Saturday, June 30, 2018

年に一度の

 天候が思わしくなく,ひと月遅れの船底塗装をすることになった『Bonanza II』艇の回航に付き合った。
 火曜日の午後からずっと強風が吹いていたが,今朝はすっかり収まった。曇りの予報だったが,ぐんぐん青空が広がってきたし,真っ白い入道雲が成長している。午後は夕立がありそうだな。
 13時頃,大浜ドックの桟橋に着けた。若林さんがスタンバイしていて,すぐに上架する。船底はすごくきれいだ。プロペラシャフトに幅広の紐のようなものが垂れ下がっている。バウにエンジンのあるスカンピのプロペラは深い位置にある。絡みついたホンダワラやビニル袋などを取るのは苦労する。取り切れなかったものが残っていたらしい。

 湊駅前の立ち飲み屋で喉を潤してからが作業タイムだ。もっとも潤すどころか腹いっぱい飲んでしまったのだから始末に負えない。
 PSSシールを交換するためにはシャフトを抜かなければいけない。二人ともしたことのない作業でとまどるが,ネット経由で『Wiz of Oz』艇長のアドバイス,現場で若林さんの手助けを得ながら,なんとか抜けた。おめでとう『Bonanza II』君。
 時計を見ると18時半,今日のお勤めはここらで終了だ。
 出島のMさんに勧められた店で一杯やっていれば,作業にずいぶん苦労したけれど,本当に今日の仕事は辛かったとはならないのが遊びの遊びたるゆえんだね。

真ん中のスカンピが『Bonanza II』艇。右は拙艇(ヤマハ30C)で左は『Wiz of Oz』艇(エスプリデュバン)。

マリブに珈琲豆を漬けて(2,3ヶ月)おけば,おいしいリキュールになる。

すっかり夏の雲だ。

ほとんど汚れていない。バッチリの塗料と塗る技術。

Friday, June 29, 2018

今日も1日中吹いていました

 ぼちぼちやるから毎日港に出勤。
 今日は風が治まるかなと思っていたが,どんどん強くなってきた。僕が港に行った朝が一番弱かったようだ。
 本来の作業に入る前に,フク子のメンテナンスがあるとはつくづく世話をかける子だ。もっとも悪いのは彼女にブームパンチをくらわした僕なのだから仕方がない。南風を受けてバネ替わりに巻いたスレンレスの針金がビョーンと伸びている。いくら押さえてももとに戻らないのでもう一度やり直した。今度はうまく首がはまったようだ。

 同じ泉佐野の『Wiz of Oz』さんの発案で,泉大津の『Blue Lagoon』さんが設計・製作してくれたAIS ALARMをようやく設置した。ピーピーよく鳴ります…当たり前か。ありがとうございました。

 海水ぐらいはじゃんじゃん使いたいものだが,足踏みポンプではチョロチョロで,コクピットでバケツで海水を汲んだほうがよっぽど速い。取り外してあった電動ポンプは果たして動くのだろうか?
 動いた!
 俄然やる気が出てきた。既存の配管(入と出)にそれぞれT型ジョイントで連結すれば,電気も足踏みも両方使えるのではないか。問題はホースの内径の差だ。異径ジョイントを探そう。

時折パラっとくる程度で降らないだろう。スターンからの風なので,キャビンに新鮮な空気を送ってくれそうだ。

アマチュア無線機とスピーカーで簡易AIS。電波は発信しない。相手の電波を感知して音が鳴る。

この艇を購入したときからポンプはあったが配管はされていなかったので,ロッカーにしまったままだった。

あっちむいてこっちむいて。お勤めご苦労さま。

Thursday, June 28, 2018

気温は高かったようですが,海はそれほどでもなかった

 仕事をしている時はずっと5時起きだった。ちょっとずるして6時起きの毎日がうれしいは,遊びに熱中する時はやっぱり4時起きがよろしい。

 また後日に作業しようと思っていたが,やっぱりコンセントの配線を分けよう。バウに冷蔵庫を設置している。そこの配線を独立させた。
 バウ→トイレ→セティバースの背もたれ部分のロッカー→電源パネルときているようだ。ニッパーでスパッと切る…しまった!ニッパーは3本あるがどれも切れが悪い。買っておくべきだった。
 端子を付け,ハンダで固定する。新しいパネルのオスにそれを差し込む。通電を確認する。よかった,ちゃんと(冷蔵庫)が動いている。
 今回の電源パネル作業はこれで一段落ついた。次はバッテリー配線の改良をする。

