Tuesday, September 30, 2025

温泉津で温泉 十六島漁港〜温泉津港

 各艇順に抜錨,大敷Hさんが軽トラでやってきて僕たちの出したゴミを回収してくれた。ありがとうございます。その後すぐに仕事に戻られたようです。

 風は期待できない。潮さえ味方になればなぁ。
 落ちても4kt後半,平均5ktは維持できていたかな。
 
 静かで何よりだ。

『sannaviki』ともに横着けできた。給油で和江漁港に寄港した『オリオン』を横抱きすれば3艇ともここに停泊可能だ。

 ちょっと蒸し暑いのがビールの旨さを倍増する。

 ほどなく『オリオン』到着,速いね〜

『才一の湯』は17時にしか開かないので,『薬師湯』に向かう。

 途中の神社にお詣り。

『元湯』は熱いのでここがいいかな。

 風呂のハシゴもいいが,早くビールを飲みたいのだ。

 1軒だけあるスーパーで買い出し。

『sannaviki』艇長は茹でたうどんを冷やしている。それを待てない僕たちは当然だと湯上がりビールをやるのであった。

 いいねぇ〜冷やしうどん。またキムチ味のつけ汁が最高だった。ごちそうさまでした。
 ビールからウヰスキーにシフト,ロックでハイボールで杯を重ねる。

 夕暮れだ,明日の好天も約束されたようなものかな。

十六島漁港発 06:30
温泉津港着  12:50(ログ取れず)

Monday, September 29, 2025

風呂と買い出し 在十六島漁港

 時々フェンダーが岸壁に当たる音がする。押し付けられていると言うより,触れるぐらいなので睡眠を妨げられることはない,風の唸りも子守唄だ。

 キャベツの残りを炒めて食べる。パンも今日中に食った方がよさそうだ。

 全天曇り,日の出時刻をとうに過ぎているのに暗い。風が西南西から北北西に変わり,ヨットを岸壁から離してくれると思っていたのだが,朝になっても西北西のままだ。

 昨日は都合3回着岸した。促されて移動した2回目の係留場所(黄色)を見ると,波が風上から下に岸壁側面を走っている。やはり泊まるなら今の場所だね。

 大敷Hさんが風呂と買い物に連れていってくれる。

 アンカーがよく効いている。舫のチェックをしてから出かけた。

 風呂は10時半からの営業,昨日は入浴していないので朝風呂は大歓迎だね。

 露天風呂が気分よろしい。外気温がひんやりとして湯温との差がちょうどいい具合だった。

 スーパーで買い出し。『sannaviki』艇長が【すき焼き】の用意をしているので,ご馳走になる。ありがとうございます。

 はい,乾杯!

 コクピットでコンロを使っても汗をかかないいい季節になりましたね。

 知らないブランドの日本酒だから買ってみた。

 13時から18時までよく食べよく飲みよく喋りました。港での出会い,つながりが続いていることが嬉しいですね。大敷Hさん,ありがとうございました。

⛵️十六島漁港

Sunday, September 28, 2025

十六島漁港に 七類港〜十六島漁港

 今日の航程は32NM,艇速が出なくても14時には着くだろう。予報ではその頃から風が上がり雨も降ると言っている。

 東の空,つい見惚れてしまうほどの赤だ。

 風は弱い,潮さえ味方にすれば午前中にはね。

 ジブ(と言ってもストームジブだが)を揚げられたのはほんのひと時,艇速は6ktオーバーを維持しているので悪天に捕まることはないだろう。

 気圧はどんどん降下している(赤丸内がバロメーター)。

 案ずることなく午前中に投錨,着岸した。

 到着ビールモードに入るわけにはいかなかった。なんでもこの岸壁に税関の船,巡視艇(保安庁)が着岸,イベントが催されるらしい。その程度の大きさの船なら充分に停まれるスペースはある。ところがこの岸壁全体で催し物をするので空けて欲しいとのことだ。
 離岸,抜錨,投錨,着岸…しかし移動した場所からは防波堤の切れ目が見え,波の打ち込みは避けられない。

