Friday, May 25, 2018

一番いい季節ですね

 昔,通ったルートで港に行った。旧国道170号線。山沿いを走っているので空気がきれいだ。そして適度なアップダウンがあるのもいい。

 しばらく港に来れないので,今日はとにかくヨットを出す。風は弱くて帆走は期待できないが仕方がない。
 岸寄りはそこそこ走れた。欲を出して沖出ししたのがまずかった。艇速は1ノットを切る。岸ベタが正解だったなあ。ランチを食ったらもう帰ろう。

 今日はバッテリー系統の見直しだが,苦手なことはなかなかやろうとしない。違うメンテナンスで時間だけが過ぎていく。いかん,いかんとようやくバッテリーボックスの蓋を開けたのが14時半。配電盤を通さずに直結しているケーブルはビルジポンプのだろう。もう1本マイナス端子だけあるのが何か分からない。無い知恵を絞ってその端子を外して,トイレの電動スイッチを押してみた。動かない!そうかそうだったのか。ではプラス側はどこにある?たどっていった先は,ロータリースイッチだった。一つ疑問が解決して嬉しい。ソーラーパネルからの配線をきれいにすれば何とか見栄えはするだろう。
 たいしたことしていないが,僕にとっては十分たいした1日であったことは間違いない。あ~あ,電気は苦手だ。

 港に置きっぱなしだった車に自転車を載せると,帰りはやっぱり楽ちんだったなあ。

微風だが気持ちいい風で,汗もかかず寒くもなく。もっと続いてい欲しい…

誰か出てきたと思ったらやっぱり『風来坊』艇だった。港に来れば必ず出します。

遊んでばかりいられない。今日もやることがいっぱいだ。

昨日の疑問が解けて嬉しい。配線をきれいにするのはまた後日。

Thursday, May 24, 2018

しかし,いい天気だなあ

 昨日はいい酒だった。
 3月まで勤めていた職場から歩いて3分の所にその店はあった。よく通った。うどん屋さんなのであるが,居酒屋を凌駕するメニュー,旨い酒がいつでも飲めたんだ。その地で15年間営業していたが,大将,心機一転か,この3月で店を閉め,ふた月ばかりの猶予期間を経て,場所を変え,ようやく新しい店の開店となった。只今プレオープン中,まだ席に余裕があると聞いたので早速行ってみた。実は初めてではない。GWのクルージング中に僕は一旦帰阪したが,この店の大将と元職場のボス,同僚が僕のバースディとお店の試運転を兼ねてお祝いをしてくれたのだ。ごちそうさまでした。
 旨い料理に,いい酒。飲み始めたのが16時だから,まだまだ余裕のよっちゃんだ。その割には帰りの電車で危うく乗り過ごすところだった。

 仕事をしている時はiPhoneのアラームは5時に鳴らしていた。リタイヤしてからは少しズルして6時半。肝心なのは家を毎日出ることで,これは8時を越えてはならない。
 港までは約30km。ゆっくり漕いでも2時間かからない。概ね1時間半といったところだ。

 バッテリーの配線を見直す。1本分からない線があったが,あれは何だろう。
 クルージングから帰って10日も過ぎているのに,掃除もしていない。ヨットの清水タンクはまだ修理が終わっていない。水揚げ場まで2往復して,ポリタンクに水を入れてきた。しばらくは間に合うだろう。
 アセトンでデッキ艤装の後の汚れを拭き取った。もう随分放ったらかしにしていたものだ。
『風来坊』さんも何やら整備に忙しそうだ。