南風にやられて,首が伸びてしまった。もっと太い番線で作り直す必要がある。

どこから来たのか子どものバッタがおりました。バッタの乗船はこれで3度め。

行き先のないケーブルが3本まとめてあった。どこから来ているのか?いずれ探さないといけないなあ。

ずっと吹き荒れていました。漁船も漁に出ていません。

Tuesday, June 26, 2018

帰ってもメンテナンス

 4時に起きた。汗もかかない快適な夜だったと言いたいが,すぐ後ろに停めた海保の巡視艇のエンジン音が一晩中聞こえていた。
 GWに泊まった時に,ジェノバラインの職員さんがヨットの出入港の参考にと関空連絡船の時刻表をくれた。始発は4時45分なのでそれが出てから出港しよう。
 前夜のうちに航海灯の確認は全てオーケーだった。全てオーケーのはずだった。オーパイをセットすると,ピッと音が鳴る。よしよしきちんと接続できている。GPSプロッターの電源スイッチを入れるが,さっぱり起動音がしない。?昨日確認したはずなんだが…パネルを開け,それらしき線をたどると,あれっ,赤も黒もつながれていない。全くのボーンヘッド。
 港内でメインセールを揚げる。それほど風がない。

 関空島南端でタグボートからタンカーに進路を先に譲ってくれないかとコールがかかる。タンカーとタグの動きを見ているとそれぐらいは分かった。ヨットには無線が積んでいないと思われているのだろう。もっと気楽に船同士が連絡できればいいんだろうね。

 誰もいないホームポートに帰港する。
 片付けだけをしてから,ホームセンターへ急いだ。昨日の作業で端子が足らなくなったからだ。
 途中『Wiz of Oz』艇長のアドバイスを受ける。大変助かりました,ありがとうございます。なんとか格好だけは付いてきた。次はバッテリーシステムの改良で,これは泉大津の『Blue Lagoon』さんが回路図を書いてくれた。材料はすでに買ってあるので,あとはいつやるかですね。
 
洲本港発  05:30
佐野漁港着 09:45

アビームで快適に帰るはずであった…

暑そうだが,例年より岸壁は涼しいと感じた。

『Wiz of Oz』艇長の言うショートバーを使えば,こんな細工はしなくてもいいのになあ。

右端はまだ空いている。おいおい,左端のパネルで共用になっているコンセントを分離していく予定。

Monday, June 25, 2018

気分を変えて 洲本港

 高知は香南の和田艇を10日間の日程で訪ねるつもりだったが,週間天気予報は雨マークの連続,和田さんも29日には大阪に帰るということなので今回の予定は延期にした。

 今日(月曜日)は天気がいい,明日もよさそうだ。近場にクルージングして,泊地でメンテナンスをすることにしよう。
 関空島を過ぎてから,行き先を考える。洲本方面には真上り,加太だと少しは楽しめそう。明日はどうだ?明日は洲本からの帰りはアビームになりそうだ。少し南を向いた船首を西に振る。
 ガラガラの洲本港に着ける。潮は今から満ちてくるので舫のセットは楽だ。
 冷えたビールともおさらばだ。電源パネルの増設なので,電気が走っていては困る。冷蔵庫は使えない。
 まだ,行き先知らずのケーブルがあるが,分かっているところから,必要なところから,し直す。

