Friday, July 13, 2018

港口が泥で濁っている 奈半利港

 3時過ぎに起きた。トイレは国道沿いのコンビニまで行く。出すだけではだめだ。お金も落としていかないと。大好きな黒糖焼酎『里の曙』があったので購入した。今晩のヨット飲みはこれだ。

 佐喜浜に泊まるか一気に奈半利まで行くか迷ったが,佐喜浜沖でまだ9時過ぎ。ちょっと早すぎるね。
 佐喜浜には風呂がない。夏だから水浴びすればいいのだが,風呂の誘惑には勝てない。ところどころゴミが浮いている。慎重に通過して,室戸岬を越えた。8年振り,通過したのはまだ3回しかない。
 ずっと反流の恩恵を受けてきたが,最後の8マイルぐらいは1ノット押され気味。せっかく頃合いの追手の風が吹いているのになあ。

 奈半利沖の定置網前でジブもメインもしまった。90度変針して港口を目指す。
 グレーの長い防潮堤が続いているなあと思っていたが,はたしてそれは泥水だった。四国地方を襲った豪雨で川からの流れ込みが凄いようだ。
 広い港内で舫の準備をする。いい所に梯子があった。停めるのはそこだ。
 干満差は2mあるが,今は40cm。明日の昼には3cmで最大は198cm。舫の長さを調整する。

 一通り片付けが終わってから,エンジンを切る。キルスイッチをオフしてソーラーパネルスイッチをオンする。キングストンを締めて,ギャレー排水と海水バルブを開放する。そこからやっとビールタイムが始まる。

 燃料を補給して,油量とベルトのチェックをいつもの通りにやった。
 夕方の涼しい風が吹き出した。そろそろ風呂に行こう。歩いて10分。奈半利川の橋を渡ると濁流が見える。上流のダムは放流中らしい。

 旧道に入り,いい店を探す。風呂上がりの一杯がまずくては困る。おっ!ここいけてるやん。生中3杯,アテ3品。明日も来よう。
 マルナカでヨット飲みのアテを購入。いいハマチが見つかった。
 ヨットに戻る途中の夕焼けは,人を詩人にさせる…無理だった。

 連泊する。明日はゆっくりと起きて,メンテナンスをしよう。

日和佐港発 05:00
奈半利港着 14:50

気持ちのいい朝日が昇ってきた。今日も暑くなりそうだな。

航行中にもかかわらず張っちまいました。快適。

穏やかが一番。物足りないなんて言うやつは友だちじゃありませんね…室戸岬。

すごい濁りようでした。山の保水能力を越えていますね。ダムの放水のせいだそうです。

この岸壁には1艇も停まっていないので着岸に気を使わなくてよかった。

津波避難所となっている学校。高知の沿岸ではたくさん見かけたが,数としてはまだまだ不足でしょう。

明日も晴れ。暑くても雨よりは遥かにいい。 

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