Thursday, September 14, 2023

南風を期待して富島漁港へ  小豆島草壁港県営公共桟橋〜富島漁港

 日の出まではあと10分であるが,待てない私は航海灯を点けて舫を解いた。

 晴れが期待できますね。

 風予報ではずっと南風がやや強い。今日は14日で三本松の『しよの湯』は定休日(4と9の付く日)と富島に行く真っ当な理由が揃った。
 潮に負けて4kt台が続くが,そのうち鳴門海峡を抜けてくる南風に助けられるだろう。明石の潮が味方してくれるのはおそらく11時以降かな。贅沢を言っちゃいけない。今だって真上りではないのだから。

 だんだんよろしくなってきたけれど,12ktは越えないでね。

 益々いいじゃないかと,オーパイに休憩いただき本当に久しぶりにウインドベーンに登場願った。出る前にAirvaneをセットしておいたのですぐに使える。
 とまぁ調子いいのも束の間でしたが。

 10時のおやつは朔日同様に朝作ったホットサンドだが明太子マヨネーズは余計だった。

 明石海峡の東流に引かれてきたので艇速は2ktアップでご機嫌な機帆走だ(途中で風が吹いて落ちたので帆走は中止した)。
 難なく富島漁港に着いた。
 潮位は今から20cm下がるだけだから楽だね。

 取り敢えず到着ビール。

『清雅荘』でお風呂。お姉さん,元気で何よりです。

『住吉神社』にお詣り。

 前かあったのかな?とにかく便利でよろしいね。

 飲み屋は夕方からしか開かない。ヨットでしみじみやるかな。

「だし」(山形)を作って豆腐にかけた。 
 小姓町(山形市)という歓楽街に表側のドアだけが数店並んでいる一角があった。その中の一軒『サンライズ』というスナックに大学1年生の頃は入り浸りだった。ママは僕とさほど歳は変わらない。ある時,ママから
「お客さんと外で飲んでから(同伴で)店に入るから適当にやっといて。」
と店の鍵を渡された。酒屋に注文を入れ,さて次は「お通し」を用意しないといけない。その時に「お通し」として作ったのが「だし」である。
 さて,店を開けてすぐに明らかに玄人のお姉さんが入店された。
「ジンライム」
 グラスを間違ったらしい。お姉さんは優しく指摘してくれた。
「ママは?」
「後から来ます。」
「そう…」
「(ママ年)幾つ?」
「24だと思いますす。」
「そう,若いのね。」
 お姉さんだって相当若いのに…
しばらく沈黙が続いた。こりゃやばいぞ…
「死にたい…」
聞こえないふりをして,僕はただひたすらおしぼりを丁寧に巻いていた。
とまぁ「だし」にはかくなる思い出があるわけですね。

 16時から開いている『志田』へ。

『淡路ビーフ大河内』に注文していたミンチカツを転送してもらう。いやいやありがたい事です。助かりますね。

『豚玉』で〆。日本酒一合に瓶ビール2本,真面目な夕食だったよ。

 お姉さん,また寄りますね。ごちそうさまでした。

 散歩していると暖簾が見えた。
 
【たこぶつ】が美味すぎて残り少なくなってからようやく撮影した。ごちそうさまでした。
 女将さん,おおっ!米寿だってさ。いつまでもお元気でね。

小豆島草壁県営公営桟橋 05:45
富島漁港(淡路島)   12:45(38.51NM)

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