 帰りは海抜0mから高差250mを稼がないと家には帰れない。2時間半もあれば着くだろう。

昨日はほんの2時間でこのバケットに水が溜まっていたが,応急処置しただけでも効果があったようだ。

何気なく上を見たら…外側の4箇所だけリベットを打って,内側4箇所はそのままだったことに気が付いた。早速作業した。

養生テープが傷口に貼った絆創膏のようで痛々しいなあ。しばらくこれでもたせよう。

自転車に乗るには最適の季節だ。少し早めに切り上げて,のんびり漕いで帰った。

Wednesday, May 23, 2018

それなりにやることは沢山ある

 雨。
 港に行く途中にホームセンターがある。プロコーナーは平日7時から開いているので,まさしく仕事をしている人には都合がいい。僕もその恩恵に預かる。

 4mmのクレモナロープを60M買った。旗の掲揚とハリヤード付け替えのリード用に使う。十分過ぎる量だが余った分は雑索として何にでも使えるだろう。
 スプレッダにはアイがないので,ブロックを付けられない。まずはそれの設置からだが,雨が降っているので作業は後日にしよう。

 ようやくポタリと落ちてきた。クルージングの時は,清水タンクのエア抜きスタンション部分からの漏れがひどかったがさっぱりない。窓から落ちてくる。試しに外に出てタッピングビスの頭を養生テープでおおうとピタリと止まった。ネジが馬鹿になっているのとゴムワッシャーのへたりかもしれない。晴れたらしっかりコーキングし直そう。
 工具箱の中身がでたらめで,分かっているからいいようなものだが,やっぱりきちんと整理して入れ直そう。小1時間かけるとなんとか整理できた。問題はここからで,何をどこにしまったのかをしっかりと覚えておかないと,いざ作業の時に無駄な時間を使ってしまう。でも,今回は大丈夫だろう。

 お昼を遥かに過ぎていた。
 足繁く通った豊崎のお店が,肥後橋で新規開店している。プレオープンだがお邪魔することにした。喉を潤う甘露水,大将の心こもった肴で今宵は酔いしれよう。

雨がしとしと降っている。雨でも仕事は休まない。だから毎日港に顔を出す…あたり前のことですね。

養生テープを貼ったらピタリと雨漏りが止まった。

反対側も時間の問題だろう。今は漏っていないが,こちら側にも養生テープを貼っておいた。

Tuesday, May 22, 2018

まずは準備ですな

 しまった~寝過ごした。自転車で行く予定だったのに…NHKのスペイン語講座聴いてから準備していると港に着くのがあまりにも遅くなる。木曜日に買い出しをしようと思っていたものを今日買うことにして車で家を出た。やっぱり速い…でも反省。

 ホームセンターで配線材と内窓開け用の鋸,丸ネジや皿小ネジを調達した。ついでにとなりのスーパーでフライドチキンを買ったが,どのレジも数人ずつ並んでいる。前に並んでいるお姉さん曰く,今日はサービスディだからとのこと。土日しか利用しない僕にとっては何事も珍しい。

 誰もいない港で,ラジオ(もっぱらNHKの第2)を聞きながら,作業をする。
 先日ネットで買ったナッタ−リベッターを持ってきたが,肝腎のリベットが見当たらない。『Wiz of Oz』艇長がブームの作業をしてくれた時に2種類買っておいたはずなんだがなあ。バウロッカーを探すと,およそ関係のないシーカフレックスやコーキングポンプを入れている箱の中にあった。よかった。ちゃんと入れとかなあかん,取り敢えずここに仕舞っとこいうのが致命的や。思い出すという行為からは決して見つからない。

 配電盤が目いっぱいなので増設する。パネル自体は持っているが,なかなか踏ん切りがつかなかったのだ。さっき買ったばかりの新品鋸が活躍する。5mmの穴を開けてそこから鋸の先をいれて窓を開ける。しかしへったやなあ,小学校で図工を教えとったとはとても思えんな。まあ,パネルをはめ込めば,切り痕は隠れるのでよしとしよう。
 配線の様子を探る。さっぱり分からんなあ。ゆっくりテスター使って調べることにしよう。