 外に,ネクタイ姿の御仁。曰く,
「ここは停められません,出て行ってください。」
 時すでに16時を越えている。この人,正気?まあ,仕事は尊重する。言い方の問題やね。取り敢えず彼が役所に戻れるようにお土産をあげなあかん。詳しいことを尋ねると途端に,
「あかんからあかんのんです。」
 おまけに
「サントピアに停めたらどうですか?」
って言いよる。それあかんやろ,公務員が民間の宣伝はご法度やで。
「津名やったらええんか。」
と聞いたりますと,
「そうです,津名なら立派な桟橋があります。」
「そんなもん高こうて,ヨットマン誰も停めてへんで。」
 何のことやら分からん顔しています。
「公共岸壁どないやねん,黄色の黒のあるやろ。」
と質問をしますと,この人,公共岸壁のこと知りはりませんでした。兵庫県もお粗末な人雇うてますな。
「まぁ,とにかくキャビンに入りなはれ,見てくれたら分かるで,メンテナンスでごった返してますわ。出たくても出られません。」
と言うたら,
「整備が終了次第出てください。」
「えー飯も食いに行かなあかんし,飲みに行かなあかんし,終わってもすぐには出られへんし,明日の朝にでもなるかな。」  
「とにかく修理が終わったら出てください。」
「あー明日の朝でもええんですか?」
「修理が終わったら出て行ってください。」
 典型的公務員発言ですなあ。こないだまで僕も公務員やったけれど,これはひどいね。もうこれぐらいで堪忍したろ。
「修理に1週間はかかりそうやわ。」
は言わんといた。

 18時半まで真面目にメンテナンスをした。
 いつものように『東光湯』。『うさぎ食堂』でキリンにホッピー。ママも一杯いかが。

佐野漁港発 09:30
洲本港着  13:30

やっぱりベタベタになりました。ジブを開いたのは1時間にも満たなかったなあ。

1艇だけの貸し切り。夕方に保安庁の調査船が後ろに着けました。何を調査中なんやろか。一晩中エンジンかけっぱなしでしたね。

途中はNHK第2を聴いて気分転換する。

2系統を新しい電源パネルに移動させました。

開いていてよかった。静かに飲むのが一番です。

Sunday, June 24, 2018

晴れるといいね

 昼から高専時代の同級生たちととパーティ。久しぶりに大勢が集まる。
 今日の午後からは晴れるだろう。明日からの高知行が延期になったので近場のクルージングでもしようかな。

あと2,3時間もすれば雨も上がるだろう。

Saturday, June 23, 2018

メンテも楽し

 港に着いて少しすると雨が降りだした。今日はキャビン内の作業なので支障はない。
 ふと岸壁を見やると『BonanzaII』君が来ていた。彼もメンテナンス。
 雨脚が止まった隙きに,『BonanzaII』艇のマストに登って,マストトップの確認だ。ジブハリヤードがマストに吸収される所にいい塩梅に穴が開けられている。ここにシャックルを介してブロックを付ければトッピングリフトの設置には問題がない。倉庫に行ってロープを探すがいいのがない。購入してからまた取り付けよう。
『Wiz of oz』艇長がやってきた。手際のよいメンテナンスを見ていると惚れ惚れする。
 途中,3人でホームセンターに今日の整備に必要な部品の買い出しをした。
『Wiz of oz』艇長は,エアコンの排気・吸気ダクトを取り付けるための新しいハッチの作製,僕はガス仕様の半田ごて,『BonanzaII』艇長はオイル。それぞれが自艇の快適さを追求している。
 一段落して,両艇長が来艇。僕は,今日買ったばかりの素敵なポットで珈琲をご馳走する…少し濃すぎたようだ。
 機械・電気,その他整備に関してはオールマイティの『Wiz of oz』艇長が僕のやっている電源パネルの改善について,アドバイスをくれる。ありがとうございました。これで来週中には格好がつきそうです。

 各艇片付けを済ませ,『なごみの湯』へ。その後は,スーパーで食材の買い出し。
 エアコンの効いた『Wiz of oz』艇で,夏の鍋を堪能する。またやりましょうね。

ずいぶんくたびれたクライミングギアがあるが,ヨットで使う分には問題ないだろう。

雨が上がった。

ホルモン鍋をやる。絶品でしたね。

Friday, June 22, 2018

意外に涼しいキャビン

 ハッチを開ける。澱んだ空気はバウのハッチを開けると,通風孔のように風が流れて一気に入れ替わった。

 一つのことをやりだしても,思い出したように次々とやりたいことが出てくるので,きりがないなあ。
 電源パネルに配線をしたかったが,線がない。手持ちのケーブルは太すぎたり細すぎたりで準備不足を恨む。それでもなんとか次回には片付きそうだ。
 階段には滑り止めが付いているが,角の部分にしかゴムが貼られていないので雨の日にたまに滑ることがある。4段分のノンスリップテープを貼った。滑ると言ったって急いで下りるからそうなるだけなのだから,注意するに越したことはない。
 
