Wednesday, July 11, 2018

ここも少し濁っていましたね 方杭漁港

 ぐんぐん晴れてきましたね

 朝から重たい空気が港を覆っている。連絡船の待合のトイレは24時間開いている。2度も用を足し,準備は万全だ。
 トイレに2回も行ったのにはわけがある。セティバースには頭をバウ側にして寝ている。入り口は目を開けると見える。4時前に寝たままハッチを見た。何かが前足をそっと下方向に伸ばしている。そいつは僕の存在に気がついたのか,その場回転後お尻を下にし,黙って出ていった。急いでいる様子はない。岸壁に移り,悠然と歩いて行く。おそらくもと来た方に帰っていったんだろう。白猫!入っておいでよ。サバ缶がいっぱいあったんだよ。探したがやつの姿はどこにもなかった。

 予定通りに出た。
 セーラーとして経験年数はもちろんのこと圧倒的に乗船時間の短い僕は,乗らないとすぐに出発の段取りを忘れてしまう。つまり身に付いていないってことだ。このところメンテナンスばかりしていたので,いざ乗るとなると抜けていることが多い。

 沼島を南から方杭に向かう。前方,和歌山の空を見ても、徳島の空を見ても全面曇りだ。鳴門には濃霧警報も出ているらしい。
 エンジン頼りに進むのがばからしくなってきて,このまま帰ろうかと加太瀬戸方向に何度か船首を向ける。しばらくしてやっぱり戻す。行けば行ったでいいこともあるかな。
 由良沖の漁船の船団をくぐり抜ける。うねりがあるので注意していないと見えないことがある。ゴミも漂流している。ティラーを膝頭で挟み,前方をしっかり見ながら操船する。

 干潮時に着いたので岸壁へは強引に登らないといけない。途中に足を乗せることができる段差があるから大した苦労はしない。降りるときはゆっくりとデッキに足を伸ばす。
 汗が噴き出る。軽く片づけをしたらビールだ。このひと時はたまらない。
 風呂に行こう。奥の漁船の人は,確か昔,干物をくれたおばあさんの息子さんだ。挨拶をする。
 しまった!油量点検と燃料補給を忘れていた。夕方少し涼しくなってからにしよう。
 みちしおの湯の食堂で生ビール2杯。夏はこれに限る。

沼島漁港発 05:30
方杭漁港着 09:40

防波堤工事が行われていた。それに使用するケーソンかな。’

朝の空気はちょっと重たく,湿気がすごい。

干潮時に着いたので,攀じ登る。

もう,海開きは終わったのかな。楽しそうでした。

少し落ち着いてからは,定例行事のエンジンチェックのはずでしたが,飲んだ後になってしまいました。

頭も少しは使っておこう。生で聴き逃してもなんとかなる…そう思っているからいつまで経っても上達しない。

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