 明日は雨。夕方はちょっと飲みに出る。港に寄ってから行くかどうかは明日決めよう。決まっていることは,仕事をしている時と同じように毎日行動することだけや。
 明後日は晴れらしい。今日乗れなかった自転車で港に行こう。しばらく買い足す物はないはずや。 

4mmのボルトを入れて仮止めしていたソーラーパネルの天板を固定しました。

これは2年前に少し安く手に入れた。ようやく使う…まだ配線していないけれどね。

はい,今日もお疲れ様でした。

Monday, May 21, 2018

大気が澄んでいる

 ウインドブレーカーを着なければいけないほど肌寒い朝のひと漕ぎだったが,坂を二つ三つ上る頃にはすっかり汗をかいていた。
 港に一番近いファミマで好物のチキンを三つ買えば,今日の昼飯には困らない。

 シャックルやブロックその他諸々の整理をしていると,あっという間に時間が過ぎていく。
 ステッチャーも使いっぱなしでそのままになっている。使えるように段取りをしておいた。
 3つある工具箱を整理して使いやすくしないといけない。結局,いろんなことに手を出しすぎて何一つ片付かなかったのは悪い癖だ。
 配電盤増設のプランができた。シガーソケットを買い足す必要がある。

 明日も自転車で行こう。
 時間を気にせずに漕いでいると楽しい。

おはようと言うには少し遅いか。岸壁には既に二人,『COSMO』さんと『scarlet』さん。おはようございます。

仕事前に準備が必要。糸をすべて使っていたようだ。ボビンに巻きなおした。

長い間見つからなかった大事な道具。あってよかったあ。家の片付けも必要だね。

Friday, May 18, 2018

ぼちぼちやっています

 ヨットに乗り始めた頃はよく自転車で港に通った。今の佐野漁港に係留場所を移動した頃もよく乗っていた。ところがこの2,3年は効率ばかりを優先して車で往復している。これではいかんね。初心にかえろう,自転車で港と自宅の往復をするのが正しい。

 レーダーの配線は外した(内装の)天板からダイレクトにきていたので,このままでは天板をはめることができない。うまい具合にインナーFRPに配線用(?)の丸い穴が開いていたので,少し拡張して通し直した。これですっきりした。クォーターバース付近の天板は作業効率を考えて,3枚外したままだったが,2枚を1年半振りに嵌め込んだ。後1枚は雨漏り点検がすんでからセットしよう。

 プッーとクラクションが聞こえたので岸壁を見ると,『COSMO』さんがやってきていた。ヨット仲間と空路台湾に行っていたのだが,昨日帰ったばかりだ。しばし雑談。
 スターンから自然回帰をしようとしていると,青空市場2階にたくさんの黄色い帽子が見える。いかんいかん破廉恥行為になってしまう。この時期なら遠足だろうなあ。社会見学もあり得る。みなさんいい天気でよかったですね。

 のんびり,本当にのんびりと自転車を漕いで帰る。いや〜やっぱりこんな自由は素晴らしいなあ。

ヨットと自転車の組み合わせはやっぱりええなあ。

何年か前にミドリガメが泳いでいたが,その子が成長したのか。それとも増水で川から流されてきたのか。ロープや浮遊物の上に乗って休憩しておりました。

午後からビュービュー吹いてきた。

Thursday, May 17, 2018

片付けだしたらきりがない

 今日も晴れ。

 ホームセンターに立ち寄り,必要な物資を買ってから港に行った。誰も来ていない。のんびりと整備に取り組んだ。
 晴れている間に,コクピットロッカーの中身をすべて出して,簀子を敷き使用頻度を考えて収納しなおした。底深いところから物を取り出すのがずっと億劫になっていたからで,少しはましになっただろう。
 冷蔵庫をクォーターバースに取り付けていたが,使いにくい。蓋が半開きにしかならないのと潜り込んで取りに行くという動作が無駄だった。バウに設置すると,3つあるうちの一つのロッカーが使えなくなる。そこにはあんまり使用しないものを入れておくことにした。アプローチは長くなるが,明るいし断然使いやすくなったようだ。お昼過ぎには冷たいものでも飲めるように急速冷蔵した。
 工具箱が3つもあって,それぞれ満タンだが,これはおいおいなんとかしよう。

