昨年度はコロナ禍で実施できなかった帆船『みらいへ』での修学旅行が復活した。
初年度(2015年度)と次年度は天保山岸壁から出航し,洲本港を停泊地とするプラン。
2017年度は新採3年目の若い女性教員の英断により,錨泊,地ノ島でのビーチコーミング・環境学習など,より内容が充実した修学旅行となり,在職中に一度は並走したいなあとこっそり公然と年休を消化して向かった。退職後の2018,2019年度はもちろん並走した。
さて今年であるが,2018年3月にリタイヤした私にとっては担任もしていないし,教科も受け持ったことはない子たちであるが,退職時の校長からの,
「去年は(コロナで)あかんかったし,今年こそは挨拶に行こうか。」
との誘いを断るわけにはいかない。そして実は彼こそがこの企画(修学旅行)にゴーサインを出した張本人であるのだ。お互いにヒラだった30年以上前からの知り合いである彼とはこの職場で再会し,退勤後のほとんど毎日を校区内の居酒屋で一緒に飲んだくれていたわけであるが,その中でもとりわけ足繁く通った店『讃州』の大将も誘ってゆうゆう出迎えの航海に出た。
セールパワーを利用できないので待ち伏せが1番の方法だ。
国際VHFで『みらいへ』左舷を並走するとの連絡を入れておく。
デッキ上には人影はあるかな…
俺のことは知らなくても,校長なら知ってるだろう。いや,俺へのコールもあった。ありがとう!
別れる前にジブを展開しておく。相手がセールを2枚出しているからね。
いやはや暑い,喉の渇きが半端じゃない。一刻も早く帰港して居酒屋に行こう。3名ともたまらんほどの呑兵衛です。
『LEIA』艇長も遅れてやってきた。
仕事の後の1杯,否,遊びの後の1杯がやれるようになって本当によかったよ。
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