Thursday, August 10, 2023

バッテリーが… 避泊金沢港

 朝から熱気でむんむんしている。少しでも涼しいうちに朝飯を。

 さすがにニンジンのソテーは作る気がしないがスクランブルエッグとトースト,スープにコーヒーと最小限の火器使用にとどめた…すでに暑い。

 ヨット各部の点検も朝のうちにやっておこう。

 バッテリーをチェックして驚いた。新品バッテリー4個のうちメインバッテリーの表示が赤くなっている。配線をチェックし直すが異常なし。残量チェックのフロートが引っかかっているのではないかとの指摘に,固定ベルトを緩めバッテリーを上下させてみると…緑になった。バッテリーの位置を定期的に変えている際にも同じようなことがあったのに…それを最初に試すべきだった。「新品」なのにという意識が邪魔してしまったよ,情けないね。『Wiz of Oz』艇長,アドバイスありがとうございました。

 ほっとしたのでタマネギの酢漬けで一杯。

 15時から出かける予定なので早めに風呂に行った。

 遅めの昼食。海からの風が強い。日陰にいればそれなりにしのげるがほとんど熱風を浴びているようなものだ。

 お出かけします。ハッチが全開しないのでウインドスコープも効果薄。

 香林坊までタクシー利用,行き帰りとも自転車にするかなんて言っていたが片道8km弱,それより何より飲んだ後に漕ぐのは違法だ。
『金澤文豪カフェ あんず』で『sannaviki』艇長の知り合いである鹿野勝彦さんと会う。僕にとっては雑誌『岩と雪』でしか知らない登山家だ。まして話を聞けるなんてこんな機会は絶対にないことだ。
 '76ナンダデビィ,'84カンチェンジュンガ(隊員の『sannaviki』さんは,8,500mライン3峰の世界初縦走をなしとげている)の話を興味深く聞かせていただいた。'70エベレスト,'73エベレスト南西壁の話もなかなか面白かった。
 随分と長居したので『ASSHIWAD』へ。

 やはりインド料理が似合いますね。

 話題は尽きない。全て聞けるわけがあるはずもないないが少しでも聴いていたい。
 この店にも長時間いましたよ。

 最後はここで。話は鹿野さんご専門の文化人類学へと続く。
 中途半端なことしかやってきていない僕にとって,当たり前のようにずっとやってこられた登山と研究の話が耳に響いた。
 いい夜をありがとうございました。
 後日,鹿野さんの著書『ヒマラヤ縦走』が送られてきました。ありがとうございます。

⛵金沢港

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