 あっという間に夕方になってしまった。土日しか遊べなかった現役の頃は,整理整頓は二の次で乗ってばかりいたようだ。ようやく自分なりのヨットに仕上がっていく。いやいや,やることが多すぎて働いている時の方が暇だったなあ~

僕のヨットのスターンはウインドベーンが支配している。取り外したラダーを『Bonanza II』君にプレゼント。彼からはクルージング中に取り外し可能のラダーをもらった。ありがとうございます。

バウの底に少し水が。きれいに掃除して乾燥させる。

本来やり始めていたことが,片付け優先になってしまった…

Wednesday, May 16, 2018

トラブルなく終えました

 朝はゆっくりと言っていたが,二人ともすることがないので結局出てしまった。

 洲本沖は,たくさんの漁船が網を引いていて,動きを気にしながら,左へ右へと回避する。
 晴れているが遠くまでは見えない。春霞のようだ。
 ゴミが現れたらペラを止める。巻き込んだら面倒だ。
 だんだん『Blue Lagoon』との角度が広がってきた。関空島の南端で最後のVHFコール。ご安航を。

 港は水曜日なので,漁協はお休み。岸壁にも誰もいない。最後にアスターンをかけて慎重に停める。右舷の舫は『Bonanza II』艇長が自艇に引っ掛けておいてくれている。おかげで海苔の付着のドロドロ攻撃から免れた。ありがとうございます。左舷に沈めてあるロープをたどって,スターンにかけると係留は完了。後は引き寄せロープをバウにつなぐだけだ。

 ゆっくり時間をかけて,今日できるメンテナンスをする。明日も明後日も来よう。長く出ると色々と改良しなければいけないところが見えてくる。少しずつ自分のヨットになっていく。

洲本港発  06:20
佐野漁港着 10:30

『Blue Lagoon』艇長,長い間お世話になりました。トラブルにも冷静に確実に対処される素晴らしいセーラーです。僕も見習わないといけません。またご一緒しましょう。

やはりとろとろでした。

暑さが舞い戻ってきました。真冬でも寒くない佐野漁港の岸壁。

Tuesday, May 15, 2018

大阪湾に帰ってきました 洲本港

 鳴門の転流に合わせて早めに港を出た。
 少し前から押され気味で4~5ノット台が続く。機帆走したいところだが,風は全くの上りで,海面はぬたっとしたままだ。
 転流の1時間前に入り,1時間後までに抜けるようにしている。ちょうどいいぐらいの時間に流れに乗って7ノット。
 鳴門海峡大橋を越えてからは,残りの潮流に負けながら我慢の航海が続く。この後友ヶ島水道の潮流も逆だが,仕方がない。

 ホームポートではないが洲本に来るとホッとする。各艇メンテナンスに励み,一息ついてから風呂。まだ暖簾も出ていない『白梅』の開店前から麒麟を開け,猪野菜炒めを食えば,気ばかり大きくなる。
 〆は『うさぎ食堂』。ママさん,元気そうで何より。

 明日は,ゆっくり港を出よう。 

三本松港発 04:50
洲本港着  13:50

 ここ三本松港の朝はいつも美しい光景を提供してくれる

 大潮の鳴門ですが,転流時はこんな様子。30分早く入りすぎたから,まだ押されている。

 とろとろの海がまたやってきた…

 はい,洲本。先に1艇入っていた。本日のヨットは合計3艇。

Monday, May 14, 2018

晴れました 三本松港

 結局ずっと雨が降っていた。ガスが心配だったが,少し曇っているだけだった。
 潮は9時以降西に流れるが,待っていても仕方がない。ほとんど機走になるがやっぱり出よう。

