Saturday, October 31, 2020

雲が一つもない

 朝から青空が広がっている。さて,風はどうだろうか。
 洲本泊の『Wiz of Oz』艇と港を出る。
 船溜まりを出てすぐに右に転針,風は北東からなのでそうすればメインセールを出せる。すぐに180°向きを変え,白灯防波堤を抜けていく。赤灯とのラインを越えるまでにジブも展開できた。
 今日は風に恵まれている。
 
 
 抜けるような青空とは今日のような空のことだ。 
 最後まで雲は現れなかった。
 クォーターリーで快適に進む。
 
 Vクリートが滑り出した(使い過ぎか?)ので従来どおりのチェーンに変えている。 
 セットはしやすいが,コマ1つで変わる角度(針路)が少し大きいね。
 
 しっかりと働いてくれています。お世話になっております。

 関空島北端の黄ブイを回り込むと真追手になる。津名方面へさらに西進してから船首を南に振る。
 ここで別れた『Wiz of Oz』艇は泉大津からの『BlueLagoon』艇とミートして洲本に向かった。どんどん遠ざかっていった。
 一発で西端を回って南西辺はアビームで快適な帆走だ。あんまり速度が出過ぎると困る。このままじゃ13時半から15時半の(ホームポートの佐野漁港)漁船優先時間帯に引っかかってしまうからだ。プレジャー船は遠慮しないといけない。

 関空島南東辺で何度かタックの必要ありと思っていたが,上れた。
 最後までついている。

 案の定,(上記の漁船優先時間帯に)引っかかってしまったが,今日のような天気と風ならまだまだ乗っていても気分がいい。
 関空島を何度回ったことか。
 でも,大抵どこかの「辺」で微風追手になったり,風がピタリと止んだりで,セーリングオンリーで回ったのは数えるぐらいしかない。今日は本当に気分のいい帆走日和だった。

 15時前,風が弱くなってきた。セールも張らない。
 いつものように,隣の旧フェリー港内に一旦入ってセールをしまい帰港準備をするが,まだ余裕があったので全ての帰り支度を済ませてしまった。

 いい感じでしたね。


『風来坊』艇も午前中いいセーリングをしていたそうです。
 僕が朝来た時(8時半ぐらい)にはすでに3艇が出かけていましたが,まだ帰港していない。きっとどこかへクルージングですね。

2 comments:

  1. 見送りありがとうございました。
    帰りはよく吹かれましたが、関空がはっきりと見えたら穏やかに。
    いつだったか、フォアステイが切れた時のような天気でした。

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  2. わわっ,懐かしい話。
    そう,フォアスティが切れた→風が落ちた→(よかった)→ラットワイヤーが切れた→(あかんがな),でしたね。

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