 時間はたっぷりあるようで意外に進むのが速い。好きなことをやっている時はそんなものだろう。

まとめてプラスの基盤につながっている。アース側は壁に集中してあるが,いちいちつなぐのが面倒だな。

右側が膨らんでいる。そのせいで安全カムが開放されたままになっているので危険だ。

削ると少し動きがよくなったが,膨らんでいるので完璧ではない。

Wednesday, June 20, 2018

ずっと降っていますね

 雨でもヨットに行って少しだけでもメンテナンスをしよう。
 ホームセンターでマジックテープを買った。ずれては困るが定位置とは限らないキャビン内の物を置いておくには便利だ。
 鳥除けのフクロウの首の動きが悪いので,取り外してこれもメンテナンスしておく。やっぱり落水させたのが悪かったのかな。
 岸壁から,「よじさん」と呼ぶ声がする。「?」誰かと思ったら泉大津の『Blue Lagoon』さんだった。僕が電気関係であくせくしているのを見かねて陣中見舞いに来てくれた。
 今日は,配線のチェックだと言いながら,バッテリー,ロータリースイッチのつながりを調べる。サッサッサッと回路図を書いている!これを称賛してはプロの方に失礼なのだが,私にとってはゴッドハンドだ。ありがとうございます。

 今日は佐野漁港の市場はお休み。『Blue Lagoon』さんと,隣の港である北中に昼食に行った。二人ともここの店を知ったのは,『風来坊』さんからだ。いつも有益な情報をありがとうございます。ここに泊地を変えた当初はよく来た。雨の今日もお客さんが次々に入ってくる。そりゃそうだ,平日だものね。

『Blue Lagoon』さんと別れてから,雨漏り対策をする。馬鹿な改良をしていないかと,『Wiz of Oz』さんからFB上で的確なアドバイスがアップされる。いつもありがとうございます。なんとかクリアしていると思いますが,またよろしくお願いします。
 
 帰り支度で舫を引っ張っているところに,『LEIA』さんがやってきた。「コーヒーでも飲まない?」とお誘いを受けたので,バルチックにお邪魔する。
 素晴らしいヨット,乗るたびにそう思う。メンテナンスの話やセーラーの話を聞いていると時間はすぐに過ぎてゆく。ごちそうさまでした。

 明日は歯のメンテナンス。港には明後日来よう。雨漏りの具合が楽しみだ。

すでに雫が垂れている。インナーハルを通って,ここが出口になっている。とりあえず配線や電源パネルに撥ねないようにしておく。
来た時よりも降りが強い。大阪は注意報だが,各地に警報が出ているようだ。

Monday, June 18, 2018

帰ります

 5時台には降っていなかったはずだが。だんだん雨音が大きくなってきた。メンテナンスは明日にして,今日は帰ろう。

東北東の風が吹いています。雨はもう1~2時間もすれば止むでしょう。

Sunday, June 17, 2018

楽しめましたか

 その店は『讃州』といい,3月まで勤めていた職場から歩いて3分の所にあった。あったと過去形で書いたのは,3/20に店を閉めたからだ。
 情熱うどんグループの総本山で,うどんしか食べられないと思って昼にしか利用していなかったのであるが,夕方に入ってメニューを見て驚いた。酒が飲める,しかも旨い酒だ。品書きの右端には『うどん居酒屋』とあった。それからはもっぱら居酒屋利用ばかりしていた。裏メニューもあったし,材料さえあればリクエストにも応えてくれた。決まった酒しか置いていない店が多いが,大将が味わってこれだと感じたお酒が随時入荷されている。15時以降にFBを見ると,今日のメニューやおすすめのお酒の写真がアップされている。
 別に店の存在自体がなくなったわけではない。肥後橋に所を変え,コンセプトも異なるが,新規開店したわけだ。
 肥後橋の店は,当面おまかせメニューとなっている。新しくなってから3度お邪魔した。大将のやりたかった,客と対話できるカウンター10席の店だ。料理はタイミングよく出される。おすすめの酒がずらりと並んでいる。
 リフレッシュを兼ねて(これは僕自身のそれも含んでいるのだが)大将と息子さんをヨットに誘った。
 大将とはこれで4度目のランチクルーズとなる(津名でランチ岩屋は源平加太で桜鯛)。