 本船航路を直角に横断する。西行きの本船が気になる。しばらく様子を見てから転舵しようとしていると,あちらから船首をこっちに振るのが見えた。
 風は真の追っ手で,なかなかはかどらない。勝手に観音開きになる。
 三本松沖の大きく張り出したブイを回避して,90度変針するとようやくセールが生きてきた。

 港では網の手入れをしている人がたくさんいる。風向きを考えて北西の岸壁に着けた。それにしても今日の海水はきれいだな。
 舫のチェックが終わったら,ビールを一杯。いつも『Blue Lagoon』艇長が片付け中の僕のヨットにビールを持ってこられるので,先手を打とうと冷蔵庫の蓋を開け取り出した時に。ガシッとデッキを踏む音が聞こえた。『Blue Lagoon』艇長が二缶手にしていた。乾杯。
 先日寄ったのは日曜日だったのでうどん屋さんが閉まっていた。昼飯はそこだ。NETでみた【牛しぐれ煮】のうどんが目当て。
 マルナカで食材を購入するが,クルージングも後2日だ。食い物はあんまり必要ない。ラム酒とビールがお供だ。
 お肉屋さんでトンカツとビフカツを揚げておいてくれるように頼んでから港に戻った。たっぷりの時間はメンテナンスに使おう。
『Blue Lagoon』艇長がキャベツの千切りを大量に作ってくれた。子どもの頃から,これにウスターソースをかけて食べるのだ大好きだ。

 鳴門の転流時刻を再確認し,明朝は5時発とする。おやすみなさい。

直島宮浦港発  05:30
三本松港着   11:15

 いい風が吹いたらすかさずジブを広げる。フルジブにしないのは視界が悪くなるから。

 微風の追手は苦手だなあ。バタンバタンとうるさいのでジブはたたんだ。

 三本松沖には大きく網が張り出している。夜間は要注意だ。いい風が吹いてきた。

 後ろの『Blue Lagoon』も快走。僅かな時間のほんのささやかな快走。

 前回はお風呂屋が開いていてうどん屋が閉まっていた。今日こそうどんを食う。肉のしぐれ煮をトッピング。ぶっかけもあったが,かけにした。

Sunday, May 13, 2018

飲み屋がない 直島宮浦港

 今日は1日中雨らしい。朝,気象庁のHPで調べてみると,昨日までは海上風警報の予報だったが,海上強風警報に変わっていた。前線の通過時刻が気になるところだ。

 風は弱い。都合のよいことにヨットを桟橋から離してくれる方向で吹いている。朝の用事を済ませると二人ともすることがなくなった。
「出よう。」
 どちらからともなく声を発する。
 合羽を着て出たが,暑い。すぐに脱いでドジャーの陰に置いておく。本船航路に入る前に前方の視界が悪くなってきた。後方からも明らかにそれと分かる雨雲がひたひたと近付いてきている。
 30分ばかり大粒の雨に振られたが,それ以外は時折雨粒を感じる程度でたいしたことはない。
 後ろから遊漁船がやってきた。ゆっくり走りながら船長は手を振っている。こちらも手を振り返す。僕のヨットを相当追い越した後,速度を速めた。優しい気遣いが心にしみた。
 雨は通り過ぎた?しばらくは降られないだろう。先日通ったばかりの直島への航路に入る。港内に入って舫の準備をしだした時に少し降ってきた。ほどなく『Blue Lagoon』も到着。大降りになる前に着けてよかった。

 いつものように着いたらビールで乾杯。一息ついてから艇の点検をする。
 観光案内所に出向き停泊料を支払う。傘を差したまま町内を歩く。三菱マテリアルの生協で食材を購入した。。
 早めの風呂に入り,港すぐ傍にあった小さなうどん屋さんは廃業したらしい。桟橋近くの店で一杯やる。
 拙艇で飲み直しして,やっぱり外でもう一杯やるかと店を探すが,さっぱり開いていない。コンビニでワインを買ってちびちび飲むとはとんだ直島の夜だなあ。

