3時前に起きて風を確認,ともかくスタンバイだけはしておかないといけない。いつも通りの朝食の後は,ひたすら複数のお天気サイトを確認する。艫作崎も入道崎も上りがきついなあ。『Chic Rêve』艇長と朝の挨拶,本日『よじ(攀丸)』は出ないことを伝える。
最初に彼と会ったのは6/16に隠岐西之島で,『Chic Rêve』のエンジン修理が終わった直後だった(部品発注及び整備で3週間ばかりいたらしい)。夕方『sannaviki』でヨット飲みした。翌朝は境港に向けて出航された。さらに『sannaviki』も6/18に七類港へと出た。僕はしばらく西之島でのんびりしてから,台風から逃げるために鹿児島から九州西岸を急いで北上し,ろくに寄港できなかった九州五島列島に戻る予定だった。ところが予報を見ると西進,南下すると雨に閉じ込められそうだ。そらかなわんなぁ…いい風が吹く日を見計らって東進,北上することにしたのだった。
隠岐西之島出港は6/23の5時,オーバーナイトで宮津港に着いたのは翌6/24の9時20分。ずっと気分のいいセーリングができた。間人から『sannaviki』が昼過ぎに到着して合流,また2艇で北に向かうことにした。三國湊での雨滞在を経て,いわく付きの金沢港はパス,富来に向かった。
そこに『Chic Rêve』が着いていた。再会を喜ぶ。僕たち同様に天候待ちが多かったようだ。以後,3艇でのクルージングが続いたわけだ。
アンカーを回収してメインセールが揚がった。
挨拶のために岸壁に近づいてこられました。行ってらっしゃい。
時折ぱらりとくる。雲の動きが速く晴れ間が見えてもすぐに隠れてしまう。出なくて正解か…買っただけで家で読まなかった本2冊を積んでいる。それでも読んで時間をつぶそう。待ち遠しいのはお昼だ。
コンビニでWi-Fi接続してバックアップ,モバイルバッテリーにも充電しておく。イートインコーナーがあるので助かる。
しまった,12時じゃないか,そんな混んでいる時間に行くこともなかったのに。
と言って店を出ようとしたらマスターがミニトマトをどっさり持たせてくれました。ありがとうございます。助かります。
ヨットに戻る前に『まるごと市場』をのぞく。
おっ!ミョウガが出ているよ。レジでお姉さんに,
「まだ出られません。」
と言うと,
「いい,(すっかり)深浦の住人だぁ。」
と慰められたのが妙に嬉しい。
昨日と同じように2階でくつろぐ。14時半になったら『深浦観光ホテル』に行く。歩いても20分,格納した自転車を出すまでもない。
帰路,夕陽展望台から見る海に白波は見えない。このまま落ち着いていて欲しいものだ。
『まるごと市場』で惣菜を買う。
⛵深浦港
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