 ひと仕事ある。ペラに何か絡んでいるのだ。久しぶりに潜る。海水温は27℃以上あり生温かい。海藻自体はすぐに除去できた。それにくっついている物が厄介なテグスだった。ぐるぐる巻きで食い込んでいるのでパン切り包丁では取れない。シーナイフの先端でこじるように少しずつ剥ぎ取っていく。駆けつけてくれた(定置網社長の)Hさん(以下,大敷さんと呼ぶ)から,「歳の割に息が続きますね〜」なんてお褒めの言葉をいただいた。やれやれ,これでようやく飲めるのさ。

 大敷さん4ヶ月ぶりに帰ってきましたよ,またよろしくお願いします。

 ほら開いているでしょう,『オリオン』のライフラフト上の辺り,防波堤の切れ目が見えるよね。

『sannaviki』艇長がパスタ,『オリオン』艇長は焼きそば,私は肉野菜炒めで昼飯とする。

 例の催しが終わったのか,保安庁職員がやってきた。件の巡視艇は入港の際に減速が「控えめ」で引き波が凄かった。2度目の入港時も同じようなスピードで入ってきたので,無線で「港内デッドスロー,引き波立てないように。」と勧告,ようやく速度を落とした…そのお返しに臨検に来たのか…だろうな。
 立ち去る前に女性保安官が「それ,ダイヤメ(焼酎)でしょう,来た時から目について,帰る前にひとこと言いたかったの…」どうやらダイヤメのファンらしい。それを仕事とは別に言うことが潤滑剤だ,可愛いね。
 税関の船,巡視艇ともに去ったので,また港内で移動,最初の係留場所に戻った…やれやれ、これで今晩からの悪天も少しは楽に過ごせるかな…

七類港発   05:50
十六島漁港着 11:40(31NM)

Saturday, September 27, 2025

七類港に 鳥取港〜七類港

 すっかり秋だ…虫の音を聞きながら深い眠りに陥った。

 ほら,雲だって秋っぽいよね。

 日の出は6時前,当然日の暮れるのも早い。長時間明るかった頃が懐かしい。

 真夏なら背中からじりじりと暑さを感じるのだが,肌寒い大気にほんのりと太陽熱が伝わってむしろありがたい。

 賞味期限が切れるシャウエッセンがあったので焼きそばに入れた。

 油をまぶしておいたが,やっぱりくっついてしまっているよ。

 曇天だったが,ようやく青空の範囲が広がりほぼ8割,もう雨は降らないね。

 半分以上雲に隠れていた大山も全貌を表した。

 後半30NMほどはかなりのうねりに翻弄され,時々波がザザッーと追い越していく。艇速は5ktを下ることなく,ほとんど6kt台のご機嫌クルージングだ…なかなかこんないい条件ないんだよね。

 東風を考慮してフェリー乗り場対岸の船溜りに着岸。

 昨日鶏肉を買っておいた(少なくて反省)。遅めの昼飯と早めの晩飯,到着ビールを兼ねて拙艇で『とり野菜みそ』鍋をやる。

 いやー昼飲み最高ですね〜
『オリオン』艇長が持ってきてくれた中華麺で〆。コクピットで鍋をつついても汗をかかないいい季節になりました。今クルージングでまだ
焼き肉プレートを使っていない。どこかで盛り上がりたいものだ。

 メテオプラザに急ぐ。係留場所からはぐるっと回り込まないと風呂には行けない。18時入館〆切なので焦る。

 いつ見てもインパクトのある建物ですね。穴蔵のような浴場も200円だと思えばありがたい存在ですね。

鳥取港発 05:50
七類港着 14:15(48NM)