白石島新港発 05:20
直島宮浦港着 10:15

ときおり雨雲につかまる。少し我慢すればまた晴れてくる。その繰り返しだった。後ろから追いかけてくる大きな雨雲につかまる前に直島に入ろう。

ギリギリセーフ。早立ちは正解。山では常にそうだった。

『Blue Lagoon』艇長が是非にと言うので,入ったら,いっぱい撮られました。不思議な空間でした。

Saturday, May 12, 2018

また来よう 白石島新港

 いい泊地だった。
 今日からUターンする。帰港日を設定しないきままな旅は夏までお預けだ。
 弓削にはヨットラリーで数艇停泊しているらしい。ちょっと寄り道していこう。
 見えた見えた,先日宇野で見たヨットもいる。各艇万国旗をひらつかせている。

 あいかわらず漁網ブイが随所にある。夜間はちょっと厳しいような気がする。
 風は真上りで,潮はそこそこ,5~6ノット出ているから上出来だ。走島と宇治島の間を抜けてから変針,海面はベタッと今度はすっかり風が落ちてしまった。
 北木島,白石島間を抜け,港に入る。2艇停泊。そのうちの1艇の艇長がカヌーで近付いてきた。今日はこのあと宇野から4艇やってくるらしい。さんちゃんがポンツーンですこし係留に邪魔になるボートを移動している。舫も取ってくれた。ありがとうございます。
 高松からの1艇が槍着け。今日の白石島は盛況だ。
 夕方,猫の相手をしながら,歩いて島の西に行く。途中の食料品店でキャベツと炭酸水を買った。
『MoooBar』はクローズドだ。軽く生中をやってヨットに戻った。

かみじまちょう・いわぎ海の駅 05:45
白石島新港着         10:25

穏やかな瀬戸内海の船旅だ。

弓削海の駅には数艇が万国旗をはためかせている。

『Blue Lagoon』艇長からVHFコール。飛行機雲がVの字に。一箇所から放射状に広がっている。スクランブル?

白石島には猫が多い。歩いていると必ず出会う。

『さんちゃん』亭は大忙しだった。長居は無用。『Blue Lagoon』で鍋をつついた。おいしい。

Friday, May 11, 2018

潮に邪魔されずに かみじまちょう・いわぎ海の駅

 夜の冷え込みは天気予報でも言っている通りにこの時期としては考えられないほどで,起きるたびに寝袋を深くかぶり直すといった風だった…海抜0mの海は,山よりは遥かに暖かいはずなのになあ。

 午前中は潮の流れが悪いと思っいたが,ずっと5ノット以上,時折7ノット台も続く快走だ。

 備後灘に出て大きく変針,以後アビームのいい風でさらに気分が良くなる。

 14年振りに岩城島にやってきた。
 前回はW(僕にヨットの手ほどきをしてくれた往年の名クライマー)さんの名艇SK31に乗せてもらっていた時だ。食料調達のために台船に横抱き,そのほんの短い時間に,Wさんが旧い友人と偶然出会うという珍事があった。夕方の再開を約束して,言われた通りに養殖筏に舫を取った。これだって立派なポンツーンだ。おまけに陸上との間には鍵がかかっているから高級マリーナだ。奇しき邂逅を祝ってヨットですき焼きをした。
 今回は,連絡船桟橋の右にある小さなポンツーンに着けた。海の駅ができている。役場に行き手続きをしたが,なんと係留料金は5円。ゴミ出しもオーケーで,その時は指定のゴミ袋が必要だが,これが20円。計25円の停泊料とは恐れ入る。お世話になります。

