Friday, September 30, 2022

お風呂なら『才一の湯』 温泉津港

 境港への回航中にすれ違ったヨットが十六島に停泊している。僕たちはアンカーを揚げしずしずと港を出た。
 しばらくして振り返ると湾口からベロが出たようにガスが出てきている。ほんの30分の差で巻き込まれずによかった。

 ガスの中,ケッチが出てきたようだ。

 温泉津間近。

 山なみが面白い。

 沖泊に着けた。13時前なのでのんびりできる。
 稚魚がゆらゆらと楽しそう?に泳いでいる。

 カワハギ❓

 お風呂はここ,観光客はあまり来ない地元系。

 地元の方と話しながらのんびりつかる。

 すぐそばの食料品店で夕飯の材料を買う。明るいうちから食べるのが正しい生活か…
 
 食後のコーヒーを飲まないうちに夕陽が海に沈んでいった。沖泊からの夕暮れはなかなかよろしい。明日も晴れが約束されたようなものだ。

十六島漁港発 06:20
温泉津港着  12:30(32.56NM)

Thursday, September 29, 2022

僚艇の回航 在十六島漁港

 体調を崩しクルージングを一旦中断することになった僚艇の回航に付き合う。艇長不在のまま置いておくなら境港公共マリーナだろうということでバックすることになるが安心には換えられない。

 今日は一日中快晴だろう。助かった。

 とにかく視界がよろしい。

 隠岐島が見える。

 遠くにマストらしき物が見えているがやはりヨットだったよ。

 あれ⁉️あれは函館に停泊していたケッチじゃないか。

 13時過ぎに無事到着。
 車で米子駅まで送っていただいた。ありがとうございます。
 そこからが長かった。
 米子駅→(JR)→松江駅→(バスもあるがタクシーで)→松江しんじ湖温泉駅→(一畑電鉄)→雲手平田駅→ (平田生活バス)→港まで。連絡はなかなかよろしいんですけれどね。
 また,一畑電鉄車中からの景色がひじょうによかった。機会があればのんびりと訪ねたみたいものだ。

 そうそう,一畑電鉄の車両は…

 自転車スペースがあってよろしいね。

⛵十六島漁港

Wednesday, September 28, 2022

生活バスに乗る 在十六島漁港

 一晩中お腹の具合が悪かった。昨日いやしく食べた期限切れの惣菜が原因なのは明らかだが,おかげで痩せた(ようだ)。 
 定置網の漁船が帰ってきた。6時に『東日流』艇長と見学に出かける。

 でかいシイラだ。こいつの刺身は美味いよね。

 サワラもたくさん。

 カモメもたくさん…

『オリオン』艇長の体調は未だ回復しない。病院の予約が取れたようなので僕も同行する。
 平田生活バスなるものが走っている(運賃一律200円)。雲州平田駅までは30分もかからないのだ。しかも病院まで直通なのでありがたい。若宮神社前発09:33,帰りは雲手平田駅発11:45なので時間的にもロスがない。
 魚津でもこのようなバスがあったし,珠洲のそれは無料だった。車に乗れない高齢者も多いことだろう。是非とも維持し続けてほしいものですね。

⛵十六島漁港

Tuesday, September 27, 2022

雨降りは連泊やね 在十六島漁港

 昨夜はかなり吹いていたのだろう,風の唸る音も聞こえた。風向きがよろしかったのでヨットは揺れずに安定していた。夜中デッキに出てみるとアンカーロープにゴミ(ホンダワラに漁網が絡んだ物)がまとわりついている。ボートフックを使って岸壁に上げておく。この風向なら港内の浮遊物は風下の港外に出たはずだが,出港後も注意ししないといけない。
 4時に起床し,トンカツを温め直して朝飯とした。

 トマトが柔らかくなってきた。残りも早く食べないといけない。

 雨降りは楽しくない。あっさりと連泊に決めた。

 ♪…ほかにぃやるこぉとぉありゃしねぇ〜

 朝市があると言う情報に街をぶらついた。あいにく土曜日だけの開催だったが,郵便局前に別の店を見つけた。

 鮮魚しかなかったが,大将が持ってくるよと干物をトラックで運んできた。格安だったがさてお味のほうは…

 拙艇には網がないので『東日流』で焼いてもらった。脂が滴り落ちる。美味い,これはキスだがカレイもさぞかし美味いだろう(晩飯に)。

『東日流』艇長の知り合いの家にお昼に招かれた。ご主人が釣って来られた新鮮なシイラとイカのお造りをいただく。お汁,炊き合わせ,パプリカ,梅ご飯…みんな美味しかったです。ごちそうさまでした。
 帰路,ヨットからも見えている階段を上る。