Friday, September 26, 2025

ようやく鳥取港へ 間人漁港〜鳥取港

 
 4時半過ぎから雨,9時頃までは断続的に降りそうなので出港を遅らせても意味はない。
 アンカーが抜けない。途中で反対方向に引っ張られる始末だ。双綱をウインチにかけるがさっぱり引けない。前進に入れテンションをさらにかけると艇が傾く。ペラに絡まないように後進をかける。相変わらず重い。『オリオン』艇長から「潜れ」と励まされる。3.5mは潜れない,せいぜい2m,わたくし登れますが潜れません…何やら『オリオン』艇長が潜るようだ…自分の不始末を処理できないなら今後ヨットには乗れない。何としても解消せねば。諦めずに慎重にペラを回す。双綱を引くと先ほどよりは軽い。そのままチェーンを引き揚げる。なんとか抜けた。『オリオン』艇長,お心遣いありがとうございました。

 冴えない空の中,沈殿の鬱憤を晴らすかのようにエンジンは快音を立てている。

 雨雲に捕まった。ここさえ凌げばあとは降らないだろう。

 10時前に曇り空,見上げると青い空が広がってきた。
 
 単調な走り,5kt前後出ているので文句は言わない。


*写真は『オリオン』艇長からいただきました。

 鳥取砂丘が見えたら港は近い。

 係留岸壁に近づこうとすると合わせるかのようにやってきたクルマが停止した。もしかして…そう,毎回お世話になっているFさんだ。4ヶ月ぶりに戻ってきました。また,よろしくお願いします。

 巡視艇前に着岸,Fさんの言うように間隔を空けていないと何やら言われる…案の定その通りで,臨検にきた保安官がもう少し詰めてもらえませんかときた。まぁ,隣検と言っても前回のデータがあるので口頭で答えるだけですが。
 若い保安官も覚えていたらしく,「国語の先生だった方ですよね?」とな。そう,前回,受け答えの指導をしたからだ…ごめんなさいね。善寶寺の側を見て,「旗,半分になりましたね。」とも言われる。そう,5月に寄港した時はほぼ新品だったのだ。

 Fさんの車で『鳥取ぽかぽか温泉』へ。

 入浴後にようやく到着ビールと当然の湯上がりビール。そんなに暑くはないけれどやっぱりビールはいつ飲んでも美味い。

 定食の小鉢をアテに生大はすぐ空に。続けて生中…

 同じ敷地内のスーパーマーケットで買い出し。500mL缶を箱買いした。
 Fさん,お世話になりました,ありがとうございます。

間人漁港発 06:20
鳥取高着  16:10(ログ取れず)

Thursday, September 25, 2025

スタンバイしていたが… 在間人漁港

 4時半に起床,バウからの風が時折船体を岸壁に押し付ける。昨日も風が強かったが,ゴーゴー音は聞こえなかった。沿岸はまだ風が弱いだろうとの見立ても崩れた。ぱらつく雨はしばらく止みそうにない。

 しばらく様子を見よう。
(ビーム)アンカーロープにテンションをさらにかけておく。

 見たって変わるわけはないのに,ずっと空ばかりを観察している。風は相変わらず唸っていて,雨さえ降らなければキャビン内を吹き抜けて気持ちいい。

 こんな時は軽く引っかけるのがいい…とグラスを口に持っていった時,あかん,あかん,ちょっとでも(天気が)ようなったら出る予定やったんや,慌てて封印した。(グラスの外径に)ちょうどいいサイズの蓋があったよ。

 行動食でも作っておくか。

 早茹でパスタにニンジン,和えておしまい。今から食っちゃダメだぞと自らに言い聞かせる。

 沖合だけでなく岸ベタの風まで強くなってきたようだ。

 明日に期待ってことでようやくビールを解禁した。

 昼は『ヱビス』で。

 ようやく入れた。昨日は臨時休業だったからね。

 先ずは生中。

 明日は出ましょう。

 トンカツが無性に食いたくなってきた。カツカレー頼めばいいのだけれど…

 ついつい大好きなタイカレーを注文してしまうのだよ。

 舞鶴の『八千代館』で観た映画の原作。『オリオン』艇長が上下2部作の上を読み終えたので貸してもらった。

 これは楽しみですよ。

⛵️間人漁港