Sunday, May 22, 2022

手前の潮がきつかった 十六島漁港

 静かな泊地だった。明るくなるまで出たくはないが快晴で昨日よりは(海面が)よく見える。

 いつものようにフェンダー,舫を片づけたらすぐにセールを揚げる。

 しばらくは2艇での旅が続く。七類での合流が楽しみだ。

 やっぱり(太陽が)上がってから出るより,走りながら見る方がいいに決まっている。同じように『Asagiri』のいる角島からも朝日の写真がアップされてきた。

 風は?おっ,いけてるやん,エンジンオフや。

 6kt後半出てるやないか。

 今日の航程は30NM強,4kt台に落ちてもずっとセーリングを続ける気持ちでいたが…ラジオから聞いた気象情報では,9時から10m/s,12時からは15m/sと風が上がるらしい。さっさと港に着けよう。
 日御碕を回ってからは潮がこちらに向かって流れているようだ(常にそう流れていると,地元漁師さんの談)。白波のクォーターリーなのに艇速が伸びない。(日御碕を)回ればすぐだと思ったがなかなか遠い。

 ホンダワラがペラに巻いていてアスターンが効かないずるずるの着岸だったが,先に着いた『東日流』艇長にお世話になる。ありがとうございました。ホンダ君はすぐに除去した。

 広々として停めやすい。

 よく働いていますね,ビニコンフェンダー。

 食料品店でもないかと街を探索,犬の散歩中のお兄さんに聞いたがこの近辺にはないらしい。仕方なくヨットに戻ったが,しばらくしてからその方がやってきて車でスーパーマーケットまで行ってくれるという,本当に助かりました。実は彼は地元の漁師さんで漁労長とのこと,名刺を頂いた。買い物を終えてから一旦車を置きに帰って来艇,一緒にビールをやる。つまみでも作って出せばよかったと反省。帰りにも寄りますね,一杯やりましょう。
 そうめんで昼食,『東日流』艇長,ごちそうさまでした。

 僕は素麺を啜りながら,【赤てん】で一杯やる。

 この海域を30年ばかり往来している『東日流』艇長の知り合いのお宅で風呂と夕食をいただく。ごちそうさまでした。持たせてくれた豆ご飯のおにぎりは明日の洋上昼食にしよう。
 さらにヨットに戻ってびっくり。

 昼に買い物に連れて行ってくれた漁労長さんからの差し入れが置いてあった。恐縮です。ありがたくいただきます。コーヒーが思う存分飲めるぞ。

温泉津港発  05:00
十六島漁港着 10:45(32.55NM)

2 comments:

  1. windy予報がそれなりの色でしたが、12kt~だったので行くんだろうなぁと思ったら案の定でしたが、予想の倍以上吹いたようですね。

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  2. しかも日御碕から港まで潮に押されましたよ。追手で伸びるはずなのに艇速が1kt低下しました。

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