 港に神社あり,お詣りをするようにしている。

 雨は止んだかな。

 漁労長さんと拙艇でささやかに飲む。

 お世話になりました。次回もよろしくお願いします。

⛵十六島漁港

Monday, September 26, 2022

ここには寄らないといけない 十六島漁港

 静かな夜だった。朝晩の冷え込みが秋になったと感じさせる。

 野菜不足なんだよね。

 ようやく夜明けだ。早くから明るかった夏が懐かしい。秋分も過ぎたし,夏至から3ヶ月も経っている。

 悠々出航と言いたいがさっそく絡めた。港内で潜る。水温は21℃台だそうだ。

 今日も潮には邪魔されずに進む。

 ベタ凪じゃないか。それでも5〜6ktをキープしているのでご機嫌だ。

 早く着けたのでニンマリ。

 往路でもお世話になった漁労長さんに電話を入れる。在宅なら挨拶に行こうと思っていたがそんなわけはないわな〜魚の選別をしながらヨットの入港を見ていたらしい。仕事が終わったら来てくれると言う。ありがたい。

 野菜は食わんとな。食ったら寝てしまったよ。

 夕方,漁労長さんの車で買い出しに行く。ドラッグストアにスーパーマーケット。本当に助かりました,ありがとうございます。
『東日流』艇長の昔からの知り合いのお宅で風呂に入れてもらい,夕食を共にしながらしばらくヨット旅の話をする。差し入れをいただきました。ありがとうございます。

七類港発   07:00
十六島漁港着 12:30(31.85NM)

Sunday, September 25, 2022

メテオと言えば 七類港

 4時前に起きた。なかなか働き者にできていると言いたいが,時期が時期なら2時起き4時発だって普通だから人の感覚なんていい加減なものだね。

 
 肌寒いので重ね着をしての出港。短パンTシャツが身軽でいいのにね。

 いい朝を迎えた。
 すぐにジブを展開できるなんて滅多になかったことだ。

 潮が気になったが影響はなし,弱いが風が味方してくれたので終始5〜6kt台をキープしている。ありがたいことだ。(風が)横から前に回り何度かジブをたたんだが,艇速がそれほど落ちなかったのでストレスはない。
 浮遊物なし,ラジオの感度悪し,やることなし…

♪すぐおいしい,すごくおいしい…があった。

 12時頃,330°の方向にうっすらと隠岐島が見えた。西之島『鶴丸』に停泊したのはもう4ヶ月も前のことになる。楽しかった日々がよみがえってきた。また訪ねたいなぁ。

 奥に停めずに北側の船溜りに着けた。今晩の東風が心配だからね。

 明るいうちに…

 ビールがありゃアテはなんだっていいのさ。

 そうそう,神社があったんだ。往路でもお詣りしたから行ってこよう。

 ここの狛犬がやる気満々でかなり面白いね。

 みなさんよい子でお早いお休みのようです。明日もよろしくね。

 隠岐島からのフェリーが入ってきた。もう1艇入ってきて明日までここに係留ですね。
 隠岐島はよかった。また来年も行こう。

鳥取港発 05:50
七類港着 14:15(48.72NM)

Saturday, September 24, 2022

近畿に入ったと思ったのに今日は中国地方 鳥取港

 またまたキャビン天井照明を点けっぱなしで寝落ちしていたようだ。ゴーゴーと唸り音が聞こえる。沖は相当吹いているらしいがさいわいここには波の打ち込みはない。時折舫が引っ張られる音がする以外は静寂そのものだ。
 朝飯を食おう。

 冷野菜じゃないか…ニンジン切ってソテーするのが億劫になっただけさ…

 出航してすぐシャフトからキュルキュル音が聞こえる…もしかして…艇速は1kt台!やっちまったか。港近くでもう少し沖出ししてからじゃないと潜れない。クローズホールドなのでジブを遠慮なく展開できた。だんだん艇速が出てきた。スロットルを用心深く前進・後進にかけてみる。艇速は3〜4kt台…果たして潮に逆らっているからそんな情けないスピードなのか?ペラに何か絡まっているからそうなのか?僚艇になんkt出ているのか尋ねてみる。こちらと同じぐらいのようだ。そのうち出航時の情けないペラの動きがなかったかのように走り出した。