 晴れるだけじゃなくて,セーリングするのに苦労しない程度の風,ゲストを乗せるにはもってこいの日和だった。
 関空北まで気持ちよくセーリング,タックして岸和田漁港を目指す。途中で『Blue Lagoon』艇長から連絡が入った。一緒に入港する。
 岸和田マルシェで炭火焼き。ビールがうまい。
 帰りもセーリング。なかなかいい具合。

 またお越しください。私は店で飲んだくれます。よろしくお願いしますね。

酔いが心配でしたが,お二方とも全くその気配なしの余裕です。

ずっとメンテナンスを続けていらっしゃる『over joyed』艇が出ています。シアーラインが美しい。

適度なヒールで風を感じましたね。

Saturday, June 16, 2018

午前中はいい風

 天気がいいので自転車で行く。もちろん帰りもだ。行き90分,帰りは120分ぐらい。
 港に着くと,風速計がよく回っているし,港内もさざなみ,ヨットは北寄りの風に押されて岸壁に対して斜めになっている,一様にダークダックス状態だ。
 朝早く来たらしい『Bonanza II』艇長は寝ていたらしい。同乗を呼びかける。
 僕が出港の準備をしている間に,『Bonanza II』君にはバウのステップに滑り止めを貼ってもらった。ありがとうございます。

 港を出るけっこう白波がある。リーフしたセールを揚げる。ジブは少し巻く。いい感じのヒールで気持ちよく進む。タックをすると艇速が落ちたのは潮のせいだろう。
 田尻方面から2艇出ている。泉佐野を振り返ると見覚えのあるヨットがやってきた。『DUCK』艇だった。『COSMO』艇長も同乗している。洲本に行くらしい。お気をつけて。

 だんだん白波が減ってきた。リーフを解除して,ジブも全部出す。やっとこさ4ノット。追ってにするともっと遅くなった。この先いい風は吹きそうにない。港に帰ろう。ゲスト『かなば』艇の差し入れがあったようだ。岸壁で盛り上がろう。
 
 明日はゲストがやってくる。今日のような青い空が見えて,いい風が吹くといいなあ。

メイン1ポイントリーフ,ジブ4/5。そこそこヒール。5ノット強だからお気楽セーリングにはぴったしだった。

おやおや,風が落ちてきたのでフルメインにフルジブにしても4ノットだ。

隣艇の『Bonanza II』艇長が同乗しています。珍しくノンアルコール。

今日は飛行機の離陸が多い。5分間隔以下?

潮位が低い,11cm。明日も同じようだ。

はい,また明日。

Friday, June 15, 2018

雨の日は…

 宇治に行ったり,自転車で遊んだりしていたから,なんだか久しぶりの港だった。
 雨漏り点検のためにはうってつけの雨模様がいい。のんびり観察しながら,いろいろな機器のレイアウトにない頭を悩ませる。けっきょく,配置はそのままで少しシェイプアップするのとスパゲッティのように絡んだ配線をすっきりさせる。
『Wiz of Oz』艇長からいただいたSSBの無線機は電源パネルを増設してからチャートテーブル上に位置決めすることにした。少し木材,すでに製品となっているような置台を買っておけばうまく収まりそうだな。

 岸壁から声がする。雨なのに誰か来たのかな。『かなば』さんだった。ジブのトラベラーが壊れていたが,ようやく部品が届いたそうで何よりだ。名刺を頂く。明日か明後日に修理に新西に行くらしい。これから一杯やりたいところだが,あいにく夜は僕に用事がある。残念だが,高知で 和田さんのSK31のレストアを手伝いに行った時にでも,またお会いしましょう。

※『かなば』さんは,僕にヨットの手ほどきをしてくれた往年の名クライマー和田さんの山仲間です。ナンガパルバットに行かれています。その和田さんは,今,高知で自艇をレストア中。

左舷セティバース背中側のロッカーに水たまりなし。一安心。

フライドチキンがまだ揚がっていなかった。焼き鳥にしたが,冷めている。焼き直しが面倒なのでフライパンで温めた。

このコンセントから出ている線が,シガライターソケットにつながっている。

配線を整理したらすっきりしました。

Monday, June 11, 2018

いろいろとやりました

 スターンヘビーを解消したい。右舷と左舷のバランスだってあんまりよくない。セティバース下にある200L清水タンクに水を入れないとよく分らないが,水漏れ解消の整備に手こずっている,いや,戸惑っているだ。
 重量バランスをよくするためだって必要じゃないものまで積む気はない。倉庫においてあったロープをバウに積むことで少しは解消するかもしれない。キンクしないように束ねて何本か用意した。ロープは巻かない,束ねるのが正しい。

