青森ねぶた祭を楽しむ 在青森港（浅虫温泉）

　西からの風が強い。防波堤の向こう側は白波だらけだが港内は静かなものだ。

　各艇，舫の点検をする。チェーンをかけて岸壁との擦れ止めにするのがいい方法だ。拙艇のそれはステンレスじゃかなったのでサビサビでアンカーロッカーがひどい状況になっていた。それで廃棄してしまったのだがやはり必要だ。消防ホースでカバーをしておく。

　時折晴れ間が見えてきた。今日の青森ねぶた祭初日はなんとか雨に降られないだろう。

　風呂に行ってから，洗濯物を担いで青の森鉄道に乗った。コインランドリーはこの周辺にはない。

（洗濯）マシンに放り込んだらぶらつこうと思っていたが，けっこう古いコインランドリーで洗剤も自己投入，洗濯・乾燥も別々の機械を使用するので結局そこに張り付いていた。

　腹ごしらえでもするかと『おさない』へ行くが店の前には行列！みなさん考えることは同じのようだ。『大福丸』に電話すると空いている。予約を取り付けしばらく腰を落ち着けた。【ほっけ焼】の身がでかくて厚い，これぞ食いたかったホッケなのだとは『東日流』さんの言葉。各人の好みでビール，日本酒，焼酎をやった。ごちそうさまでした。

『悠』さんがあらかじめ調べておいてくれたポイントに移動する。ちょうど整理の警察官がブルーシートを拡げ出したが，それに着いて前進していいよとの（警察官の）指示。交差点手前でストップしおもむろに座り出す。なんだここは！？ねぶたが方向転換する特等席じゃないか。

　やってきましたね。

　約1時間，光の饗宴を堪能した。実際に近くで見るとその迫力と美しさに驚くばかりだった。いやあ（はるばるヨットで）やってきてよかったよ。

⛵青森港（浅虫温泉）