 青空はいい。希望が湧いてくるようだ。

 潮に邪魔されて艇速は伸びないが,風がぎりぎり上れる範囲で吹いているのがありがたい。
 津崎を越えた辺りから反流があるのかようやく6kt台が出るようになってきた。
 港を出てからスピードがのるのと後半よくなるのとでは気分的に相当の違いがある。入港時にいいスピードになる方がハッピーになれるに決まっている。

 往路でもお世話になったFさんが舫を取ってくれました。ありがとうございます。またお世話になります。
 海保の方がみえられたが臨検はなし。
「この前も来られましたね?)
「ええ,そうですよ。」
『よじ』の船名はなぜか覚えやすいらしいね。

 Fさんに送ってもらって風呂と買い出し。夕食を共にする。本当に助かりました。久しぶりのスーパーマーケットなのでやっぱり買い過ぎてしまうのはいつものことですね。

間人漁港発 06:10
鳥取港着  16:00(48.25NM)

Friday, September 23, 2022

京都府に帰ってきました 間人漁港

 予報では全日降水確率100%の冴えない天気だが雨量自体はたいしたことはないだろう。

 大好きなニンジン1本をソテーした。お皿を洗うのが面倒なので(朝は忙しい)フライパンのまま食す。このフライパン(エバニュー製か?)は山用でもう30年以上使っているがまだまだ現役を続けそうだ。

 雨具全体が濡れるほどの降水量ではなかった。曇っているが視界は良好で海面もよく見えたのでストレスはなかった。
 ふと帽子(ゴア製のハット)を触ると何ならブンブンと騒がしいし,手にも何が触れた。蜂じゃないか‼️刺されたが痛みもないのでよしとする。

 あれっ?さっきの蜂じゃないか。小1時間は経っているのに何をしている?かすかに動くが…

 途中で短パン・Tシャツの夏モードになる。雨の心配はもうないだろう。
 間人漁港の突堤に着けるが,給油スペースの手前は空けておかないといけない。『東日流』に横抱きさせてもらい,近くにいた漁師さんに挨拶をする。
「ここより反対側の方がまだマシやから,そっちがええよ。」
 深夜から明け方にかけて北西風が強い。それを考慮してのアドバイスだ。ありがとうございます。
 あらためて付け直しアンカーを打って万全をきす。たいして吹かなきゃいいが。
『東日流』のペラに何か絡んでいるらしい。自艇のチェックも兼ねてか『オリオン』艇長が潜った。かつてダイビングをされていたことがあると聞いていた。海に入る動作からして僕とは全くちがう,カッコよろしいね。
 海上で死んじまった蜂を土に還す。海に着いてきちゃだめだよ。
『はしうど荘』で入浴。
 久々にちょっとこぎれいな店で晩飯。みなさんお疲れ様でした。

越前漁港くりや発 06:10
間人漁港着    15:00(49.88NM)

Thursday, September 22, 2022

ジブを取り付ける 避泊越前漁港くりや

 深夜2時前に漁船3杯が出ていった。昨日氷と油をを積むからといち早く舫を解いた対岸の漁船だ。大漁だといいですね。
 朝飯を食おう。まだやることないしね。
 
 緑黄色野菜を取りたいがなかなか手に入らずカット野菜しかない。そんな状況がずっと続いている。

 上架整備中の漁船も予定通りの6時にスロープを降りていった。静かに着水し,そのまま引き波も立てずに移動していった。台風通過前から色々とお話を聞かせていただいてありがとうございました。
 風のないうちにジブを取り付けよう。『東日流』艇長にお手伝いいただいた(グルーブがタイトで一人では揚げられない)。ありがとうございます。

 これでようやく台風対策の解除がすべて終了ですね。

 薬局を求めて少し北の新保地区まで自転車を走らせる。あったあった。
 帰路,移動販売車が愉快な音楽をエンドレスで流して停車している。ピーマンとトマトが格安で購入できたのでうれしい。少しは野菜不足の解消になるかもしれないね。

 何人も買い物されている。店の方にくりや地区には来ないのですか?と尋ねたが残念ながら水曜と土曜日の巡回らしい。各種惣菜も適度な量でこれはコンビニなんぞより使い勝手は数段上だ。

『東日流』のオーパイ部品が届いたので猫の手を貸す。まったくこのオッさんようやるで(失礼)。今回の日本海クルージングの殆どを手持ちで来たし,おいらいぃち抜けたぁ〜なんて一言も漏らしたことがないのだから…ともかく明日からは楽になるでしょうね。
 修理が終わったので風呂に行く。回数券があるが1枚余ってしまった。それでも毎回買うよりはお得だ。
『出みせ』でもらったクーポン券(1000円の飲食で300円分)をコンビニで使えば今日のお勤めは全て終了。おやすみなさい。