 アンカーブイの改良をしていると青空が広がってきた。この際とばかりに,外での作業を続ける。バウの踏み板を設置しよう。
 いい具合の板が積荷の中にあった。スタンションに合わせて適当に切ってから,穴を開ける。そのままではすぐに劣化するので,ウレタン塗料を塗ることにした。倉庫に行って,ブルーシートを広げてささっと塗る。少し空が暗くなってきたから焦っただったが,心配しないでも降られなかった。

 ヨットに戻ってくるとやけにiPhoneがうるさい。NHK第2のスペイン語講座先週分の再放送時刻に合わせてアラームをかけていたからだ。

 ロープを持ってきたので収納場所であるバウのロッカーの整理をしないといけない。本格的には棚もいるし桟もいる。出しやすく,入れやすくしないといけないなあ。

 配線の確認のために内装の天板を開けた。長距離航海に出るときには,こんな内装はいらない。全部外して丸見えにしておくのがいい。プロッターやレーダーを載せているスイングアームは支店にかなりのストレスがかかっているかもしれない。停泊中の支持のためのアイを設置しておいた。

 今朝のスペイン語講座の再放送が始まった。ふんふんなるほどなと聞いているが,放送が終わってしまったらもう頭の中には何も残っていなかった…
 ぽつりぽつりと降ってきた。フクちゃんに挨拶して今日はこれでおしまい。

倉庫に眠っていたロープの一部を積み込んだ。

こんなもんまでありました。

本船舫のお古をヨット仲間が岸壁に置いていってくれたのでそれを利用してステップを設置した。

配線を調べるために内装の天板をはずしたので天井裏が見える。

律儀に屈曲させています。

Saturday, June 09, 2018

素晴らしい日でした

 弱い風で機帆走になるだろうなあ,退屈だろうなあ…とヨットを出すまではそう思っていた。

 準備をしていると『風来坊』さんがやってきた。視界が悪いので少しよくなってから出ることにする。
 港の出口でメインセールを揚げているのは先に出た『風来坊』艇だ。VHFで連絡を取り,神戸方面に向かうことにする。ジブを出して『風来坊』艇がスピードを増してきた。僕ももう少し船首を明石方向に振ればジブを展開できるかもしれない。
 ところどころ白波,このまま続いていって欲しい。
 12時前になった。ヒーブツーして昼飯を食う。遠足気分だ。ヨットに乗り始めの頃はよく作って持ってきていた。気分転換にはすごくいいなあ。

 のんびり帰る。2ノット台だって構わない。16時までは佐野漁港は漁船の優先出入港タイムだ。少しでも気持ちのいい角度に艇を走らせる。気ままに走れるのは行き先の決まったクルージングじゃないからだ。かといってディセーリングが楽しいわけじゃない。やっぱり何日でも何時間でも乗っているのが楽しい。

 15時半に隣の広い港内でセールを下ろし,帰港の準備をする。ついでに汚いデッキも海水で掃除する。

 16時に帰港。すぐに『Bonanza II』艇のマストに登り,先日応急処置したジブのともまわりの回避策のもう少しいい案を思いついたので実行する。なんとかうまくいったようですが。
 いつものようにエンジンまわりのチェック。全てのスルハルバルブの開閉。そして一番大事なことが,次来た時にすぐに乗れるようにその他こまごましたこともやっておく。
 フクロウをセットし直して,はいまた今度。

しばらくお休みください,枕も用意してあります…眼力が鋭すぎて,ぶれてしまった。

ジブを少し巻いて丁度いいバランス。対地5ノット後半から6ノット。

変な船でした。船首にあるのはヘリポート,横っ腹にはJUMBOでアフリカ象のマークが付いている。

帰りはのんびり3~4ノットで。周りにヨットがいないのが不思議だ。

『COSMO』さんと『117』さんがいた。『Bonanza II』君は寝ていたらしい。