 そばの農協で,さよりの握り寿司が売ってあった。昼はこれだ。ワインを開ける。停泊場所も含め,それらの姿が全部『Wiz of Oz』艇長にバレていた。???タネアカシは積善山にライブカメラが設置されているのだった。こりゃ立ちションできまへん。

 ペラを見ると,ビニール袋が絡みついている。カラマン棒と鎌で除去する。なかなかしつこいビニール袋だった。

『Blue Lagoon』艇長がトイレのついでに販売所を見てきた。肉が安いよとの報告に今晩の食事は焼き肉に決定だ。冷凍やから解凍する時間がいるとのことで早めに買い出しに行く。待てない僕たちは少しでも解凍が速くなるようにと太陽のもとに肉のパックを置く。案外早く柔らかくなってきた。焼いて飲んでのディナータイムだ。

 夫婦連れが桟橋にやってきて,こちらの様子を伺っている。『Blue Lagoon』艇長が招き入れる。近くの旅館に泊まっているとのことで飲酒運転の心配はない。ビールを差し出す。4人で乾杯。聞けば横浜の方たちだが旦那さんは大阪で勤務しているらしい。泉佐野の青空市場にも何度か来たことがあるらしい。またお越しください。

 片付けが終わったらウヰスキータイムだ。ほろ酔いになったところで,歩いて20分ぐらいのところにある温泉に行った。行く前に役場で購入した20円のごみ収集袋に,すっかりたまってしまった生活ゴミを詰めて指定の場所に置いた。なんともありがたいことだ。

 風はすっかりなくなったようだ。明日も穏やかな航海になるだろう。

白石島新港発          06:00
かみじまちょう・いわぎ海の駅着 10:45

 今日も青がきれいだ。おまけに風もいいし,潮の影響もあまり受けていない。

 ギラギラするほど夏っぽい風景だが,風は相変わらず冷たい。

 前に停めてあるボートはなんとも言えないいい雰囲気だった。大阪の人でここに移り住んでいるらしい。

 JAでサヨリの握りが特価だった。文句なしに美味い。

 こんなふうに飲んで食ってばかりいるのが,国内クルージングだろうなあ。

Thursday, May 10, 2018

いい天気で気分も晴れた 白石島新港

 前日の打ち合わせでは潮待ちでゆっくり出ようと言っていたが, 朝の準備ができてしまったらやることがない。さっさと舫を解いた。
 ペラに付いたホンダワラも除去したが,今日も十分に注意して走る必要がある。

 朝から港は忙しい。直島行きの連絡船,高速艇,ヨットを出したら正面からクルーズ船がやってきた。
 本船航路を目指していると,自衛艦がやってきた。AISで船名が分かるが船のデータは隠されている。

 与島で休憩。これもいい。

 白石島には外来艇はいない。『さんちゃん』のボートの後ろに着ける。電話で今日の風呂をお願いすると,なんと修学旅行生が泊まっているらしい。お邪魔しては悪いので遠慮すると言うと構わないとのこと。しばらくしから,『さんちゃん』が桟橋にやってきた。夕方また迎えに来ようかと言ってくれたが,少しでも運動不足を解消するために歩くことにする。

 着いたら乾杯,一息ついたら船のチェック。これを終えてからようやくゆっくりできる。

 夕陽を眺めながらビールを軽くやり,ヨットに戻る。途中の猫にちょっかいを出せば,歩いているより寄り道している時間のほうが長くなる。

 明日も晴れ,のんびり西に向かおう。

たまの・うの海の駅発   05:45
(与島 08:00〜09:30)
白石島新港着       12:35

クルーズ船がやってきた。びっくりした。最初は正面に見えて停泊中だとばかり思っていた。

遠くからでも明らかに違うと感じる。存在感が大きすぎる。

ええ風吹いてます。

こんな感じなら文句は言わないなあ。ジブが出せると出せないでは大違い。

空いているが,後続艇が来るかもしれないので横抱きにした。

うん,ちょっと変やないですか,あんさん。

その辺でやめとこか。