Monday, May 07, 2018

宇野港で連泊

 昨日からの雨はまだ降り続いている。夜中たまに海の方を見ると少しガスがかかっている。天気予報では各地の大雨らしい。海上濃霧警報も出ているようだ。先日の伊島から小松島間の濃い霧の記憶が蘇ってくる。あんな深い霧はまっぴらごめんだ。

 明るくなってきた。視界は1km以上はある。出ようとすると雨がまた強くなる。小振りになったときを見計らって出港した。
 レーダーを動かし,アプリで本船の位置を確認しながら航行する。宇野までは8マイル弱。2時間はかからない。本船航路を一気に横断して,西行き航路の右端を走れば安全だろう。
 雨は僕たちの航行を邪魔しない。止んでいる時間もあるし,少しぱらつく程度だ。直島行きの連絡船が追い抜いていく。直島から宇野行きの連絡船も出港していった。葛島との間を抜けると,広い開口部を持った宇野港のポンツーンがはっきりと見える。観光案内所に電話してどこに着けたらいいのかを尋ねる。

 商工会館の1階に係留料金を支払いに行く。1泊100円で3泊分300円を支払う。ありがたい!
 僕は一旦大阪に帰る。『Blue Lagoon』さんはここに3泊して自転車で少し遊ぶ。9日に戻ってくる間,船のお守りをよろしくお願いします。
 離れる前に再度舫の点検をする。
 久しぶりに餃子が食べたいとの『Blue Lagoon』さんのリクエストで駅そばの餃子屋に入った。ビールに熱々の餃子をやっていれば,ヨットで宴会もいいが泊地泊地での居酒屋巡りはもっといいの結論に達する。

 宇野駅から在来線で大阪に帰った。岡山駅から新幹線を使えば時間的ロスは少ないが,のんびりしたヨットの旅にはローカル列車がお似合いだ。

男木港発       07:45
たまの・うの海の駅着 09:30

昨日からの雨は一向に止む気配はない。少し小振りになったかなと思ったら,またすぐに雨脚が強まる。

島の近くには漁船が操業している。本船航路を注意深く観察する。AISアプリには出ていないが,たまにAISを起動させていない本船がある。

なんと猫が13匹いるらしい。みんな恥ずかしがり屋で出てこない。出てきても,急いでUターンするものだから,爪が床を掻く音が滑稽だ。

明日は僕のバースディ。よく飲みに行ったお店の大将と3月まで勤めていた職場の仲間とがお祝いをしてくれる。だから一旦大阪に帰る…ハハハ。

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