Wednesday, July 31, 2024

風は現地で確かめてなんぼやね

 この風ならタックなしで方杭まで行ける,
 淡輪沖ぐらいまで風は弱いが,加太瀬戸近くからは上がってくるだろう。南流は昼過ぎまで続くのでそれにも期待だ。越えてからはクォーターリーで波に乗る。着いたらすぐに潜って船底をチェック,ここはいつ来たって海底まで透き通っているのだ。冷えたビールを一杯やってから『みちしおの湯』に浸かり,ヨットを眺めながら夕暮れを迎える…windyの予報を見てそう信じこんで出航した。大抵裏切られることの方が多いのにね…

 30分走ったらエンジンルームをチェックする。いかんね,ちょっと漏れすぎ。まあ,もうエンジンはかけていないからこれ以上は増えない。入港時にかけるぐらいなら問題はなかろう。

 まだ9時前,艇速は4kt台だがそのうち潮に引っ張られるだろう。

 関空島南東沖,ボケッとしていたら船首があらぬ方向を向いている。艇速は1kt以下。なんじゃいな,それ。明石方向に向けると少しは走り出した。関空島より西に出てから南下しようか。
 しばらくは走った。西側に近付くに連れて風はどんどん弱くなってきた。もはや,ウインドベーンは使えない。

 北西に嫌な雲があるなと思っていたが案の定パラリときた。お湿りで一気にクールダウンと言いたいがこの後太陽が盛り返して,ひたすら真空ボトルの冷水が減っていくばかりだった。

 その後,風はさっぱりで風見はくるくると回っている。あっさりと関空島を5時間かけて一周だけして帰港した。

 オイルパン下のボルトが錆びている,ひょっとしてオイルはここからは漏れていない?

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