⛵越前漁港くりや

Wednesday, September 21, 2022

増し舫を解除しました 避泊越前漁港くりや

 対岸から声が聞こえてくる。漁船がこちら側に張った舫を回収している。僕も急いで漁港のいる岸壁に張った舫をリリースした。漁師さんによると油と氷を積みに移動するとのことだった。

 間に合ってよかった。

 朝飯を食ったらやることがある。エンジンジンクの交換だが,2個(ヘッドとシリンダーブロック)必要なのに手持ちは1個。ここまで長いクルージングの予定じゃなかったからなぁ。エンジン後側のそれはボルトの頭が甘くなっていて僕の安物メガネレンチでは舐めてしまう。秋までにいい工具を買う予定だったがその秋になってしまっているじゃないか。横のだけ交換することにした。

 毎年交換しているが今年は例年より(エンジン)稼働時間が長い。それなりに減っているようだ。

 まだまだ風が強い。増し舫を外したので常に舟が揺れている。
 局留めのレターパックを厨郵便局に取りに行く。間に合ってよかったよ。
『けいしん』でお風呂をいただく。

「洗濯どうしてるの?洗濯機あるからどうぞ。」
 ありがとうございます。助かります。

 コンビニで買い求めた食材で夕食。僕はチキンばっかり食っているよ〜コケコッコー。

 α米を初めて食ったのは高1の時だが,その当時は今のそれとは違って独特のにおいがありとても白米のようには食えなかった。今でもなぜか当時のようにチャーハンにしてしまうのだった。

⛵越前漁港くりや

Tuesday, September 20, 2022

台風明け 避泊越前漁港くりや

 昨夜は20時に様子を見に行ったが異常なしだった。それに気をよくして睡眠も深い。後で聞いたが『オリオン』艇長が深夜と早朝に点検に行ってくれたようだ。ありがとうございます…寝ていました。これも異常なしで無事に台風が通過していったのでホッとした。

 朝飯が美味い。ごちそうさまでした。朝酒できそうな小鉢が並んでいるがこの後の作業を優先してお茶で我慢した。

 風の強かった時より船が「走る」。舫が緩んだような感じがする。

 この後も吹き返しがきつそうだ。締め直しすると揺れが収まった。

 一段落ついたところでコーヒータイム。雨がぱらついてきたが,ドジャーをセットしなおしたのでさほど問題なし。
 ブームも元に戻したがワイルドジャイブ防止用のテークルを見ると…

 あぁ気付いてよかった。こまめにチェックすることが大事ですね。

 お世話になった『けいしん』に電話を入れる。
「港内も落ち着いているしヨットで寝泊まりします。」
「お気を付けてね,お風呂入りに来てもいいよ。」
「ありがとうございます。明日(お風呂を)もらいに行きます。」
『越前温泉 道の湯』で入浴後はコンビニで晩飯の材料を買う。食料品店があればいいのになぁ…

⛵越前漁港くりや

Monday, September 19, 2022

漁師の宿『けいしん』でくつろぐ 避泊越前漁港くりや

 台風対策が終わったら昼には民宿に逃げ込む予定だが,その前に冷蔵庫内の野菜類を食べてしまおう。

 ネギ,ミョウガ、レタス…トウガラシだけは残ってしまったがこいつはまだまだ保ちそうだ。

 拙艇用に奥の桟橋からも舫を取るようにと『オリオン』艇長が200mロープを渡してくれた。ありがとうございます。
 対岸からの増し舫調整は下船してからやらないと岸壁に乗り移れないので,宿に向かう前にやればよい。

 ブームも下ろした。
 
 休憩しないとモチが続かない…

 適度に岩壁から離しておく。

 ロープのテンションを調整したら民宿に飛び込むんだ。時折ぱらつき,突風も吹く。急ごう。
 民宿『けいしん』,お世話になります。

 茶碗でやるビールも美味いねぇ。5ヶ月ぶりの畳の部屋にホッとすると言いたいが,実は拙宅には畳部屋がないのであった…そんなことも忘れている。
 
 風呂に入って夕食タイム。



 日本酒はサービスしてくれました。ありがとうございます。ごちそうになります。




 どれも美味しかった。塩辛(写真を撮るのを忘れた)がよくておかわりしたら日本酒がなおよろしい。おつゆもなかなかいい味していました。ごちそうさまでした。

⛵越前漁港くりや