Wednesday, October 06, 2021

エンジンは外見もきれいにしておく

 涼しくなったらエンジン整備(清掃)をしようと思っていたのに,このところの暑さといったらなかった。ここ佐野漁港のバウ側岸壁(概ね北西面にあたるのだが)は,かなり高くボリュームもあり,そのおかげで風の被害からは免れているのだが,その分蓄熱作用は相当なものだ。夕方涼しくなってきたかなと帰港しても,舫を取っている間にたちまち汗が噴き出てくる,夏なら当然なのだが,秋冬でもかなり暑いことがある。
 今日は風も弱く期待していなかったが,キャビンに入ってもひんやりしている。これなら冷蔵庫のスイッチも入れる必要はなさそうだし,作業の合間にアルコール燃料を補給する必要もなさそうだ。
 先日ジンクを交換したので,その周辺は海水を浴びている。作業前にCRCを噴霧しておいたし,作業後も水スプレーで塩分は除去しておいたので錆は生じていないだろう。
 サーモスタット付近が錆びているのは,去年はホース交換をしたのと,ここから海水が溢れ出たのも影響しているのかもしれない。

 真鍮ブラシでやさしく擦り,エアブラシで飛ばしてから,ウエスで表面を拭く。『Wiz of Oz』艇長から小分けしていただいたRUST CONVERTERをハケ塗りした。
 オケラをワッチしてから,2度目を塗った。本日の作業はここまで。RUST CONVERTERはシルバーなのでこのままでもさほど違和感はないが,明日ヤンマー純正塗料で仕上げる。
 エンジンもエンジンベッドもきれいにしておくと,オイル・燃料漏れや海水漏れが発見しやすいと思うが,だんだん汚れが目立つようになってきた。古くなったら今までより余計に時間をかけないといけないね。

 岸壁に寺本鉄工所の会長さんが来られていました。僕も随分世話になった。少し立ち話。素晴らしい職人さんです。

2 comments:

  1. 検査の時も綺麗なら「お!」っと思われサクサク進みますね

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  2. 確かに印象が大事ですね。
    先ほど塗装しました。においが消えるまで全開しています。

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