの作成が中途半端なままだ。接着剤を手に入れたので,今日は仕上げよう。
 午前中は軽く走る。

 よたよただとおもったが,そこそこ走っている。

 少し走るともっといい風になってきた。艇速は3〜4ノット。
 薄い雲が空を覆った。ちょうど風も弱くなってきた。かっこうの帰港の理由だ。

 オケラをワッチしてから,本題の作業に取りかかるが…

 あまりにもばかでした。接着面積に対して購入した接着剤の容量では全く足りない。
 もう少し粘度が低くて延びると思っていたのだが。
 さっさと切り上げる。

『LEIA』さんがやってきたので,お邪魔する。ミルクにクッキーごちそうさまでした。

 気持ちのいい天気だ。ロングクルージングに出たら楽しいだろうなあ…コロナ禍さえなければ。